二次元が好きだ!!

SSなどの二次創作作品の連載、気に入ったSSの紹介をします。
現在ストパン憑依物「ヴァルハラの乙女」を連載中。

【間に合わぬ】Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 12話鑑賞 今年最後のFate上

2014-12-30 20:07:36 | 日常






凜「何って遊びに行くに決まっているじゃない、デートよデート」
士郎「そっか、俺と遠坂と……って!え、えええええ!!?」

急遽デートをすることになり、驚愕する士郎。
そしてそれを茶化す大河であった。











デートその1:喫茶店でお茶
デートその2:ショッピングなど

その間にセイバーはパフェ、クレープ、たい焼きを食す。









デートその3:眼鏡屋で眼鏡を試す3人。








凜「背のことは保障できないけど、
  きっと飛びっきりいい男になるわ。
  それだけは、私の保証つきよ、士郎」

士郎「なっ――――!?」

凜「あは、照れて照れてる」

士郎「この性悪、同学年をからかって楽しいか」



魔術師、魔術使い見習いの2人。
そして聖杯戦争のマスターであり、日常とはかけ離れた世界の住民であるが、
ごく普通の男女の甘酸っぱいやり取りに対するセイバーの反応がほっこりして良い。









原作でも描写されたバッティングセンター。
ヘルメットを被ってもなお主張するセイバーのアホ毛がこのシーンの注目点だと思う。










原作でもあった昼食イベント
まだまだ食べる気満々なセイバーに思わず笑みが漏れる。


士郎「ああ、感謝している。
   遠坂が何を企んでいたのか分からないけど、
   気を使ってくれたことは本当だろう?」

凜「ううーーーん、ふん……」







一方大河は墓参りをしていた。
セイバーが尋ねて来たことを報告する大河だが、
ここは竜洞寺、その背後には邪笑を浮かべたキャスターがいた。









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おススメSS Fate/Zure

2014-12-27 22:04:38 | おススメSS

Fate/Zure


片思いの女性の娘が魔術師としては外道である実家に養子として来る。
その事実に史実の間桐雁夜は後先考えず自分の父にして党首である臓硯に聖杯戦争の参加を申し出て、敗退。

しかし、この世界の雁夜は臓硯が求める物と聖杯戦争という特性から見出したある提案をする。
曰く、ケンタウルスのケイロン、不死の薬を探し求めたとされるギルガメッシュ、錬金術師ニコラス・フラメル。
不老不死とされるサンジェルマン伯爵、聖剣の鞘に不死効果があるとされるアーサー王と不老不死の手段を有する英霊がいる。
聖杯戦争後もサーヴァントを現界させ続けることで、臓硯の不老不死の願いを適えてやる――――。

そして運命は異なる方向へ動き出す。
間桐陣営が聖剣の鞘をアインツベルンから強奪。
ウェイバーは時計塔で蛇の抜け殻の遺物を窃盗――――結果。


セイバー:ディルムット
アーチャー:ジルドレイ
ランサー:征服王
キャスター:ハサン
ライダー:英雄王
アサシン:不明(ナチスの将校姿をしているのでラインハルト・ハイドリフ?)
バーサーカー:騎士王


基本道化な立ち位置な雁おじがTUEE系でもなく、
少しの知恵を絞って物語の状況を変化させた点が良し。
連載も現在継続中なので完結が期待できそうです。



―――結論から言うと、個人、或いは人類としての間桐雁夜は既に死亡している。

 髪は白くなり、血の気の失せた肌には黒い静脈が浮かんだ醜悪なものに変化した。
初見で彼がゾンビの類でないと見抜くのはほぼ不可能、と言ってしまえる程にその姿には生気が無い。
しかし、その瞳だけはどろりとした執念を宿して仄暗い炎を宿している。

『呵々、お主の肉体も存外しぶといの?』
「俺に、死なれたら……困るのはテメェだろ、クソジジイ。……俺を苗床にしたんだからな」
『お主の計画に少々儂が手を加えてやった結果じゃろう? 本来死ぬはずであったお主を生かしてやるのじゃから、感謝せい』
「……きゃーおじーさまやさしー。かりやかんげきー」
『――――お主のひねくれ方は可愛げがないのぅ』
「……アンタに、似たからな」

かすれた声でそんな会話を行う雁夜の肉体は、既に九割九分九厘が人間のそれではない。
アインツベルンのホムンクルスをベースにした刻印虫を大量に植え付けられ、皮膚や毛髪以外は、
全てが蟲に置換されているのである。既に雁夜の肉体には脳や心臓すら存在しないにも拘らず、
雁夜が意識を保てている理由はただ一つ。

――――雁夜の意識は、臓硯の手により一匹の『脳蟲』に移植されているのだ。

最早人間ですらない蟲の塊と化した雁夜。その肉体は現在、『雁夜』と『臓硯』の二匹が同居する、奇妙な生物になっている。
雁夜は自身が蟲となってから知った事なのだが、臓硯はとうの昔に自身を蟲に改造していた様なのだ。
それによって、一つの肉体に二人の意識がタンデムする事が可能になっている訳だ。
肉体を操縦するには意識が二つあるというのは寧ろ欠点であるのだが、
その問題は『臓硯は基本的には身体を操縦しない』という取り決めによって解決されている。

しかし、これだけでは単に雁夜が二重人格まがいになっただけであり、
臓硯にも雁夜にもまるで利益が無い。主観的にも客観的にも不便極まるだけである。

にも拘らず、二人三脚じみた曲芸を二人が選択したのは、
雁夜のアイデアをもとに臓硯が計画した大仕掛けの為に他ならない

仕込みは上々。
雁夜の手には令呪が宿り、念願の聖遺物も入手できた。

――――――そして今宵、間桐は過去最強のサーヴァントを召喚する事で、その計画を完遂する。







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【今更】Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 11話鑑賞 日常パート

2014-12-24 20:27:29 | 日常






士郎「昨日は大変だったもんな、さて感謝の意味も込めて朝飯を作りますか―――っ!?」

対キャスター戦を終えた翌日。
熟睡するセイバーに微笑ましさを感じつつ、
士郎は立ち上がるが思うように体が動かないことに気づく。











今日は土曜日の半日授業。
昼食をセイバーと取ろうとした矢先、あかいあくあま襲来。
一度開いた玄関を思わず一度閉めてしまうが、あかいあくまが乗り込む。

凜「いい機会だから、今日はここで会議をするわ」
士郎「なっ!?」









士郎「キャスターの奴、追い詰めたら自爆するっていうのか?」
凜「するでしょう、そりゃ」
セイバー「しますね、恐らく」


対キャスター会議。
あまり追い詰めるとキャスターが自爆する。
という意見で女子2人が同意し、反論できない士郎であった。









士郎「勝負あったな……」

時刻は6時を回っていたため、
凜に帰宅を促したが今後の方針も決まっていないのに帰るわけがない。

と凜が言い、そのまま夕食に突入。
暴れるタイガーであるが凜に言い負かされる。









凜「良い結界ね」

風呂上り、士郎は凜と語り合う。
凜の魔術師としてあり方そして士郎のあり方について









凜「勿論、衛宮君も楽しかったのでしょ?」
士郎「……っ」
凜「ちょっと、どうして黙るのよ?」
士郎「……………」
凜「……ちゃんと答えて、衛宮君。私とんでもない勘違いをしていたかもしれないから」

魔術を習うのが楽しいと答える凜に返答できない士郎に凜が詰め寄る。









士郎の脳裏に浮かぶのは10年前の災害。
自分には幸福になる資格はない、と言う士郎に激怒する凜であった。

凜「あ~~もうっ!あったま来た!!
  要するにアンタ!人のことばっかりで自分に焦点があっていなのよ!!」

士郎「え?あ、ちょ?」

士郎「うるさい口答えするな!!
   あーもう、似てる似てるとは思っていたけど、
   まさかここまで似ているなんて思ってみなかった」









アーチャー「人助けの果てには何もない、結局他人も自分も救えない―――偽りのような人生だ」


士郎の体調を直したアーチャーであるが、
正義の味方という夢が借り物の理想であるならばそれはただの空想であり、
理想のために戦って救えるのは理想だけで、人を救える道はないと語る。

士郎は反発心を抱えつつ黙ってアーチャーの言葉を聞くしかなかった。








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おススメSS Fate/Re-start -フェイト リスタート-

2014-12-18 21:00:11 | おススメSS

Fate/Re-start -フェイト リスタート-


マスターに無視を決め込まれたセイバーは、
冬木の地に降り立つ前から嫌な予感を感じていた。
この戦争は碌なことにならないと――――そしてその予感は的中してしまった。

セイバー:騎士王
アーチャー:英雄王
ランサー:武藤カズキ(武装錬金)
キャスター:暁美ほむら(魔法少女まどかマギカ)
ライダー:征服王
バーサーカー:アンデルセン(ヘルシング)
アサシン:甲賀弦之介(バジリスク甲賀忍法帖)

初戦の対アサシン戦でアーチャーこと英雄王が脱落。
突然の弟子の裏切りで呆然とする遠坂時臣もまた言峰綺礼の手により死亡。
セイバー陣営は英霊として質が高い英雄王のせいで、初戦で英霊が2体脱落したと勘違いしたまま戦争に突入。

結果街中でバーサーカー陣営と遭遇し、聖剣を街中で放ち冬木に甚大な被害を与えてしまう。
さらに、キャスターこと暁美ほむらは連続ループの知識を利用しつつ手段を選ばぬ殺戮に手を染める……。



≪……セイバー、聖剣を使え≫

切嗣からの念話に、セイバーは驚愕した。

≪ッ!? 切嗣――しかし、それでは!≫

動揺の声。
こちらは切嗣とは違い、住民への被害を鑑みての反応だろう。

それしかない――という諦観すらない。
セイバーにとって、その選択肢は論外だったのだ。

彼女にとっての聖杯は『正しく戦った上で手に入れるべきもの』であり、それ以外は認められない。
最低限のルールを守って戦わなければ、それはただの鬼畜の所業。
この世に地獄を生み出すだけの行為であると断じている。


――ここに、セイバーと切嗣の信念の相違がある。
決して交わる事のない、『騎士王』と『天秤の計り手』の違いが――。


切嗣にとっては『戦い』そのものが地獄であり、この世で最も愚かしい行為である。
故に、戦いが起きてしまったなら、一刻も早く、結果的な犠牲者を一人でも減らすように終わらせる。

それこそが衛宮切嗣の『正義』……。

衛宮切嗣が聖杯を得れば、世界からあらゆる『戦い』が根絶される。
そうなれば、これから人類が歩む未来に『戦い』による犠牲者は一人たりとも現れはしない。
そう。例え……


――例え、こ・の・場・で・何・千・何・万・も・の・
無・辜・の・命・が・犠・牲・に・な・ろ・う・と・も・、
結・果・的・に・は・、そ・の・何・億・倍・も・の・人・々・が・救・わ・れ・る・だ・ろ・う・――――。


≪令呪を以って命じる――≫

「な、――まさかッ!? 正気か、切嗣ッ!?」

≪セイバー、『聖剣を以って――≫

「よせ、切嗣! やめろぉぉおおおおオオオオオオオッッ!!」

≪――バーサーカーを打倒しろ』!!≫



――その日、黄金の輝きが冬木の街並みを一閃した。












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【予告】弓塚さつきの奮闘記~MELTY BLOOD編 ACT.4「原因」

2014-12-16 23:11:09 | 連載中SS

ここはどこだろう?
上下左右の感触が掴めない不思議な意識の中に俺はいた。
重力もないようで体の重みも感じられず、浮遊感にただ身を任せる。

一体いつからここにいたのだろう。
記憶もひどく曖昧で、思考することができない。
おまけに、視界情報もなく、自分がどうなっているかがまったく分からない。

しかし、何も分からないことに不安に駆られることはない。
なぜならこうしてじっとしている間、不思議と体は暖かく、気持ちが良い。

気力が湧かない、体が動かない。
けどこのまま別にずっと居ていいような気がする。

そう、それこそ永遠に――――。 

唐突に紫色の少女の姿が瞳に浮かんだ。
灰色の脳漿が彼女、シオンとの出会いの記憶を再現する。
吸血鬼との対決、そして俺は致命傷を受けて倒れた記憶が蘇る。

思い出した。
俺はこんな所でボンヤリとしてはいけなかった事に。
起きて、あの後の話を聞かなくてはいけない。

体が重い。
瞼を開くだけでも重みを感じる。
けど、それでも開けねばならない。

吸血鬼、シオン。
そして謎の第三者の介入。
その全てを俺は知る必要があるのだから。

「く、は――――」

徐々に瞼が開く。
光りが鼓膜を刺激し、眩しさを感じる。
まだ吐く息は荒く、呼吸はか細いものであるが、
沈み込んでいた意識は覚醒し、視界情報が認識できるようになる。

「ここは、」

体に掛かる布団。
首だけを回して周囲を見るとどうやら俺の部屋らしい。
多分、シエル先輩とさつきがここまで運んでくれたのだろう。

が、部屋には俺以外誰も居いない。
ここから、先は俺が行動に出る必要があるようだ。

しばらく、浅い呼吸を繰り返し、
やがて上半身を起き上がらせるのに成功した。

「ぐっ……!?」

痛みが胸元から走る。
視線を自分の胸に移せば包帯がキッチリと巻かれている。
しかも、包帯には何らかの文字が書かれておりどうやら唯の包帯ではないようだ。

こんなことが出来る人間は俺が知る限り2人しかいない。
1人はロアから知識を授かることで魔術師を始めたさつき。
そして、同じくロアから魔術の知識を学び、例え仮の姿でも俺にとっては先輩の、

「もう、こんばんわ。
 と言うべき時間帯ですけど、
 おはようございます、遠野君」

「先輩……?」

横から声。
首を回せばその先輩ことシエル先輩が佇んでた。







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