4年間腹心(?)のメドベージェフを身代わりに充てて、
大統領に帰り咲いたプーチンが、柔道で覚えた「引き
分け」という日本語も使って、北方領土問題も早期に、
双方の納得できる解決策を出したいと、流し目を送ってきた。
野田が早速飛びついて、電話協議とは、どじょうも成り
上がったものだ。
惜しむらくはエリツインがもう少し長生きしていて、橋本
龍太郎氏が健在だったらニキタ・リューのコンビで、四島
ともに返還がありえたのではと思えることだ。
いつのサミットだったか、お互いにファースト・ネームで呼び
合う、米英欧の連中からはみ出た二人が、互いに目を交わし
「ニキタ」「リュー」と呼びかけながらグラスを空けていた姿を
思い出す。
エリツインと橋龍との仲は、本当に良かったと思っている。
惜しいことをした。
長寿国日本と異なり、ロシアの平均寿命は短い。
足元が騒がしいプーチンには、秘密警察上がりの暗さが
付いて廻る。
石油と天然ガスの値上がりだけでの経済力では、先が思い
やられるのでは。
製造業への進出が急務だろう。怖いプーチンが、どこまで
笑顔を見せ続けるか。
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