【 今年の阪神タイガース 】

日ハムの糸井が移籍したことでオリックスが俄かに
優勝候補と騒ぐマスコミがあるが、関西での野球人気は
今年も、矢張り阪神タイガースだろう。

焦点は藤川球児が渡米した、押さえのポジションを誰が
埋めるかだ。今のところ久保の名前が上っているが、
投球術も心得ているし、コントロールも良いが、ここ一番で
三振を取るだけの球威は無い。

久保を柱に、久保田、福原、安藤などが、長いシーズンを
代わりながら登板ということに成りそうである。

先発候補は多すぎる程いるが、能見と岩田の次は去年と
同じ外人二名というのが、代わり映えがしなく不満である。

話題の藤浪や、秋山、鶴、榎田などが、先発ローテに入る
ようなら、長いシーズンに故障や、不調は避けられないから
数的には充分である。

外人枠で登板の機会が無いが、ザラテを使うと面白い。

問題は矢張りキャッチャーだろう。
ドラフトで取った、西濃運輸からの新人が、鉄砲肩と評判だが、
捕手は何と言っても、投手リードの巧拙が第一である。

ホンンモノなら、同じ西濃運輸からプロ入りした、ダンプこと
辻の二世として、人気も呼ぶだろう。

さて、新井兄弟のポジションはどうなる。
今日は2月4日で、あと一ヶ月もすれば、オープン戦が始まる。
西岡と福留が本当に、不振だった打線に活を入れてくれるか。
何歳になっても、球春が待ち遠しい

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