二次元が好きだ!!

SSなどの二次創作作品の連載、気に入ったSSの紹介をします。
現在ストパン憑依物「ヴァルハラの乙女」を連載中。

おススメSS 冬木市には優しい聖杯戦争

2015-02-26 22:44:40 | おススメSS

冬木市には優しい聖杯戦争


第四次聖杯戦争のサーヴァント入れ替えのSS。
このSSのテーマは対軍宝具や建物が爆破、民間人の犠牲皆無。
と、毎回死者多数の聖杯戦争とうって変わってタイトルのとおり冬木市に優しい聖杯戦争です。

セイバー:騎士王
ランサー:ディルムット
アーチャー:ロビンフッド
キャスター:玉藻
ライダー:アスフォルト
アサシン:ハサン
バーサーカー:切り裂きジャック

金ぴかも居なければ征服王もいない聖杯戦争。
猟奇殺人鬼のマスターはおらず変わりにフランシスコ・ザビエルがマスターに選ばれる。

セイバーを除けば町を巻き込むような派手な宝具を持つ英霊はなく、
一見セイバー陣営の勝利に揺るぎがないように見えるが協力すぎるがゆえに全ての陣営から眼をつけられ……。

メタいネタにギャグが少々ありますが、予想外の展開とキャラの動きが大変面白いです。
2月15日で完結済みなので安心して読めます。



「…あの場にいたほか2人のサーヴァント、どう動くつもりなんだか」

こんな言い方はおかしいが、自分、つまりロビンフッドは圧制への反逆者であり犯罪者だ。
だがその時代の圧制もあって、いまや『自分達』は英雄として語られている。

反面、ハサン達は時代の流れもあって、教団のトップでありながら善良だとは思われていない。
だが、どちらも闇討ちを専門とする襲撃者だ。セイバーやランサーのような正面からの強さはない。

そして、どうにもあの場に集っていた観戦者たちは、自分達と同類のように思えたのだ。
その姿を見たわけではなく、単に雰囲気のようなものを感じただけだが。

似ているようで、異なっている、後ろ暗さを感じずにいられない。
おそらく、ハサンも同様の感想を抱いているだろう。

正面から戦えないのであれば、側面ないし背後をつくのは当然であるが、
ランサーが脱落し、残る六騎中四騎が闇討ちを得意とするのであれば。

「ご愁傷様としか言えないぜ」

まず間違いなく四騎全員がセイバーを狙い、脱落させるであろう。
だが、その後にどのような戦場になるのか。ロビンフッドは自分と同じ性質の敵を見極める覚悟を固めていた。

言い方は悪いが、闇討ちをして歴史に名を残す奴が、まともであるわけが無いのだから。













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日の晩酌 フランスパンのパテのせ

2015-02-23 22:04:18 | 日常





本日の晩酌はカリカリに焼いたフランスパンに

・鰯のパテ
・トマトブルスケタッチ
・バジルパテ

を乗せて頂きました。
ビールはアメリカの地ビール「アンカースチームビール」

パンに乗せた材料は全て業務スーパーで購入しました。
特に鰯のパテ、スモーク鰯のパテは手のひら大の缶で100円台と非常にお買い得。
予想よりも鰯の苦味や臭さはなく、かと言ってあっさり系ではないので黒ビール系が非常に合う一品でした。



なお、奮闘記は今週中には投稿可能・・・たぶん










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土日は城崎温泉、天の橋立に行っていました。

2015-02-17 21:46:11 | 日常

土日更新がなかったのは旅行に行っていたためです。
今回は城崎温泉、天の橋立へ行ってきました。




山頂より城崎温泉の地域を見る。
こうしてみると普通の温泉街よりもコンパクトにまとまった街だと思います。





ぼやけているけど夜の城崎です。
3連休でなくてもかなり人がおり、
下駄が周囲で鳴り響いていました。




地ビールです。
1L瓶と大きい上に変わった形状をしています。
ものは黒ビールで、味は焦げた感触が強く飲兵衛好みでした。
一気に飲む代物ではなく、ゆっくりと味わって楽しむ味でしょう。





城崎より電車に揺られて1時間。雪が残る天の橋立てに付きました。
寒波が騒がれていましたが、予想以上に暖かったです。





山頂より知恵の輪を見る。
この輪の中に皿を投げ入れることができたら
(3枚200円)と縁起があるそうです。





天の橋立です。
日本三景の名に恥じぬ景色です。
ここでも人はそれなりにいました。





そしてお約束の股覗き。
と、旅行を堪能してきました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おススメSS もしもな世界のラウラさん

2015-02-12 22:44:36 | おススメSS

もしもな世界のラウラさん

軍人馬鹿でツンキャラ筆頭の、ラウラ・ボーデヴィッヒが、
もしも軍隊で立ち直れずに、落ちこぼれのままだったら?

というIFのSSです。

落ちこぼれたラウラは千冬に引き取られ、一夏の元で居候。
お互い衝突しつつも一夏の周囲の友人たちの助言と助けで徐々に和解。

そして世界で唯一ISを動かせる恋人と共にラウラはIS学園へ入学する……。

このSSでの魅力は主人公の姉や周囲の友人たちが、
迷える一夏とラウラを様々な形で助言し、導いていく過程です。
そこで生まれる信頼と青春の物語と描写が綺麗に描けて大変すばらしいです。

ぜひ見てください。




「知ってるか? 恋人っていうのはさ、離れててもお互いを想う気持ちは全然弱まらないらしいんだ」

 遠距離恋愛とか、よくある話だしな。
月に1回、あるいはもっと少ない頻度でしか会えなくても、彼らは互いに愛し合うことができる。

「だから、そう心配するなよ。ちょっと離れたくらいで、俺がお前を大事に思う気持ちは変わりようがないんだから」
「一夏……」
「もちろん、他のみんなだって同じだ。ちょっとやそっとで、お前を見捨てたりなんてしない」

不安を、恐れを、どこかにやってしまいたい。
その一心で、俺はもう一度ラウラの体を強く抱きしめた。

「本当に、大丈夫なのか?」
「大丈夫だ。俺を信じてくれ」
「……そうか」

不安げな色を含んでいた彼女の声が、穏やかな調子のものに変わっていく。

「IS学園に行きたいという気持ちは、確かにある。あの場所で学びたいというのは、本当だ」
「ああ」
「別々の進路を選んでも、お前は私を見捨てないか」
「当然だ。離れていたって、一緒に歩くことはできるんだからな」

寂しいようなら、毎日電話したっていい。
今の世の中、連絡をとる手段なんていくらでもある。

「それなら……」

今までの兄妹という関係では、届かないものがあったのだろうか。
形はそれらしくても、血がつながっていないという事実は残るし、正式な手続きを踏んだわけでもない。
だから、本物になりきれなかったのかもしれない。ラウラの不安を消し去る、確かなものが得られなかったのかもしれない。
もちろん、時間をかければまた違った結果になると思う。本物の家族になれる可能性だって、ゼロじゃないと言える。
……ただ、半年という時間では、足りなかったというだけだ。

「それなら、私も選べるかもしれない。離れるという選択肢を」

恋人に血のつながりは必要ない。間違いなく、本物の関係になれるものだ。
そして、彼女はそれを信じてくれた。
そのことが、本当にうれしい。

「ありがとう、一夏。好きだ」

抱きしめていた体を離して、ラウラの表情をうかがう。
……それはもう、このうえないほどの満面の笑みを浮かべていた。
どうにも歯止めが効かなくなって、すぐまた彼女の背中に腕を回してしまうくらいの可愛らしさだった。







1週間後。考えを固めたラウラは、千冬姉にIS学園の入試を受けることを報告した。
千冬姉は満足げにうなずくと、ラウラの頭をぽん、と叩いた。頑張れ、という言葉とともに。

そこからは、俺もラウラも受験に向けての準備に明け暮れた。志望校は違っても、勉強が必要なことに変わりはない。
そしてその傍ら、一緒に過ごす時間を大切にすることも忘れなかった。
来年の春になれば、毎日同じ家に帰るということもなくなってしまうから。
入試までの半年弱の間、俺達はかけがえのない日々を大事にして。

そうして迎えた、次の年の春。
俺は前代未聞の出来事を経験し、思い描いていた人生は大きく形を変えることになる。
『世界で唯一ISを動かせる男』という肩書きとともに。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【予告】弓塚さつきの奮闘記~MELTY BLOOD編 ACT.6「シオン」

2015-02-08 21:12:28 | 習作SS

弓塚さつきがタタリと交戦を始めた頃。
アルクェイドと秋葉に散々絞られた遠野志貴は再度眠りについた。
いつもなら無理をしてでもタタリの捜索に行って行くところであったが、
シエル先輩の安静するようにとのお願いに従い、眠りについていた。

アルクェイドと秋葉はそれぞれタタリの捜索に出ており、
ゆえに今部屋にいるのは志貴のみ、寝息だけが部屋の中で小さく音を立てていた。

そんな中、静かにドアが開かれる。
するりと忍び寄るように人影が部屋に入る。
人影はゆっくりとベットで眠る志貴の元へ近寄る。
やがて、枕元まで来た人影は何もせずじっと眠れる王子を見た。

直ぐそばに人が立っているにも関わらず志貴は相変わらず寝息を立てて寝ている。
これだけなら、何ともない事実であるがしばらくその姿を見ていた人影は、ふと違和感を覚えた。
人影は人より遥かに優れた頭脳を回転させ、その違和感について考える。

解答は直ぐに出た、そうあまりに静かなのだ。
魔術で自己暗示による精神洗浄をしているならともかく自然の眠りにしては生気がない。

志貴の眠りはまるで、

「まるで死体のようですね、貴方の眠りは」

そうシオン・エルトナム・アトラシアが感想を呟いた。

そして、そっと手を志貴の頬を撫で、エーテライトを接続し志貴の体調を見る。
傷は回復傾向にあるが体温は平均より低く、心拍数も少ない。という解が直ぐに頭脳にはじき出された。

「よかった」

その結果にシオンは思わずそんな言葉を発し、
刹那、自分の口から出た言葉の内容に動きを止めた。

何故ならシオン・エルトナム・アトラシアが、
他人を気遣ったような経験は、今は亡き友人であるリーズバイフェ以来だ。

アトラス院にいたころは他人に対して全て無関心で、
ここ最近は教会とアトラス院から逃げる日々であったためそうした余裕は一切なく、
加えて言えば、タタリを追うことのみで他人に興味関心を持つという発想自体まったくなかった。

それがどうだ?
たった今他人を気遣った。
それも初対面は殺しあった人間だ、おまけに異性だ。
何がシオン・エルトナム・アトラシアにこのような行動に移させたのか?

遠野志貴の異能の希少価値?
たしかに研究材料として魅力的であるが解に合わない。
何故ならその眼だけを奪う隙はあったはずだがしなかった理由が見つからない。

タタリ打倒のための協力者であるから?
それはあるかも知れないが、何故遠野志貴なのか?
協力者ならば真祖に代行者、吸血鬼と選択肢は複数あったはずだ。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする