二次元が好きだ!!

SSなどの二次創作作品の連載、気に入ったSSの紹介をします。
現在ストパン憑依物「ヴァルハラの乙女」を連載中。

おススメSS 無能営業 淫☆キュベーター(まどか☆マギカ QB魔改造 独自解釈)

2011-04-17 23:46:33 | おススメSS

無能営業 淫☆キュベーター(まどか☆マギカ QB魔改造 独自解釈)

とある少女の願い
「萌えが皆に理解してもらえるように」そんな願いをインキュベーターは興味を抱き学び。

バグった

原作の鬱?ノルマ?何それ美味しいの?
萌えがあればいいじゃないか!そんなぶっ壊れたQBが少女たちをかき回します。
それと所々にちりばめた小ネタも笑えます、見るべし。


ABCD評価

A

更新速度も速い
すでに完結ずみなのがまたいい。
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501統合戦闘航空団の戦い-Ⅱ (ヴァルハラの乙女たち)

2011-04-17 23:18:26 | 習作SS

視点:ミーナ

バルクホルンの部隊が敵と接触した直後レーダーが使用不能に。
続けて管制塔(時に501では司令塔とも呼ぶ)に設置してある固定電話にロンドンの司令部からの通報が入る。

曰く、哨戒艇が超低空でこの基地に向かっているネウロイを発見。ただちに迎撃せよ。

バルクホルンが向かったのは囮、本命はこの基地とは!
ミーナはネウロイの狡猾さに舌を巻くと同時に自分の判断ミスを責める。

しかし、そう落ちこむ暇はない。
格納庫にいるだろう美緒に連絡しなくては。

「美緒、いいえ。
 私も出ます、先に坂本少佐は基地に残った全員を率いてただちに出撃しなさい。」

『了解した!
 ところで宮藤とリーネはどうする?』

「それは・・・。」

リーネは精神的に不安定な所が残り初陣でいきなりニ階級特進(要は戦死)になるだろう。
宮藤に至っては飛行時間は10時間も達していないヒヨ子のヒヨ子、戦力としてカウントするわけにはいかない。
ゆえに結論は決まっている。

「2人は出しません、基地で待機してもらいます。」

『いや、それが。なんだ。
 2人ともユニットを履いて一緒に出ようとしているんだが。』

「・・・・・・。」

ミーナは考える。
宮藤は分る、戦意の面では歴戦のウィッチ並みで初飛行にも関わらずネウロイと戦えた。
だが、リーネは違う。ここ501に来てからずっと委縮したままで、こうして進んで出撃するのは今日までなかった。
どういうことだ?

『実はな、宮藤が
「私たちが半人前なら2人合わせて一人前です!」というわけだ。はっはっはっは!』

こっちの心境でも読んだのか原因を言ってくれた。
なんか色々省力されてるがまあ、いい。主題のリーネがいい方向へ成長したのはたしかであるし。
予備兵力として運営できて戦術の幅が広がる。もしかすると使えるのかもしれない。
新たな結論をミーナは回答する。

「宮藤さん、リーネさんは予備兵力として運営します。
 攻撃は私、坂本少佐、エーリカ、ペリーヌさんでします・・・サーニャさんは魔力切れだから以上の4人ね。」

大型ネウロイに4人は少しばかりきつい。
トゥルーデが居ればそれだけで済むがいない時はせめて攻撃で6人は欲しい。
でもどんなに要求しようが、ないものはない。現場の創意工夫で何とかするしかないのだ。

『ミーナ、安心しろ。
 宮藤たちに頼らざる場面を作り出す毛頭はない。
 ミーナがいればきっとうまくいく、今日もさっさと終わらせて見せるさ。』

ネガティブな方へ思考がそれた所で美緒のフォロー。
毎度はこんな気の利いたことはできない、鈍感ジゴロ侍の突然のフォローでミーナの胸の鼓動が早まる。

「美緒・・・。」

『む、回転数が離陸可能まで上がったか。
 じゃあ先に行ってくる、ミーナも遅れるなよ!』

「え、あの、ちょ。」

やはり鈍感ジゴロ侍のままであった。
返事を聞かずに行こうとする。

『兎も角、
 最近はデスクワークが多くてあれか?体重が増えて・・・。』

「馬鹿!知りませんッ!!!」

ブチッ!と力強く無線のスイッチを消す。
静けさが部屋を支配し、ミーナは今すぐ行かなくてならないのは知ってはいるが。
ため息と愚痴を零さずにはいられなかった。

「これだから、扶桑の魔女は・・・。」

叶わぬ想いと振り回される自分にミーナはため息をついた。

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501統合戦闘航空団の戦い-Ⅰ (ヴァルハラの乙女たち)

2011-04-17 00:48:17 | 習作SS

視点:バルクホルン


照準にたっぷり収まる距離まで詰めてから一斉に射撃開始。
ネウロイは直前になってようやくこちらの攻撃に気付いたが、遅い。

4人の魔女と4人のネウロイが交差する寸前。
何度も何度も繰り返してきた動作、MG42の引き金を引く。
マズルフラッシュに肩に強い反動、発射音の爆音が耳に聞こえる。

人型ネウロイ、いやこの場合ウィッチ・ネウロイ。
それとも前世で鑑賞した某ゲームと同じくNecro(人間の死体)を Morph(変質)させたからネクロモーフと命名すべきか。
7.92ミリ弾が当たる瞬間、彼女は血どろみな顔を私に向けていた。

驚きも恐怖も喜びもない表情、感情がまったくない。
あれは正確にいえば実験動物のモルモットに対する眼で私を見ていたのだろう。
興味深い観察対象として。

彼女の上から降り注いだ私の7.92ミリ弾が背中に斜めから突き刺さる。
『直死の魔眼』が捉えた寿命そのもの、生命の根源を示す『点』に着弾。
生命の存在を壊されたかつて祖国を守る使命感に燃えていただろう少女は灰となってその場で消えた。

撃墜記録更新。
交差してから再度攻撃態勢に映るべく緩やかに旋回しつつ上昇。
首を後ろに回して戦果確認。予想なら教本通りの理想的奇襲を受けて無傷で済まない。
まして501は各国から集められた精鋭、瞬時にケリがつく。

「大尉、あいつら落とせてないぞ」

インカムからエイラの音声。
馬鹿な、と問う前に確認。たしかにそうだった。
敵は4機中半分が生存、エイラの口ぶりから私とエイラしか当たらなかったようだ。
しかも、シャーリー、ルッキーニペアは追われている側になっている。
くそ、撃ったが見た目が人だからハズしてしまった口か。

「何をしている!早く離脱して次の攻撃を実行しろ!」
「わ、わかっている、わかってるって」

叱責するが反応はよろしくない。
マズイ、シャーリーが心理的に追い込まれている。

「ひ、こ、来ないで!」
「落ち着け、落ち着くんだルッキーニ!」

エイラも呼びかけるが駄目だ、ルッキーニも恐怖に飲み込まれている。
あの高速コンビが普通なら問題ないがあんなもん相手だからッ・・・ええい!

「私についてこいエイラ!」
「了解!」

やるべき事は簡単、こっちが撃ち落とすだけだ。

「ほろほら、こっちこっち~。」
「さあ、こいこい。」

エイラ、私が挑発するようにネウロイの後ろから当たるか当たらないかの距離で発砲。
追いかけている自分が逆に狩られる側に転落したのを分りすぐに乗ってくれた。

縦回転で方位転換、私たちの正面に。
ははん、ヘッドオンで仕留めたいのか。
お互い正面から撃ちあい衝突に相打ちも起こりうる危険な戦闘。
訓練学校なら零点確実、まともな魔女は自分がやられる可能性にわざわざ賭けない。
 
でも残念。唯の魔女ならば、だ。
こういうのにも慣れた私に、未来予知で弾を避けるエイラ。
相性が悪いことこの上ないのだ。

「・・・・・・!」

グングン接近する。
先手を打たれ何発か前面に張ったシールドに着弾して火花が散る。
しかし大丈夫、撃つのが早すぎるからシールドを張る余裕があり脅威でない。
死体の元の人物をコピーした戦闘力とすると新兵だったと判断できる。

「終わりだ」

コンマ数秒、絶対当たる最高の距離。
足を強引に動かし真横に機動、視界はネウロイの横で上下逆さまに変化。
横から撃ち放題ということになった。

「――――――。」

ネウロイはそんな私に表情がない面で視線で追っていただけだった。
見られる、否視姦される気分。じっと不気味に興味深いモルモットとして観察する死んだ魚のような眼。
グロテスクな肉塊とメタリックボディ、生前の制服が混ざり人間に嫌悪感しか湧かない姿。

気持ち悪い、不気味だ、不愉快だ、今すぐ殺したい。
魔眼が捉えた映像情報から分析もしたくない。

発砲

吐き出された弾丸は無慈悲に上半身をミンチにし、慣性と重力にしたがい落下してゆく。
本日2体、人の形をしたのを殺したけど何の感情も浮かばなかった。

「状況報告」
「こちらエイラ、こっちも撃ち落とした。」
「シャーリーだ、その、あの・・・。」
「・・・大尉のおかげで助かったよ。」

エイラは変わらぬが凸凹コンビの弱弱しい対応。
刺激が強すぎたよな、あれは・・・。

おっと、周囲を確認。
敵影確認できず、つまりは戦闘終了。
シャールッキーニコンビも合流しつつある、後は送りオオカミを警戒しつつ基地の戦闘に参加するだけ。

「言いたいことは帰ってからだ、
 基地の戦闘に参加する。全員、最大戦速で行くぞ。」

返事を待たずに基地の方角に向けて魔道エンジンを吹かす。
後から残りの3人も色んな返事を返しつつ、ついてゆく。

「うん?」

ふと見られている気配を探知。
警戒心を最大に。視線をあちこち回すが見当たらない、襲ってこない。
さっきまで戦闘ゆえに気が立っていたのかもしれん。

さて、行こう。
501の皆のために。
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