作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 ボクが最近コーヒーにまつわるエッセイを出しているのは (いつも珈琲があった7話) 】

2014-03-12 18:23:51 | 03 いつも珈琲があった

実は十年近く前に、当時はメルマガで友人たちに、書いていた
エッセイの続きで、それもボクと同年の倉本聡氏のエッセイに
「いつも音楽があった」というタイトルのものがあって、その音楽
の代わりに珈琲を持ってきた、いわば倉本氏からのパクリです。

ボクが70年代まで商社マンをやっていて、80年に独立した事は
すでに述べましたが、実はその頃幼少時からの腎臓病の悪化の
気配を感じて居り、連日のように世界の各地を飛び回る生活に
無理を知っての事も有りました。

たまたま訪ねて行ったドイツの古い会社から、日本の総代理店の
地位を得て今の会社を35年もやっていますが、最初は小さな喫茶
店でも開いて、その傍らヨーロッパ各地の小物でも扱おうかと考えて
いました。

神戸から大阪にかけて、上島家というコーヒー豆の大手があり、今は
そこの次男の系統にあたるUCCが有名になっています。
ある人が上島の七男の系統を継ぐ上島珈琲貿易の社長を紹介して
くれ、直営のコーヒー店「珈琲館」の一軒を経営するべく教えを受けた
事もありました。

東京で多くのチエーン店を展開していたドトールの社長にも、面会に
行ったことも。まだドトールは昔ながら豪華な喫茶店でした。
今のスタイルに成ったのは、スターバックスが上陸してからのこと。

スタバ式の立ち飲み喫茶を始めた人は、東京のアークヒルズの中に
あるドイツ銀行などが入っているビルの一階でそっくりの店を開いて
いた。本職は有名ホテルの中にあるドラッグストアのオーナーさんと
して有名な方だった。六本木最大の地主さんで、バンクーバーで、
億ションをそれも一棟丸ごと購入する豪快な人でもあった。

アークヒルズの、その店は特に同じビルのテナント(圧倒的にドイツ系)
に向けた大きなポット単位で売る淹れたての珈琲で、大成功して居られ
ました。アメリカにもよく新知識を得るために旅行をしておられたから、
おそらく現地のスターバックスもご存じだったのだろうと思っています。

ボクのいまのビジネスにも、ずいぶんと助言をくださった方は、もう故人と
なられました。   合掌


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