一方で大学4年生の未内定者が10万人余っている。
人気企業上位100社に限れば、採用予定は1万6千人程度で
これは早慶二校の卒業生で、ほぼ間に合う計算となる。
大学生が卒業時に、人気業種であった企業の30年後を想像
する見方が、学生にも学校当局にも無い。
今は10名内外の少数でやっているが、今後確実に成長する
企業ならたくさん有るのに、学生は見向きもしないし大学も
そうした企業発掘をやろうともしない。
大学卒業時の人気企業の多くが、30年といわず、10年後にも
消滅する可能性もある。
今朝の日経は、パナソニックの赤字が7650億円の巨額になると
報じている。今期は5000億円の黒字計上の筈であった。
パナソニックだけで、1兆2650億円の期間内収益に誤差が
発生したことになる。
一企業で1兆円を上回る誤差は、もはや誤差とはいえない。
もっと根本的な企業体質の問題というべきである。
パナソニックだけに限ったことではない。
シャープも存続が危ぶまれ、他の電器大手も軒並み苦しい。
こんな事態を、どこの大学が10年前に予測しただろうか。
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