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Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

BBC Sherlock: HLV Spoiler Free Review (シャーロック・カンバーバッチ)

2014-01-12 16:12:07 | B. Cumberbatch (B.カンバーバッチ)


まだ『The Sign of Three』を観ることできていないのに最終話の話題です。





8日『His Last Vow』のプレヴューが済み、ティーザーも流れ、緊張感が高まってきますね。
知りたい・・・でも知りたくない・・・でもやっぱり怖いけど知っておきたい・・・


なんだか恐ろしい展開のようで、いてもたってもいられません。
DVDの到着を待って、なんて悠長なこと言っていられないお話しのようです。


プレヴューで観た人やいくつかのメディアに載っている『ネタバレ無しレヴュー』を読んだだけでも、深刻な展開になりそうなことがわかってしまう。



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以下スポイラー・フリーと銘打ってはいるけれど、色々知れてしまうレヴューを読んで最終結末に想像を膨らませたいと思います。
ネタバレ回避の方は、ここより先には進まないでくださいネ。




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METROには次のようなヒントが。



Sherlock: His Last Vow – 11 spoiler-free finale teasers
Friday 10 Jan 2014 10:18 am

シャーロック『His Last Vow』:ネタバレなしの最終予告編
日曜夜に見逃してはならない11項目:



1)二つの話がこの一話に
『The Last Vow』はドイルの短編ニ作品がベースになっている。
悪名高いチャールズ・オーガスタス・ミルヴァートンが登場する『犯人は二人』とホームズ引退前最後の事件『最後の挨拶』だ。





2)ミルヴァートンではなく『マグナ(ヌ?)ッセン』

『The Empty Hearse』最後にメガネをかけた悪人、マグナッセンの名が出てきた。非常に不快な人物で、BBCトレーラーの中でシャーロックは
『僕は殺人鬼、精神病質者たちと渡り合ってきた・・・けれどチャールス・オーガスタス・マグナッセンほど吐き気を感じるヤツはいない。』
と吐き捨てるように言っている。




Sherlock Series 3: Episode 3 Trailer - BBC One






3) トーンは暗く

一話二話に比べてユーモラスなシーンはずっと少ない。最終話は異論あるところかもしれないが、これまでの『シャーロック』の中で最も暗く、最も強烈なエピソードだ。






4) シャーロックはどこに?

話の冒頭、ジョンとメアリーはシャーロックをしばらく見かけていない。その間、彼はある普通ではない仲間と過ごしている。





5) 興味深い過去

ハドスンさんの旧姓や風変りな前職など、さらなる過去が明らかになる。








6) 行動する男

時々私達はジョンが退役軍人であることを思い出させられる。
ここで彼は単身危険な中へとどんどん入っていく。





7) 愛称

ホームズ兄弟は思いもかけない愛称で呼ばれる。マイクロフトはそれを全然気に入らない。





8) 赤髭

第二話でマイクロフトがほのめかしていた赤髭 - 何の意味があるのか?
マイクロフトは二話で『赤髭』と言って弟はムッとしていた。
私達はこの謎の人物をシャーロックの子供時代から知ることになる。 




9) 賭け事好きなのか?

シャーロックはカードゲームで獲得した珍しい賞品を有効利用する。






10) 背景が変る?

マイクロフトは危険な仕事をシャーロックに提案する。




11) しまった!
シャーロックはどんな間違いを犯すのだろう?
トレーラーのマグナッセンが明らかにしているように
『シャーロック・ホームズは、彼が愛する全ての人達の生活と、彼の持つ全てを破壊してしまうような、あるひどい過ちを犯してしまう。』


(Metro記事ここまで)



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Digital Spyには次の12項目が。





(1)
温かな感情を見せ、より人間味が増した『The Sign of Three』のシャーロックを観て、少し驚いた人がいるかもしれないが、大丈夫。
この話の中のシャーロック、少なくとも30%は元の石のように冷たいソシオパスに近い。


(2)
『事実は歴史の中にある。 ニュースを探している。』


(3) 
冒頭部分は『Study In Pink』の最初のある瞬間と類似している。


(4) 
モファットが『チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン』をベースにしているのは知っていたが、これは『最後の挨拶』の要素がかなり引用されている。
出版されたのは最後ではないが、解決事件の順番でいくと、ホームズが解決した一番最後の事件だ。






(5) 
非常に重要な人物の死がある。




(6) 
『The Last Vow』での出来事を考慮して『The Sign of Three』を見直してみると、多くの違った面が見えてくるだろう。



(7) 
『Here be dragons.』(Sharon Kay Penmanの歴史小説タイトル)



(どこでどう出てくるのは分からないけれど、このタイトルの小説をちょっと調べてみたら、『渡辺由佳里さん』の書評に会いました。)


By 渡辺由佳里

《あらすじ》
13世紀のウェールズ(Wales)は内部で分裂し、英国からの度重なる侵略にそれぞれが応戦しながらも、統一することができなかった。英国の鋭利で冷酷な統率者の国王John(ジョン)は、ウェールズとの政治的な絆を作るために非嫡出の娘Joanna(ジョアナ)を北ウェールズの王子Llewelyn(ルウェリン)の妻として与える。
フランスで育ち、若くして年上のLlewelynの妻になったJoannaは、最初のうちよそ者として孤立し苦しむが、カリスマのあるLlewelynを愛するようになり、政治的にも夫を助けるパートナーとなる。
しかし、英国王は何度もWalesへの侵略を試み、父のジョンへの強い愛と忠誠心を持つJoannaは父と夫のどちらも選ぶことができずに葛藤する。
ウェールズを統一した英雄として名を残す実存の大ルウェリン(Llewelyn the Great:ルウェリン・アプ・ヨーワース)とその妻Joannaの波乱に満ちた生涯を、情熱的に語った歴史小説。
作者のSharon Kay Penmanは、歴史小説家としては大御所で、この本を含めて彼女の作品は歴史小説ファンから絶大な支持を得ている。






(政略結婚でウェールズの王妃となったジョアンナがメアリーと重なってみえました。イングランド王ジョン!?がマグナッセン、そしてウェールズ王ルウェリンがジョン^^。
IOUもそうだったけど、何かベースにしている話があるのかな~?とか思ってしまった。)






(8)
『His Last Vow』はシリーズ(3)の中で一番重いエピソードではあるが、同時にこのエピソードは人物の心理描写が深く掘り下げられているのが見どころだ。
シャーロックと、そして特にジョンの描かれ方が秀逸。



(9)
モリーが強烈だ






(10) 
シャーロックの生活に衝撃的な変化が起こるという噂を耳にしたことがあるだろうが、『チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン』を読んで受ける衝撃ほど大きな衝撃ではないだろう。



(11)
『あなたの慣習がラインダンスの邪魔をするのはこれが初めてではないでしょう。』
(?????)



(12) 
ジョン・ワトスンが『badass』だということは知られているが、彼は今までで一番の『カッコいい BAMF』瞬間がある。本当に実に素晴らしいシーンだ。






(Degital Spy 記事ここまで)



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8日のプレヴュー参加したCult Fixさんのレヴューですが、要約してあります。



Sherlock: 303 “His Last Vow” Finale Spoiler-Free Review
Published January 9, 2014



シリーズ(3)は最も意見が分かれるシリーズだといってもよいと思う。人によっては大事件から離れて登場人物の性格に焦点をあてるストーリーに不満を募らせているだろう。
もし『基本へ立ち帰ろう』と望んでいる人がいるなら、この最終話でそこに到達することはなさそうだ。

そうは言っても最終話は前回シリーズに最も近いことは確かだ。
当然のことながら前回のライヘンバッハとの比較は免れない。『シャーロックの頂点』と多くの人によってみられていたあの最終話だ。
『His Last Vow』はライヘンバッハほどの高まりではないにしても、非常によくできたストーリーだと思う。






このエピソードでシャーロックは手強い敵、マグナッセンと対決する。彼は従来の髭を撫でまわしているような悪人ではなかった。
マグナッセンの力は情報力と恐喝によるものだ。シャーロックと彼の周辺の人々の弱味を食い物にするやり方を心得ている。
シャーロックの過去から明かされることがあり、それは思いもよらない脅威となり彼を苦しませ悩ませることとなる。






マグナッセンはモリアーティに負けず劣らずの名演で視聴するものの息を呑ませる。
彼はひどく心をかき乱させる存在で、何度もゾッとさせられる。
彼のベストシーンは終了間際、ピンと張った緊張感の中でのジョンとの土壇場の対決シーンだ。彼がある『ゲーム』を行う、その手だ。





出演者の一人のショッキングで意外な行動は、ネタバレ無しのこの記事では書けない。
キープレーヤー達のもたらす演技は、二度と観ることができないだろう、と言うに止めておこう。
ヒントがそこここに散りばめられていたので、一話二話を見直してみるといい。





人間味を増したシャーロックがこの最終話でもさらに深まっている。
最初のうち、シャーロックの全く『らしくない』姿が見られる。
カンバーバッチはタンブラーのファン達のハートを痛ませることになるだろう。
しかし外見は罠にかけるためのものだ。







このシリーズに変化をもたらすのはシャーロックではなくジョンだ。- ジョンはただのコミカルな引き立て役などではなく、それ以上のヒーローであることを証明する。
これはドラマ『シャーロック』の中で、マーティン・フリーマンが見せるベスト・パフォーマンスと言っていい。






ドラマはスタイリッシュな映像で知られているが、最終話はこの点においても期待を裏切らない。
息が止まるほどのあるシーンは、シャーロックのマインド・パレスの奥深くを映し出す。
そこでシャーロックの過去の秘密が暴かれ、大物のカメオ出演がファン達を楽しませる。




もしこの最終話に問題があるするなら、とり乱し狂乱させるような内容だ。
非常に早いテンポ、急な展開やひねりの連続だ。あまりに沢山の事が起こり過ぎて、付いて行くのが大変だ。
息をつく間もなく、多くの共演者達に目が行き届かないほどだ。
ゲスト・スター、リンゼイ・ダンカンなども上手く活用できていなかったように思える。



全ての最終話がそうだったように、今回もクリフハンガーだ。
大詰めシーンは、観る者全てを『この先どうなるのだろう?』という興奮状態にしたまま終わってしまう。


哀しいことに次のシリーズまで、また信じられないほどの長い間、待つことになりそうだ。
スリリングな終末の後、苦い錠剤を飲まされた気持ちのままで。


(Cult Fix記事ここまで)



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シャーロックを苦しませる過去の出来事、ジョンのヒロイックな演技など注目点のようですね~。
ジョンが注目されるとなると、心配な展開はやっぱり・・・。
 
ジョン~~~・・・



ここからは自分のマインド・パレスに引きこもっておきます。







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