作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 酷暑の大阪 】

2008-06-11 08:40:46 | 02 華麗な生活


ジャケットなら偶には羽織るが、キチンとネクタイをしたのは
いつ以来のことだろう。
60本以上を捨てたのが十年以上前のこと。それが僅かに
残っていて、その貴重なネクタイを締めたのだ。

ナゼって、今日はこのボクにお呼ばれがあったからです。
名前を書けば、ほとんど誰もが知っている、女性経営者の
最先端を行く方。
社長を継がれたご長男と、その妹に当たる方とで、
大阪本町のビル群の一つ。その地下にあるウナギの名店。
初対面であったが、ご両者はボクのブログを読んでおられ、
こっちの中味はバレバレとあって、気取っている余裕なんかない。

美味しくいただいてから、御本社を訪問。そこに会長が待機して
くださっていた。会長にお目にかかるのは、今日で三度目。
そんな経営者ファミリーは、ボクを親戚の一人かと思えるような、
誠に打ち解けた雰囲気で遇してくださった。
会長に言われた言葉に中に、ボクを大喜びさせたこと。
「まだこんなヤンチャな人が残っていた」。
ボクは最大の誉め言葉と受け止め、酷暑の大阪から、だいぶ
マシと思える神戸に帰り、いただいた鶴屋八幡の極上の和菓子を
社員たちと分けて賞味した。

いい歳こいて、臆面もなく本を五冊も出した。
その大胆さのおかげで、今日という嬉しい日が待っていた。




                       パパゲーノ

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