シリーズ(3)の公式プロモーション用フォト第一弾が発表され、今日からエピソード(3)の撮影もカーディフで始まったようです!
24日に読み合わせが済み
28日にはカーディフ入りしたらしいゲイティス先生のツィート。
そして今日、新しい敵役が制作チームによって発表されました。
チャールス・オーガスタス・(ミルバートンではなく)マグナッセンを演じるラース・ミケルセン。
詳細はSHERLOCKOLOGYへ:
See more at: http://sherlockology.tumblr.com/post/56779243945/sherlocks-new-adversary-revealed#sthash.U7hqgBry.dpuf
『恐喝の王者』で『ヘビのように悪意ある恐ろしい眼をした』『ロンドン一の悪いやつ』と表されているミルバートンらしき、貫禄ある顔つきの俳優さんですね。
J.モリアーティより大分年齢も上で、手強そう。
どんな知恵比べが展開されるのか、楽しみです!
==================================
Comic Con Spoilerから、訂正も兼ねて、しつこくネタバレ記事を載せました。
ネタバレを読みたくない方はこのままこのページは閉じてくださるようお願いいたします。
SDCCで流されたシリーズ(3)エピソード(2)映像内容を詳細にレポートしたものを
こちらのブログ
で読むことができます。
21日付け『SDCC Spoiler-1』で、会場で流された3-2(The Sign Of Four)の一部映像から起こした音声スクリプトを載せましたが、あれはかなり省略されたものだ、ということが分かりました。
こちらブログの内容がどの程度正確なものなのか、よく分かりませんが一応参考と訂正の意味もあって再度載せておくことにします。
ちょっと不気味なんですけど・・・
シーズン(3)エピソード(2)特別公開シーンの要約リポート。
音質の悪い録音から、出来るだけ思いだして書き出しました。途中『きゃー』という叫び声でかき消されている箇所もあります。
(ここから映像リポート)
ジョンの結婚式当日です。会場はエレガントな黄色と白とで美しく飾られており、真っ白な花々が咲いている。
メアリー・モースタンはブロンドで純白ドレスが実に美しく、ジョンはハンサムだ。シャーロックは散らばり気味の髪をきちっと整え、さらに美しい。彼はステキな白いタキシードを着ている。
シャーロックを除いて全員着席している。彼は片手にシャンパンの入ったグラスを持って、来賓客達の前に立っている。ベストマンとして彼が乾杯の音頭を取ることになっている。
しかしそうするにはお祝いの挨拶をしなければならない。シャーロックにとっては難しいことだった。
『ジョン・ワトスン。僕の友人・・・ジョン・・・ワトスン・・』と彼は平坦な一本調子の声と厳めしい顔で言うが、明らかにどうしたらいいのか、分からない様子だ。
式に出席している人々は、どうしたのだろう?と彼を見つめる。
『ジョンがベストマンの件で、初めて話を持ち出した時、私は困惑しました・・・』
と彼は続けた。
(ジョンがベストマンの件を切り出した日のフラッシュ・バック)
221Bは平常な状態。緊張感もストレスも怒りもなく平穏だ。
『階下のあの音はなんだ?』と横柄な調子で、階段を駆け上がってきたジョンに尋ねる。
シャーロックはゴーグルを付け、片手に人の眼球を持ち、もう片方の手でそれを触っている。また彼の実験をしているところだ。
『あれはハドスンさんの笑い声だよ。』ジョンはシャーロックの実験を見ながら、用心深く答えた。
『フクロウを拷問にかけているのかと思ったよ。』
『いや、笑い声だ。』
『笑い声とフクロウの両方だったかもしれない。』
『・・・忙しいのかい?』
シャーロックは唸って、
『ちょうど取り組んでいたところだ、ときどきこんな風に・・あ~・・』
彼は眼球ををコーヒーカップの中に落としてしまい、苛立ちを見せる。彼は明らかに退屈している。
ジョンは再びシャーロックを用心深く見る。
『ティーは?』
ジョンは腰掛けて咳払いをする。頼もうという準備は出来ているが、どう切り出したらよいのか?
これから話をする相手はシャーロックなのだ。
『実は・・・大切な問題がある。ベストマンのことだ。』
『ベストマン?』とシャーロックは繰り返す。彼はあまり興味を引かれてないようだ。
『どう思う?』ジョンは静かに尋ね、ジッとシャーロックを見つめた。
するとシャーロックは『ベストマン』という言葉を、長々しく科学的な定義で説明し始める。それは結婚式のベストマンとは全く無関係で、ジョンと彼の結婚式とは縁も所縁もない例や用語を挙げるのだった。
シャーロックが取りとめなく話し続ける間、ジョンはどんどん気分を害し、両手で頭を抱えてため息をつく。
『僕の結婚式のだ!』とジョンはさえぎり、
『ベストマンが必要なんだ。』
『あ~。』とシャーロックは答え『ガヴィン』と言う。
『誰だって?』ジョンは尋ねる。(この時の顔といったら!!)
『ガヴィン・レストラード。彼が適役だ。そういうのが得意だし。』とシャーロック。
『グレッグだよ。』とジョンは、信じられない、といった顔で訂正する。そして
『彼は僕のベストマンではない。』
『お~、マイク・スタンフォードだ。なるほど。』と無邪気に答えるシャーロック。
天才的な探偵は、こういうことには、どうしようもないほど無知なのだ。
『彼はいいヤツだよ・・・でも彼にこの役割が務まるかなあ。』
『もちろんさ、彼は素晴らしい人物だ。』
我慢も限界に達して、ジョンは叫ぶように言う。おそらく心の中で、シャーロックって本当にこんなバカなのだ、と思いながら。
『でも、彼は僕のベストマンではない。』
ジョンはシャーロックをジッと見る。シャーロックはまだ混乱していて、いったい誰がジョンのベストマンなのかが皆目見当がつかない。
彼はさっぱり分からないという表情で、ジョンを見つめ返す。
ジョンは再び穏やかに優しく語り出す。
『僕には大好きで気にかかる人が、この世に二人いる。』
『そうか。』
ジョンは続ける。
『メアリー・モースタンと・・・』
ジョンはシャーロックを見る。
『そうだな、そして?』
シャーロックはジョンが何を言おうとしているのか、全く見当もつかないようだ。
『そして・・・』
ジョンは厳しい真面目な顔つきでシャーロックを見てきっぱりと言う。
『・・・君だ。』
シャーロックはビックリして、凍りついてしまう。言葉を失ってどう反応したらよいか分からない。
(結婚式、乾杯シーンに戻る)
『最初、彼の頼みがよく呑み込めなかったのですが、最終的には理解しました。私は嬉しいけれど、同時に驚いたと彼に伝えました。』
シャーロックは式場の驚き呆れている招待客達を前に早口で話している。
ジョンとメアリーは『う~む』という表情をしている。
(221Bシーンへフラッシュバック)
シャーロックは固まったままで言葉が出て来ない。コミカルなほど凍り付いてしまっている。
動かないシャーロックにジョンは静かに言う。
(式場、乾杯シーン)
『そして、そんな依頼は今まで考えてもみなかった、と言って・・・そして少し怖気づいてしまい・・・』
とシャーロックは続けている。
『シャーロック』とジョンが声をかける。
『分かってる。
これは約束なのです。僕はこの役割を果たすためのベストを尽くす、という約束。
僕にとってこの役割は、今まで受け入れた中でも、荷が重いし、難しい仕事です。』
一方出席者たちは、シャーロックに目を釘付けられたまま聞き入っている。ジョンは内心うめき声を上げているようだ。
『さらに付け加えると、僕は彼が僕に対しておいてくれた信頼というものに感謝しています。
そして・・・僕はもう少しで・・・それに感動するところでした。』
シャーロックはあまり熱意のない風に打ち明けた。
『その後で、僕はそんなことは一言も言っていない、とふれて回りました。』
(221Bシーンへフラッシュバック)
5分程固まっていたシャーロックは、ついにしゃべった。
『ということは・・・』
『そうだ。』と静かに言うジョン。
『僕は君の・・・ベスト・・・』
『マン』とジョン。
『フレンド?』とシャーロック。
『もちろんそうさ。君は僕のベスト・フレンドだよ。』
シャーロックはゆっくりと自分のマグを手に取ると、コーヒーをグッと飲み、衝撃を受けた様子でジョンを見る。
そして気付かなかった眼球をカップの中へ吐き出す。
『どうだった?』
静かに尋ねるジョン。
唇でチュッと音をたてて、シャーロックは答える。
『意外なことに、OKだ。』
-END-
いや、ちょっと・・・生首冷蔵庫よりも気持ち悪いかも(眼球)・・・
=================================
さて、コミコンで話された内容が、以下のように分かり易くまとめてありましたよ。
コピーさせていただきました。
シャーロックに何がおこったのか、どう生き延びたか、はシリーズ(2)の映像の中から推測できる。
シャーロックとジョンの再会シーンはモファットのお気に入りのシーン。ファン達はシャーロックの生還方法より、こちらをもっと見たいはず、と話した。
モリアーティについては、モファット、ゲイティス両人とも彼は脳を撃ち抜いて死亡している、と話している。
原作のワトスンと違って、こちらのジョンは簡単にシャーロックを許すことはせず、もっとずっと大きな怒りをぶつける。
マイクロフトとシャーロックの関係については、兄は本当に弟のことを気にかけ心配している。シャーロックは高機能ソシオパスではない。
シリーズ(4)は約束されていて、時期など詳細については今後決めていかねばならない。
カンバーバッチとフリーマンの出演は決定している。
エピソード(1)でシャーロックとジョンの関係は修復され、ひび割れた関係が長引くことはない。
ジョンは愛する人(アマンダさん扮するメアリー・モースタン)と結婚する。
ファン達は会場でビデオ・クリップを観て、感動的なシーンではため息をついたり、笑ったり拍手したりしていた。
おそらく終わり方はクリフはハンガー。しかし次シリーズでフラッシュバックさせるほど念入りのものではない
モファット、ゲイティスとも、今後扱いたい物語として『まだらの紐』を挙げた。
モファットはそれを一番のお気に入りストーリーだ、と話し、ゲイティスはコナン・ドイルを最高の短編小説家と表した。
モファットによると、モリ―はシャーロックが信頼をおける数人のうちの一人で、いつでも彼の思い通りに振る舞ってくれる。
二人の間にロマンスは生まれないが、
『次シリーズでの関係を見てください。』
とモファットは語った。
=================================
約一か月ほど続くらしい撮影。少しづつ漏れ伝わってくる情報も楽しみにしています!