いまやボクの生活の一部になった透析に、今日も行って
きた。通常4時間の透析を、すでに丸十三年を経過した
身体で、三時間半で済ませているのが、ささやかな自慢である。
昨年の手術入院で血圧の異常な上昇を見せた身体の
持ち主がボクなんだけど、今日は120台で推移し、それを
心配してか婦長が付ききりでみてくれた。
ボクの血管が患者仲間の中でも最も拍動が強いらしく、
他人よりも止血に時間がかかる。
ボクの穿刺場所2箇所を二本の指で押さえていた婦長が、
ふと見るとうたた寝状態。
疲れる仕事なんだと同情し、止血を自身でやることに。
いつも担当してくれるベテランさんが、同じように居眠りする
ことが多い。なんでもボクの拍動のリズムが眠気を誘うらしい。
で、それを聞いていた若手との会話。
「ボクの脈を聴いていたら眠たくなるらしいよ。
今度デートしたら、酒なんか飲ますことなく、脈を取らせたら、
簡単に「お持ち帰り」できるな」
「小林さんの悪る~、お持ち帰りなんて言葉どこで覚えたんですか」
「そんなもん、常識やんか」
「異常やわ~」
相手は20歳代前半で、ボクはと言うとおん年75歳。
ここまで回復したということです。
パパゲーノ
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