野田内閣は65歳以上を一律に高齢者として「支えられる側」に
置いて、必要以上に若い人たちの、将来不安をかきたてて来た。
ボクは今年78歳にもなる「後期高齢者」だが、自分を老人と思う
ことは殆どない。
同窓会に出たりすると、当然全員が同年齢だから、お互いに顔を
見合わせ「歳を取ったな」、「もうお互いに歳やからな」といった
会話で充ちる。
そんな中にも、少数派ながら元気者がいるものだ。
今年から65歳に達する「団塊の世代」が、総人口の5%になる。
日本人の平均年齢は、1955年当時で男性が64歳弱であった。
しかし2010年になると、男性でも80歳弱にまで伸びた。
65歳はまだ青二才である。そんな若い者を、古い統計を基に
して高齢者=担がれる人と定義するのは大いなる誤りである。
田舎の祭りで、お神輿やだんじりを担いでいる中に、60歳代は
いくらでも居る。下手に老人ぶっていたら、それこそ80歳以上の
長老にどやされる。
日本の経済成長は、日本人の平均寿命を、そこまで押し上げた。
漸く65歳になろうとする、「団塊世代」を老人扱いにしていては、
国力が落ちる。少なくも「年金支給」は、遅らせたら良いと思う。
日本人は貯金が大好きである。高度成長の中で、しかも昭和
ヒトケタ世代に牽引されて、後をついてきながら、高給を得て
きた世代に貯金がない筈もない。
野田が得意とする、胴上げに参加してもらおう。
人間は気力で生きているのだ。古い国連統計で「団塊世代」を、
老人扱いにするのはやめて欲しい。
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