15~16日にかけて、モスコーで開催されるG20を控えて、
またもEUから、日本の為替政策にイチャモンが付けられた。

今度の主役はフランスで、モスコビシと言う経済財政相が
「為替相場は経済の基礎的条件を反映すべきだ」と、名指し
こそしていないが、日本の円安に文句を付けた形。

それを言うなら、長きにわたった円高は、経済の基礎的な
条件を充たしての事だったのかと、反論しようじゃないか。

米欧が結託して、日本円をひとり高に放置してきた責任には
頬被りしようとしても、そうは行かない。日本にも国益を主張
する権利が有る。

今度のG20には、日本からは麻生太郎副総理が出席する。
麻生はまさに平成の高橋是清の名に相応しい。