昨夜のBSフジに、見たような顔がと思ったら、かつて日本新党で
内閣を率いた細川元首相だった。
東北の被災地のガレキ処理案として、高さ20メーター程度の小山を
築き、長い堤防として、その上に樹木を育て、現代版「鎮守の森」を
作るとの案。
ガレキを全国に分散することが、地元の反対に遭って進行していない
現状に鑑みて、地元で処理する事を考えないと、何年経ってもガレキ
のままで残る。この案を実行したら、ガレキの量はむしろ足らない由。
首相としては、夜中に福祉目的税の発表をしたり、京都の邸宅の修理
費用に絡んだ汚職が騒がれたりして、晩節を汚した感があったが、
昨今の政治家と比べてみたら、天下国家を論じさせたら、矢張り相応の
見識があると感心した。
地元で長大な防潮堤に応用が出来るのなら、地元の土建業者の仕事も
増えるし、犠牲者たちの「鎮魂」の意を込めてのことなら、見るだけで
悲しいと言っている遺族たちの、心も癒されるんではないか。
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