日本は三十程前の大平内閣の時に自動車の輸入税を
ゼロにした。すなわち日本の扉は、とっくに開放されて
いる事になる。

アメリカの自動車事情は、かなり違う。
乗用車の関税は2.5%だが、トラックには25%の高額が
課税される。

アメリカの自動車関連業者は、逆に関税の引き下げに
反対している。

その上で、日本の軽自動車の重量税が少なすぎると、
これも非関税障壁に当ると騒いでいる。
勝手なものである。

建設用の機械というか、自動車の一部になるのか。
コマツや日立建機には、キャタピラーという巨人が居り、
そこにも当然、関税または非関税の障壁がある筈。

コマツが鉱山用に開発した無人ダンプ等、現場の作業
に安全をもたらす物はどういう扱いになるのか。
細かく入って行けば、論議すべき点はいくらでも出てくる。