Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

Euro2012 Semi-final Germany 1 - 2 Italy (ドイツ代表チーム/メスト・エジル)

2012-06-30 00:24:20 | メスト・エジル(Mesut Oezil)


夢潰えて・・・







イタリア戦後に、こんなフォトを載せることになるとは、残念、無念。







ユーロ準決勝でドイツはイタリアに1-2で敗れました。
イングランドをPK戦で倒し、中3日で準決勝に臨んだイタリア、チーム内温度がまだ熱かったようで・・・強かったです。








若いタレントが揃ったドイツでしたけど、イタリア戦になったら、戦術的にもメンタル的にも手玉に取られているように見えました。
それほどイタリアの戦い方よかったんですね、きっと。悔しいけど完敗、です。






負けた試合だから、というのもあって、レーヴの先発選手起用に疑問の声もあちこちから聞こえてますね。



私もギリシャ戦で連携がよかったロイス、それにクローゼ先発だといいな、舞台がポーランド、ワルシャワだし、などと思ってたのですが
またまたゴメスを起用、なぜかクロース先発??。
なぜ、あんなにいじったのでしょうね。まさかプレー機会がないと不満をもらしたクロースの言うことを聞いてあげた訳じゃないですよね、レーヴさん。
解説の野口さんも、先発メンバー代え過ぎ、なんて言ってましたし。






大会中、先制されたことがなかったドイツは20分バロテッリに先制されてから
バタバタとおかしくなってしまったように見えました。
焦る時間帯でもなかったのに、気持ちが急いているみたいになってしまって。





徹底的につぶされちゃうラーム。


右サイドばかりのバランス悪い攻撃。



イタリア監督プランデッリの思惑通りに進められちゃって、打つ手がなく、単調な攻めしか出てこないドイツ。




時間ばかり経ってしまって、手に汗にぎる攻防とは程遠く。




ゴールネットが遠く見えました





序盤10~15分のゴールチャンスを得点に結び付けられなかったのが痛かったです。





前半5分、CKからのボールを、フンメルスがシュートを放った時、ピルロの腕?か胸?に当たって
ゴールには至らなかったけれど



あれをハンドととってくれていたら(・・・なんて繰り言ですね)
ピルロも『いいのかな・・』みたいな顔つき。






ピルロのような平静沈着な、周囲を落ち着かせてくれるベテランがドイツにいたら・・・
イングランド戦のチップ・キック‐‐あれはショック・ウェイブのように
チーム内覚醒効果があったのだろうなぁ







全勝で波に乗っていると言われてきたドイツと、苦しんでここへ到達したイタリア
準決勝で、こんな形の結果となりました。
『老獪なイタリア』とよく形容されますが、本当に老獪という言葉がピッタリなチームでした。







でもドイツはまだ発展途上の成長途上の若いチーム!!
この悔しい経験を糧に、2年後、4年後には成熟した、それこそ老獪なチームに成長していると信じます。






ここまでワクワクの日々をありがとう~!
これからも見守り、応援します!!




We'll share the pain and share the glory!

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試合中のプレーヤー達、フォトをベタベタ貼っておきます。





終了間際、ノイアーのファイティング姿勢には感動でした!





エジルは変わらずきれいに立ち回って、ゴール前にクロスを入れたりしてチャンスを作ったけれど



イタリアの憎いほど上手いディフェンスに阻まれ通しです。








後半44分、イタリアがハンドを取られてPKを与えられて

キッカーはエジル。


落ち着いて、右上へ鋭いゴールを決めました。


エジルのクールな表情が救いだったのですが・・・





敗戦が決まった後、崩れ落ち、









茫然と座り込んでしまったエジル


















起こしにきたのは、やっぱりこの人










ラームが


フンメルスが


ギュンドガンが


ティアゴ・モッタが言葉かけをしてくれている


へヴェデスに肩を抱かれて






Keep your head up and stay strong!





ケディラは良かったです!ゴール前のエジルとの連携で、何度もチャンスを作ったし、惜しいシュートもあったし。

ディフェンスも頑張って、よく動き回ってました。
レナさん、お父さん、ラニ君見守る中でのプレー。





試合後も平静、シュヴァと一緒に倒れている仲間たちを起こしにいったり。





ケディラは元々リーダー的な素質あり、ですね。いいお兄さん♪








後半投入されたクローゼ。


最初から出てほしかったクローゼ。動き出し鋭いし、範囲広いし。



ビッグな大会は最後になっちゃうのでしょうか。寂しい。。。



ブラジルまで頑張ってピルロのような存在になってほしいけど。
36歳となると厳しいかなぁ。




試合後双子の息子を抱くクローゼ。






イタリア側では



試合前『一番の脅威はエジル。』と言っていたピルロ



『あの二人がいるからバロンドールはありえない』などと言っているけど


もしイタリアがユーロ2012優勝となったら、ひょっとするとありえるかも?




バロテッリに比べて決定力不足が否めないドイツを感じました。
この人の迫力たるや・・・決勝では4点入れてやる、と言っているそうですね。




試合後スタンドの養母シルビアさんと抱き合うバロテッリ。





ドイツ人のお母さんを持つモントリーヴォ。


日本代表の遠藤を思い出しました。似てる^^。
バロテッリへのロングパスが2点目を生み出しちゃいました。






さて、決勝戦はスペイン対イタリア。

レアルの仲間たちもいることだし、気楽な気持ちで観戦することになりそうです。




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最後にESPNコメンテイター、バラック。


私はいつもドイツと共にいます。



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Germany-Greece Review (ドイツ代表チーム)

2012-06-27 00:08:15 | ドイツ代表(German National Team)
ドイツ準決勝相手はイタリアとなりました。




日曜からちょっと出かけてて、月曜朝のイタリア-イングランド戦は宿泊先ホテル、リビングのソファに寝転んでの観戦でした。
攻めても攻めても点が入らなかったイタリア。やっとPK戦を制して準決勝進出を決めましたねー。
この試合、UEFA Carlsber MOMはピルロ! 
個人的には、リカルド・モントリーヴォにも目がいってしまった^^




しかし・・・消耗したでしょうね^^

22日に進出を決めたドイツと比べると、日程の上でイタリアはキツイですね^^




もう一組の準決勝はスペイン対ポルトガル



準々決勝スペイン対フランスで、フランスは2-0で敗れてしまいました。
ベンゼマはレアルでの輝きを発揮できなかったようで、残念でしたね。
(やっぱりエジル、CR7達がそばにいてほしい・・ですよね、カリムさん・・・)





この試合2得点ともシャビ・アロンソによるものでした!





UEFA Carlberg MOMはアロンソが受賞!!おめでとう!






日程的に、ドイツは28日の準決勝から、7月1日の決勝まで中2日しかないけど、スペインは中3日。


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22日ギリシアとの試合を記録しておきます。







スターティング・イレブン発表(サイズ大き過ぎ!最下段のバーをスクロールしてみてくださーい)




3人を代えるというレーヴの思い切った布陣。凶と出るか?吉と出るか?と言われてましたが・・・
吉と出ましたー!!




ピッチ上に勢ぞろい






国家斉唱











大きな大会は初めて、という主審でした。コイン・トスするキャプテン達の向こうに、エジルがサークル上で祈る姿が見えていました。




2:00 立ち上がりすぐ、ケディラが足首ぶつけられて、かがみ込んでしまいました。大丈夫?


☆☆全然大丈夫でした☆☆ ケディラ→クローゼでゴールを狙ったけどオフ・サイド





ケディラすごく積極的だわ~



16:00 ボアテング→ケディラ倒されちゃったけど、『シ―ッ』と指を口にして、静まるように、の仕草







22:00 エジル→ロイス→クローゼ→ロイス→エジルがフリーでシュートでしたが・・・GK正面でした。残念!




23:00 エジル→ロイス→クローゼがシュート!  この時のメルケルさん!!残念で口を押えてしまった!




24:00 シュールレ→クローゼ→ロイスのシュートは右に逸れた! レーヴの悔しがり方はモウさんも顔負け!




とにかくドイツ攻めるけど、決定的にはならず・・・

ロイスはピタッとピースにハマっていていいですね!




35:00エジルのカッコいい切り返し(実況が思わず、上手い!!と叫ぶ)→ケディラがシュート!

エジル+ケディラのコンビ、目覚ましー!!




39:00 エジル→ラームの豪快シュートが決まりました!! ラーム~~!!








 

メルケルさんは嬉々として立ち上がって拍手拍手!

一方レーヴは、というと・・・包丁持って切るような謎の仕草で喜び表現???(説明不可能 - 笑)





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後半に入ったところで、前半の走行距離が表示されました。

ケディラ:5.98㎞、 シュヴァ:5.94㎞、 エジル:5.88㎞、 ロイス:5.86㎞、 シュールレ:5.72㎞





52:00 ピンチ!シュールレがボールを奪われて、ギリシャのカウンターにあいました。フー

55;00 ギリシャ、サマラスにゴール決められてしまい、1-1の同点になってしまった。




60:00 ケディラ→シュヴァ→エジル→ボアテングのクロス→クローゼがスルーして→ケディラのボレー決まった!!









2-1に!



目にもとまらぬ速さ!見事なゴール!ケディラ~~!!



アンジ―・メルケルさんは大喜び!

もちろんレーヴも!




ケディラは誰に投げキッス? 視線の先は多分スタンドにいたレナさん


お父さん、弟のラニ君も見えます。






シュールレはミュラーと交代。



66:00 エジルが倒されFKです→クローゼのヘッドが決まった! クローゼ~~!
すごいジャンプ力! これで3-1に。


(これもサイズ大き過ぎました; バー使ってください・・)









この時のメルケルさんは・・落ち着いて拍手、でした

レーヴも控え目に



クローゼは代表120試合で64ゴール。ゲルト・ミュラーにあと4ゴールと迫ってます!






74:00 カウンターです!相手からボール奪ったロイスがクローゼへ→ケディラ→エジル

エジルの☆ステキ・パス☆にクローズはわずかに足が届かなかったけれど、後ろから詰めてきたロイスが蹴り入れて4-1に!ロ・イ・ス~!














79:00 クローゼがゴメスと、ロイスがゲッツェと交代。



80:00 エジルが自分で持って行ってシュートを放ちましたが、ゴメスがオフ・サイド


83:00 ゴメス→エジルシュート、も見られました。。



87:00 ボアテングがハンドをとられてPKを与えてしまい、4-2に。


92:00 試合終了。









従弟から祝福を受けているエジル。











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試合後のコメントを拾っておきます:







What they said about Germany's performance:
"I had a feeling after three wins that we had to make some changes to breathe some fresh life into the team. The time was ripe to do something different." - Germany coach Joachim Loew

レーヴ;
3連勝の後、チームに何か新しい新鮮な空気を入れて変化をつける必要を感じた。何か違った変化をつけるのに機は熟した、と思った。


"I was really happy to be given the chance to start. Our bench is very, very strong which makes us stand out. Anyone can come in and play, which is great for us." - Germany striker Miroslav Klose

クローゼ:
先発のチャンスを与えられてとても嬉しかった。私達のチームの控え選手達は非常に粒ぞろいで際立っている。誰が入ってプレーしても変わらない。そこが私達チームの素晴らしいところだ。


"We made life unnecessarily hard for ourselves." - Germany captain Philipp Lahm
“We were too slow at times and made too many easy mistakes,” added the 28-year-old, who put Germany in front with a swerving, long-range drive just before halftime.
“But the important thing is that we’re in the semi finals. I think we’re finding our rhythm more each match.”

ラーム
僕たちは不必要なほどに試合を難しくしてしまった。
時々スローダウンし過ぎだし、イージー・ミスが多過ぎた。でも準決勝に行けたことが重要だ。試合ごとに自分たちのリズムを見つけつつある。




"I said if we could score once it would change it completely and we could get something out of it. But the bad thing was that we conceded the second really soon and that clipped our wings." - Greece coach Fernando Santos

ギリシャ監督フェルナンド・サントス
1点入れたら状況を完全に変えられるだろう、と話していた。そこから何か手に入れられるだろう、と。しかし悪いことに我々は同点としたすぐ後にまた1点失ってしまった。あれでウィングの動きが止まってしまった。



"Germany is the best team I've seen during this Euro 2012." - Former Netherlands striker and 1988 European Championship winner Ruud Gullit

ルード・フリット
ドイツがこのユーロ2012の中でベスト・チームだ。






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金曜日はまた寝不足のボーっとした頭で過ごすことになりそう。
過去のデータなぞ気にしない。ドイツの勝利を祈ります!

Comments (2)
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Euro2012 Quarter-Final Germany 4-2 Greece(メスト・エジル/ドイツ代表)

2012-06-23 21:11:17 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
ユーロ準々決勝、ドイツ‐ギリシャ戦は4-2でドイツの勝利!
28日に行われる準決勝に進出決定!!対戦相手はイングランドとなるのでしょうか、それともイタリア?
シュールレ、ロイスの二人を先発起用、という選択をしたレーヴさん。
層の厚さを示した、と称賛する記事が多く出回ってました。






まだ録画を観ること出来ていない(汗)のですけど・・・

フォーカス・オン・エジル版でハイライトを観ると果敢にシュート放っているし、アシストしてるし、ファイターになっているし、2度目のUEFA CarlsbergMOMにも選ばれてて活躍の様子!



このF.O.Oezilは普段より長い12分版!ボールタッチの多さが分かりました!
Mesut �・zil Vs Greece EURO 2012 HD 720p by MesutOzil10l








再び UEFA Carlsberg MOMに選ばれたエジル映像と
Elegido por segunda vez como mejor jugador del encuentro Alemania - Grecia





受賞関連記事はこちら:

UEFA公式サイト記事

Published: Saturday 23 June 2012, 0.20CET

Özil oozes class as Germany march on
局面が進むにつれて質の高さが滲み出るエジル





If Mesut Özil felt his first Carlsberg Man of the Match Award at UEFA EURO 2012 was barely merited, he was happier about accepting his second such prize of the tournament after an excellent display in Germany's impressive 4-2 victory over Greece.

The Germany playmaker was one of the shining lights in a purposeful display by Germany, playing a part in some of their slickest passing moves as well as claiming two assists – for Philipp Lahm's opening strike and Miroslav Klose's headed third.

Germany coach Joachim Löw had predicted that Özil was ready to step up a level and so it proved as the player himself admitted afterwards. "My first game was not that great but today I think I played very well, the team supported me so I could show my potential," he said. "I did that very well although it was not just me but the whole team that did that."

Christian Karembeu, the former France midfielder and UEFA EURO 2000 winner, presented the award to the Real Madrid CF player and said he had not hesitated to select Özil as the recipient. "It was very easy as he shone today with everything he did. He is a playmaker and every time he touched the ball he created opportunities."





Löw also lent his voice to the chorus of praise when he said: "He completely deserved the award, he was always there – when we were on the attack, he was always in the game, always available, always on the move. He did a lot. He made the connection between the players at the back and the attackers, everything went through him."

Özil added that the Germany squad had received a visit from Chancellor Angela Merkel after the match – "she congratulated us on how well we played" – and went on to underline their focus on booking a place in the final when they face England or Italy in Thursday's semi-final in Warsaw.

"It doesn't really matter if we play England or Italy, we want to get through to the final," he said. "We want to take the next step and we'll give everything to achieve that."







巧みなパスと二つのアシスト(ラームの先制弾とクローゼの3点目ヘッド)で輝きを見せたエジル。レーヴの予想を証明した形となった。

エジル:
GL第一戦は、そんなに良い出来ではなかったけれど、今日は良いプレーが出来たと思う。チームがボクを支えてくれたし、自分のポテンシャルを示せたと思う。自分だけでなくチーム全体がよく戦えた。

元フランス代表カランブーの賛辞に続いて、

レーヴ監督の言葉:
彼こそこの賞にふさわしい。攻撃に常に絡んでいたし、常にゲームに絡み、常にそこにいて、ずっと動いていた。バックの選手とアタッカー達のつなぎ役を果たした。全て彼を中継して事が成された。

エジル:
メルケル首相が僕たちの戦い振りを祝しに、試合後(またロッカールームに?)来てくれた。ワルシャワで行われる準決勝はイングランドだろうとイタリアだろう構わない。何としてでも決勝戦へ勝ち進みたい。







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メルケルさん、また試合後選手達を祝福しにロッカールーム(?)へ行かれたようですね。(職権乱用・・^^)
いえ、でも試合中の首相の表情が、何度も映し出されてて、なんか可愛らしいですー!本当にフットボールお好きのようで微笑ましいです。羨ましいし(^^)。

これから『エジルの質の高さが滲み出ている』試合をワクワクで観賞してきます!




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Germany 2 - 1 Denmark(メスト・エジル/ドイツ代表チーム/ミヒャエル・バラック)

2012-06-21 22:39:11 | メスト・エジル(Mesut Oezil)

ユーロ2012GL第3戦、対デンマーク戦は2-1でドイツ勝利!
GL3連勝で準々決勝へと駒を進めました!!







18分にポドルスキのゴールで1-0とリードしましたが、





その5分後デンマーク、クローン・デリーのゴールを許し1-1に。


後半79分ラース・ベンダーの勝ち越しゴールで2-1とし、そのまま逃げ切り勝利です!!





勝ち点9のドイツは、オランダを下して勝ち点6としたポルトガルと共に次のステージへと進みます!!






22日準々決勝の相手はギリシャとなりましたが・・・


今囁かれているのは、メルケルさんが

『ギリシャさん、ここでドイツを勝たせなかったら、緊急財政援助をカットするわよ。』

と陰でプレッシャーかけているのでは、ということ(笑)


まったくのジョークですけど(笑)エジルファンのメルケル首相(私の解釈ではそういうことになってます^^;)
だったら、やりかねない?!



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この試合、UEFAが選んだMOMはポドルスキー!



代表100試合目をゴールで飾れておめでとうー!!!





一方ポルトガルからは、2ゴール上げたクリスティアーノが選ばれました!




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試合経過をドイツ本位にリポート:




先発メンバー発表





ピッチに勢ぞろいしました。




入場時にガムを噛んでいたエジル。どこに捨てたのだろう?-- 気になる^^ どうでもよかったですか?








ドイツ先発イレブン。ボアテングに代わってラース・ベンダー先発。





 

序盤はワクワクするような攻撃シーンがたくさんあったのですが決め切れずに時間が過ぎ--





18:00ついに、ポドルスキー先制弾!!1-0に!

スローインからミュラー→ゴメス→ポドルスキーのゴール!
代表戦100戦目の記念ゲームでゴールを決めたポドルスキー、おめでとう!!






















23:00 CKからベントナーがヘッドで折り返したところをクローン・デリーに決められてしまい、1-1と追いつかれてしまいました。




26:00 相手NO.6とライン際でボールを競ったエジル、ラインを割ってしまい残念そう。。。



28:00同時に行われているポルトガル対オランダ戦の戦況も刻々と伝えられてきます。この時クリスティアーノ同点ゴールのニュースが伝えられました。
 
(奥寺さん: いやー、ロナウドきましたか。前節のロナウド悪かったですからね。
どうなっちゃうのだろうと思うくらいに)




同点に追いつかれたドイツ、攻勢を強めて、フンメルス、ゴメス、ケディラ、ミュラー達がシュートを放ちましたが、なかなか決まらず・・・





41:00 エジルのトリッキーなパスがミュラーへ→エジル、シュート打てるか、と思ったけどディフェンダーに気付かれてブロックされてしまった。





........................................................................





後半に入り53:00
フンメルス→ミュラー→エジル→ゴメスとパスを繋いで、ボールがエジルへ渡ったところで、エジルすぺった!












63:00 ポルディがシュールレと交代です。


ずっとドイツボールが続いて、クルクルと目まぐるしい動きのエジル。




66:00ケディラのスルーパスにシュールレがシュルシュルっと出てきて惜しいシュートを放ちました。




73:00 ゴメスがクローゼと交代。



この時点でクリスティアーノ2ゴール目のニュースが伝えられました。




ディフェンスにも頑張るクローゼ、素早い動きのケディラ




79:00 ついに勝ち越し点が入りました!!








ポールセンからボールを奪ったベンダーから→クローゼ(ここまで戻ってる!)→ケディラへボールが渡り


ケディラがボールを持って駆け上がり→エジルへパス。エジルから駆け上がってきたクローゼへステキパス!だけどちょっと間に合わず→後ろから影のように駆け上がっていたベンダーがゴール!!!

この一連のボールの流れ、カッコいい~!!ドイツだ~~!























それにしてもケディラはどこにでも顔を出しててボールに絡んでます!


83:00 ミュラーがクロースと交代となってトップ下に入り、エジルは右に移動です。


92:00 またケディラ→シュールレのラインでチャンスがありました。
ベンダー、シュールレとも切れた動きで、新星達も頼もしいですね。二人ともヒョロっとしていて、ミュラー体型。
93:00 試合終了のホィッスル。



試合後スタンドのファン達の祝福に応える代表たち






「次は君の国、ポーランドでの試合だね。」「敗退した祖国の分まで頑張るよ。」




試合中のイレブンを活写:




シュヴァ




ラーム



ノイアー



クローゼ


ゴメス


ミュラー


ポドルスキー


ラームとベンダー







準々決勝への準備が整いました! 私的ステキ予想はこうなっています!

6月22日  準々決勝 対ギリシャ戦
6月28日  準決勝  対イングランド戦(イングランドがイタリアを制してきてほしい!イタリアは避けたい^^)
7月 1日  決勝   対スペイン戦  (カリムさん、CR7には申し訳ないけど・・・)
    
      優勝  ドイツ(^^)



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エジルのフェイスブック更新されてました!




The first stage of the Euros is over. Thanks for your support. I'm also happy however about
the goals from Cristiano and Portugal progressing. Just in our group we have 5 players from Real Madrid
who have made it into the quarter final - which is what we had hoped for.
ユーロ、ファースト・ステージが終了しました。応援ありがとう。
クリステアーノのゴールでポルトガルもトーナメント戦に進めて、そのこともとても喜んでいます。
僕たちBグループだけで、レアル・マドリーのプレーヤーが5人もいます。
その全員が望んだ通り準々決勝へと進めました。




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『エジルの爆発を期待するレーヴ』という記事です。


Euro 2012: Germany coach Loew expects Ozil to 'explode' Wednesday, 20 June 2012 00:42





Germany coach Joachim Loew says playmaker Mesut Ozil will "explode" in the quarter-finals against Greece.
The Real Madrid midfielder has had a quiet tournament so far, but Loew expects Ozil to improve dramatically on Friday in Gdansk.
エジルはこれまでのところ目立たず大人しいが、レーヴは彼が目覚ましいプレーを金曜日グタクスクで見せることを期待している。

"The big explosion of Ozil will still come," Loew said. "At the 2010 World Cup it also happened after the group stage.
"I have the feeling that it's coming now again."
『エジルはまだ彼の持っている爆発力を見せていない。2010年W杯でそれが起こったのはグループステージ後のことだった。それが再び起こる予感がしている。』



Ozil did not train with the team on Tuesday, but Loew did not explain why. But the coach said Ozil — plus Lars Bender and Bastian Schweinsteiger, who also missed training — would be fit for Friday's game.
In Germany's three wins so far, Ozil had one assist. He was voted man of the match in the opening 1-0 win over Portugal, although the goal came from Mario Gomez.
"What's been missing from his game is to be open more of the time and to pass more in the attack," Loew said.
One of the best aspects of Ozil's game is his ability to split defenses with passes into space, something that he's rarely displayed so far at this tournament.
But Loew also praised Ozil for covering a lot of ground in all his matches. Ozil is considered Germany's most creative player.

エジルは火曜日、トレーニングに参加しなかった。レーヴはその理由を説明していない。ベンダー、シュヴァインシュタイガーの二人もトレーニングに参加しなかったが、レーヴは彼らは金曜の試合は問題なし、としている。
ドイツはここまで3連勝で、エジルは1アシストを記録している。彼はポルトガル戦で最優秀選手にも選ばれている。
エジルに期待するのはディフェンスの間をぬうキラーパス配球能力だが、本トーナメントでは今のところそれが見られない。
しかしレーヴは、彼が全試合でグラウンド中を縦横に駆けてカバーしていることを評価している。
エジルはドイツチームで最もクリエイティブな選手とみなされている。






躍動するエジル、キレッキレッのエジル、歓喜するエジルを見られますように!


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せっかく良い気分でいるのに、すみませんが、ひとつイヤな記事を。





人種差別的ツイッタ―を告訴という気分を害する内容の記事です。


19 June 2012, 13:47


Mesut Ozil's management has registered complaint against persons unknown for racist remarks on the Germany midfielder made through social network Twitter.
Ozil's advisor Roland Eitel on Tuesday said that the move is designed to deter others from similar action. Ozil's father said that he wants the person(s) to be identified.
Tweets in which Ozil was the target of racist statements occurred during Germany's last group game at Uefa Euro 2012™ against Denmark. The user tweeted that Ozil was no real German and that the national team should only consist of players with German names.


ツイッタ―にエジルに関する人種差別的な書き込みをしたとして、エジルのアドバイザーは、その姓名不詳の人物への告訴手続きをとった。
ローランド・アイテル氏は、これは別の人々が同じように人種差別的行為に走らないために、抑止する意味を持った動きであると述べた。
エジルの父親は、その人物(達)の名前を特定してほしい、と語っている。

エジルをターゲットとする人種偏見的書き込みがあったのは、ドイツ対デンマーク戦の最中で、
『エジルは本物のドイツ人ではない。代表チームはドイツ名を持つ選手で構成されるべきだ。』
などと書かれていた。






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やはりこの人種偏見問題は今でもくすぶり続けている。。。
自ブログ内のこの記事を読み返してみて、あらためて2年前と変わらない部分があるのだ、と思いました。
これから大切な準々決勝の舞台だというタイミングで、こんな書き込み、許せません!!(怒)



上記記事(2010年7月)の一部を↓にコピーしておきます。


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現ドイツ代表チーム23人中11人が移民の子供達、外国籍を持つ、multiculiとか、 M世代とか呼ばれる選手達。(2010年7月時点での数字です)

ドイツが移民政策を変え、外国からの移民達の市民権を確立させたのが1999年。代表チームに移民達を受け入れるようになったのは、1999年からだ、と知りました。1998年WCフランス大会で、他民族、多国籍構成のチームで優勝を果たしたフランスチームを見ての決断だったとのこと。



--中略--



Germans Love 'multiculti' World Cup Soccer Team

多種文化混在のWC代表チームを愛するドイツ国民


--中略--




Not only is the German team the youngest it has been since 1934--half the squad are 24 or under--it is also the most ethnically diverse it has ever been.
ドイツチームは、 1934年後最も若いチーム -- チームの半数が24歳以下-- であるばかりか、これまでで最も民族面で多様なチームでもある。


No fewer than half of the players were either born outside Germany, are sons of immigrants or have one non-German parent, with roots in Ghana, Poland, Tunisia, Turkey and other countries.
半数を下らないプレーヤー達がドイツ以外で生まれているか、移民の息子達であるか、あるいは両親がドイツ人ではなく、ガーナ、ポーランド、チュニジア、トルコ、その他の出身者だ。

The effect of such a radical transition cannot be overstated in a country that for years did not consider itself a land of immigration and where foreigners brought in to fill the skills gap were deliberately called "guest workers" on the understanding, or hope, that they would go home.
こうした急激な変化による影響は、誇張されて語ることは出来ない。この国は長年に渡り、自身を移民の国ではない、と考え、労働力不足を埋めるための外国人労働者を『ゲストワーカー』と意図的にゲストと呼び、彼らはいずれ自国へ帰る人達、帰ってほしい人達、と考えていた。

The change has come about thanks to a 1999 revamp of citizenship laws. Half the current team's players would not have been allowed in just over a decade ago.
変化が起きたのは、1999年、市民権法が改正されたお蔭だ。ほんの10年前だったら、現在のチームのプレーヤーの半数は、代表チームでプレーすることが許されなかったのだ。

Some bloggers on far-right Web sites have railed in anger, insisiting that the team was "no longer German".
ある極右のウェブサイトでは、今のチームは『もはやドイツチームではない』と主張し、怒りを露わに毒づいている。

One poster boy of the new generation is 23-year-old midfielder Sami Khedira, whose father emigrated from Tunisia to Germany 30 years ago to work in a steel foundry.
多文化世代を象徴するようなひとり、23歳に中盤、サミ・ケディラは、30年前に鋼鉄鋳物工場で働くためチュニジアから移住してきた父親を持つ。

"I think it's an advantage to be a player of mixed origins. When two nationalities come together, it brings advantages--(Tunisian)emotions coupled with Gerrman virtures of discipline, ambition, concentration," he said.
『ハーフやクオーターの選手というのは有利だと思います。二つの国民性が一緒になると、メリットが増えますよ。チュニジアの感情豊かなところと、ドイツの美点である規律、大きな志、集中力などが合わさるのですからね。』

Ozil, arguably the star of this team, said that he sees his "Turkish side" coming out in his technique and feel for the ball, "and the give-it-your-all attitude to my game is the German part of me."
このチームの、ほぼ間違いなくスターであろうエジルは、彼のテクニークとボールへの感性はトルコ側の自分、試合へ全力を傾ける気持ちの強さはドイツ側の自分だとみている、と話した。

It is hard to believe Ozil, 21, who recites the Quran during the singing of the national anthem, would have been accepted to the degree he has been, even five years ago.
試合前の国家斉唱の際にコーランを朗誦した21歳のエジルは、5年前なら、今回彼が受け入れられたようには、受け入れられなかっただろう。




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最後に気分をアップさせたいです!!バラックがESPN解説者としてエジルについて泣けちゃうことを言ってくれていました。(本当に泣き)
Hansさんメールより転載:




(バラック、ESPNでのオランダ戦後のコメント)

I’m irritated about the criticism about Mesut Özil.Okay,vs.Holland,he didn’t have magic moments,which everybody had expected from him.But for me,he played nevertheless a strong match.Without Özil,the two goals never happened,because by his class,he created vacant spaces for his team colleagues.Short before the goals,Özil tied and made busy two Holland players,so “Schweini” had spaces and could go through the midfield.Suddenly he had time and space to make two world class passes through the Holland defence to Mario Gomez.
エジルに対する批判には腹が立ちますね。確かにオランダ戦では、みんなが期待しているような彼のマジック・モーメントを見ることが出来ませんでした。でも私からみると彼はそれでも非常に精力的にプレーしていました。エジルがいなかったら、あの2ゴールは生まれませんでしたよ。彼の優れたプレーのおかげです。彼はチームメイトのためにスペースを創り出してくれています。ゴールの少し前、エジルは自分に注意を引きつけオランダ選手達を忙しくさせてました。だからシュヴァイニーがスペースを持て、中盤を上がっていけたのです。だから彼は2本のワールド・クラスのパスをゴメスに送ることが出来ました。





This shows us,that in football sport,only the player is celebrated,who scored the goals or who made brilliant passes,but the working of the other players is underestimated.
I liked the german team in the match vs.Holland very much:The team has become more and more mature.
It has finished the naivity from the world cup 2010.The “hurray-style” in south Africa was beautiful to watch,but for winning the world cup,some things lacked.

Especially some coolness and experience.But now our team has both.We will not get any problems with Denmark .I’m sure:We will reach and win the quarterfinals as first of our group.
つまりこれは、フットボールでは、ゴールを決めたり、素晴らしいぱすを出したりして皆から祝福を受けるプレーヤーだけでなく、他の選手のために働く選手達が過小評価されている、ということを示す例ですね。
私はオランダ戦のドイツチームはとても良かったと思うし好きです。チームはますます成熟してきています。
2010年ワールド・カップ時の青臭さがなくなりました。あれは観ていて美しいフットボールだったけれど、ワールド・カップには届かない、何かが欠けていました。
冷静さや経験ですか。しかし今のチームはその両方を兼ね備えていますよ。デンマーク戦は問題ないでしょう。
確信しています。ドイツはグループ一位通過して準々決勝にも勝利するでしょう。



In the semi-final it will come an important moment to decide the match:then our team must be awake and attentive.This will become decisive to win the match.But now the team is experienced and mature enough to reach the stars.

準決勝は本大会を決める重要な試合となるでしょうね。だから気持ちを引き締めてしっかり注意しないといけません。





Who is able to beat us?Spain has a brilliant and excellent team.The win over Ireland was impressive.But I think,the germans are more hungry for the title.Portugal has impressed me.We must not underestimate France and Italy.But we are able to beat them all.

One word about national team coach Jogi Löw:He is making a good job.The team has developed very well.I heard,that he wants to think about his job after the e.c.To continue or not.My opinion:He is the perfect national team coach.I hope,he will stay.

Not to forget:He has a young team.Till now,it isn’t at its highest point.In 2014,the world cup in Brazil,this will become the next and new highlight.”
どこが最大の敵かというと・・スペインは優れたチームですね。アイルランド戦勝利は印象に残っています。しかしドイツはタイトルに飢えていて、よりハングリーな状態です。ポルトガルも強い印象を受けましたね。フランスやイタリアも侮れません。しかし、今のドイツなら彼らを倒すことが出来ます。

レーヴ監督については:彼は優れた仕事をしてます。チームはとても成長しました。ユーロ後も監督継続を希望している、と聞きました。継続するにしろ、しないにしろ、私の意見としては、彼は完璧な代表監督です。彼には続投してほしいと私は望んでいます。

もうひとつ、忘れていけないのは:彼のチームは若いチームだ、ということ。まだ彼らの円熟期を迎えていません。2014年WCは絶頂期になるでしょう。






ありがとう~~!!嬉しい応援、力1000倍もらえますねー!
バラックの解説は、豊かな経験、豊富な知識を駆使して聞きごたえがある、と評判のようですが、やはり英語は母語ではないので現地の人たちには言葉の出方が遅く感じられる、と、そんな声もあるようです。それは仕方ないですよね。母国語じゃないのだから。それから同じ解説者で元選手のAlexi Lalasという人と、ライバル意識燃やしてやり合っていて面白いらしい:そんなとこでも闘志燃やしちゃって(笑)どこへいってもバラックらしい。

こちらの記事で様子が分かります。



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頼もしいイレブン。ギリシア戦、頑張って!!!

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Oezil: DFB Interview(メスト・エジル)

2012-06-18 00:21:32 | メスト・エジル(Mesut Oezil)


次々エジルのインタヴュー記事や映像がアップされてきます。
DFB公式サイトにまた新しいエジルのインタヴューがアップされました。
ラームを狙うモウリーニョ?とか、家でパスタを振る舞うエジルとか、中身に新味がありました!





jenny jenkinsさんによると、話している内容は以下の記事内容とほぼ同じだそう。
なので記事を読んで、映像で優しげなエジルの表情を楽しむことにします!

元記事はこちら





英訳内容はかなり要約され、興味を引く箇所(セルヒオ、カリム、モウリーニョ、レーヴ、ラーム、サミ、クリスについての箇所)を残して、いつも繰り返されているような部分はカットしてある、とのこと。





Mesut Ozil on the National Team and Real Madrid
June 16, 2012
Translated by jenny_jenkins
代表チームとレアル・マドリーについて語るエジル




聞き手:
クリスティアーノが繰り返し、あなたは面白いヤツだ、と言っていますが、世間ではあなたは思慮深くて内気だと思われています。どうしてこうイメージが違うのでしょう?
エジル:
チームにいる時はジョークを言ったり、仲間を挑発したりするのが好きなんです。レアルのスペイン、ポルトガルのチームメイト達には、ユーロでやっつけてやる、と言ってきました。






聞き手:
監督モウリーニョはあなたを世界で最高の10番プレーヤーだ、と名指ししましたね。
エジル:
嬉しかったです。クラブ監督の彼はボクが何を出来るのかを知っています。そう言ってくれた時は嬉しかったです。



聞き手:
それはモウリーニョの本来の性格と矛盾してませんか?
エジル:
そうじゃないといいけど!








聞き手:
モウリーニョとレーヴの違う点は何でしょうね?
エジル:
二人を比較しようとは思いません。二人とも傑出した監督ですし、世界最高監督の中に入りますし。彼らの指導下で成長出来るというのは、とても嬉しいことです。



聞き手:
友人セルヒオ・ラモスについて話が出ましたが、彼とはトーナメント中、メール連絡をしているのですか?
エジル:
彼だけではなく、ベンゼマやクリスティアーノとも交信し合っていますよ。アイルランド戦後、ラモスには『おめでとう!素晴らしい試合だったね!』って書いて送りました。






聞き手:
『決勝戦で合おう!』とも書いたのですか?
エジル:
(笑って)いいえ - それは、まだ書いていませんよ。


聞き手:
ケディラは代表チームだけでなくレアルでもチームメイトですね。彼をどう評価していますか?
エジル:
彼自身も非常に成長して、代表チームの重要プレーヤーとなりました。僕からすると彼は、世界最高の背番号6番プレーヤーの一人です。彼と一緒にプレーするのは、すごく楽しいです。この2年でボクの親友になりましたから。プライベートでも一緒のことが多いんです。彼はマドリードで、より逞しく、より安定しました。








聞き手:
フィリップ・ラームがレアルに来るともっと嬉しいでしょうか?モウリーニョはバイエルンのキャプテンに相当興味を持って、名前を挙げることになりそうですが。
エジル:
(笑って答えを躊躇)フィリップは何年にも渡ってワールド・クラス・プレーヤーであることを示し続けています。レアルを含めて、多くのクラブにとって貴重な戦力でしょう、もちろん。これからどうなるのか、見守ります。


聞き手:
ラームとは、そのことについて話をしますか?
エジル:
いいえ。絶対にないです。僕たちはユーロの試合に集中していますから。










聞き手:
今大会で印象に残ったチームがありますか?
聞き手:
ロシアチームです。すごく良いチームだと思います。とりわけチェコとの第一戦は、彼らのカウンター・アタックの上手さや、いかに多くのチャンスを作り出せるチームなのかを見ることが出来ました。
(残念ながら、ロシアは準々決勝に進めませんでしたね。)


聞き手:
文学研究において有名な教授が、11 Freude誌の中で、あなたのエレガントなプレーに対して賛辞の言葉を贈りました。あなたのお父さんはこれに大喜びしていましたが、あなたは?
エジル:
もちろん、そのことは聞いています。でも残念ながらその文は読んでいないんです。僕たち遠征中ですから。それは父と同様、光栄に思います。











聞き手:
あなたのお父さんはパスポートを忘れたために、ユーロ第一戦を見逃した、というのは本当ですか?
エジル:
全くその通りです。でもたくさんの親戚や数人の友人たちが来てくれました。仕事があるので、もう帰国してしまいましたが。


聞き手:
プレーステーションでゲームすることで良いプレーヤーになれた、とメッシが言っていました。あなたもそう思いますか?
エジル;
間違ってはいないと思います。ゲームを通して、考えたり、抑制したり、相手の出方を考慮に入れたりするので。




DFBの動画はこちら:
Mesut �・zil im Interview






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上にちょこっと出てきたエジパパですが、息子のプライベート面を語っている箇所を下記記事から抜粋しておきます。


元記事はこちら


エジルの家に来るチームメイト達の話:

Mustafa Özil sits in the Café Madrid and explains anecdotes about the domestic qualities of his son (hausmännischen Qualitäten).
Among the stars assembled at Real Madrid he is friends with Sami Khedira and also with Sergio Ramos. They meet up regularly at Özil’s place, who cooks for them.
Khedira, supposedly, likes it best when Özil cooks those noodles with garlic, tomatoes, and eggs mixed in.
This chef and artist of the German game also pays better attention to his own diet now. Twice a week he eats fish. Cola is forbidden. He’s put on 4 kilos. That is mostly from muscle-mass he gains through his strength-training.
Mesut has to watch out however, that too much strength doesn’t take away from his suppleness. A shame, says Mustafa Özil. At the moment he’s found the proper balance. When it comes to his game, however, the father says his son still needs to bag more goals himself. And never forget to make use of his elbows.

レアルのスター達の中で友人といえばケディラとラモスだ。彼らは定期的にエジルの家にやって来て、エジルの料理を食べる。どうやらケディラのお気に入り料理は、エジルが作るガーリック、トマト、卵をミックスしたヌードルらしい。
今エジルは、自身の献立に注意を払っている。週2回は魚を食べ、コーラは禁止。彼は4キロ体重が増えた。ほとんどが筋トレによる筋肉増強によるものだ。
メストは筋力付け過ぎによって、彼のしなやかさが失われないように気をつけている。
今現在、メストは適切なバランスを保てている。しかし、とムスタファは続ける。息子はもっと自分自身でゴールを狙う必要がある、それに肘を使うのを忘れてはだめだ、とも父親は話した。










自分でパスタ茹でて、ケディラ、ラモス達にお料理してあげる、なんて!
ブレーメン時代のYOUTUBE映像でキッチンに立つエジルを(ユーリさんに教えて頂き)見ましたけど、今も作ったりするんですね^^。
コーラを禁止したり、魚料理にしたり。
食事に関するアドバイスする人がクラブ内にいるのでしょうけど、きちんと自己管理していてエライです!




さて、明朝ドイツ対デンマーク戦とポルトガル対オランダ戦は同時刻開始。

3連勝目指して、良い試合となりますように!!

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Oezil: Welt Online Interview(メスト・エジル)

2012-06-17 00:09:38 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
オランダ戦後、WELT ONLINEに載ったエジル・インタヴュー。
jenny jennkinsさんブログ英訳から転載です。





元記事はこちら

Mesut Özil: Germany is now like Real Madrid
Deutschland ist jetzt wie Real Madrid"
WELT ONLINE June 15, 2012 Translated by me, jenny_jenkins
Mesut Ozil thinks this German team is the strongest in history. The 23 year-old speaks with Welt Online about Joachim Löw, Lukas Podolski and criticisms.


『ドイツ代表チームは、今はまるでレアル・マドリーのよう』
メスト・エジルはドイツ・チームは史上最強チームだ、と考えている。レーヴ監督、ポドルスキー、そして自分によせられる批判などについて語った。





The sun sends a beam breaking through the clouds to gleam briefly against Mesut Ozil's diamond earring. The playmaker sits, relaxed, in the team hotel in Danzig, his black DFB shirt hanging over his trousers. Obviously a man who is satisfied with himself and the world before the final group-stage game on Sunday against Denmark.

雲間からもれる日差しがエジルのダイアのイアリングをキラリと光らせた。
彼は宿泊中DANZIGのホテルで、代表用の黒シャツを腰に巻き、リラックスした様子でインタヴューに応えた。



Welt Online: Mr Özil, one hears that you are not entirely satisfied with your performance in the first two games.
Mesut Özil (grins): The things you hear! (Was Sie so alles hören!)

聞き手:
エジル、この2試合にあなたは満足していない、と聞いていますが。

エジル:
そんな風に伝わっているのですか!

Welt Online: Is it true?
Özil: First off we can be absolutely proud of the fact that we've won the first two games. They were two games we couldn't be absolutely certain of winning.

聞き手:
そうなのでしょうか?

エジル:
まず第一に、僕たちが最初の2試合勝利したことを誇りに思っています。この2試合が僕たちの勝ち試合だったことは、100%明らかなことです。







Welt Online: We are talking about you though.
Özil: It's true that I can play better. That's because I know what I still have inside me. And I haven't shown it yet. Most of all: my finishing could be better. I was unlucky to hit the post against the Netherlands. Portugal was disappointing, and that's difficult for me. But I can and will improve myself.

聞き手:
あなた自身については、どうなのでしょう?

エジル:
確かに僕はもっと良いプレーが出来ます。もっと自分には持っているものがあることが分かるからです。まだそれを示せていません。その中でも最大なのはフィニッシュです。もっと出来ると思っています。オランダ戦ではポストを叩いてしまって運がなかったです。ポルトガル戦は満足いくものではありませんでした。難しかったです。でも、僕はもっとやれます。もっとよくなります。







Welt Online: Your critique flatters you – we're sitting here , after all, following two wins in the most difficult group at these Euros.
Özil: I'm proud of the team. Other teams like England, Italy, Spain and the Netherlands do not have 6 point after two games. We have won against two top nations. For all that we need one more point to be certain of being in the quarter-final. For that reason I won't sit here and celebrate as though we were in. But if summon up our potential then I won't be worrying. We can defeat the Danes.

聞き手:
評論家たちはあなたを褒めそやしています - 結局ユーロの中でも最も厳しいグループで2勝上げた訳ですから。

エジル:
チームを誇りに思います。他のチーム、例えばイングランド、イタリア、そしてオランダは2試合後6点を上げていません。僕たちは世界でもトップの国々を相手に連勝しました。そうであっても、僕たちはまだ準々決勝進出を決めた訳ではありません。あと1点必要です。だから、僕はここでゆったり座って、2勝を祝おうとはしていません。でも気持ちを高めて、やる気で当たれば、デンマークに勝てると思っています。





Welt Online: Two years ago the team travelled without Captain Michael Ballack to the World cup, at that time expectations were low. Now you and your colleagues are top-favourites. Do you feel the weight of expectation?
Özil: It's a different starting point from South Africa. One can see now that the opponents know our strengths, that they have prepared themselves against them - and that they rate us with two or three others as favourites. But that's all right. To get to this point was our aim, our goal. Every opponent wants to beat us. It's like with Real Madrid. Every smaller team wants to beat us and does everything they can to do it. Germany is now like Real Madrid. I like that.

聞き手:
2年前のワールド・カップ時、キャプテンだったバラックを欠いた代表チームへの期待は高いものではありませんでした。しかし今回の代表チームは優勝最有力候補として期待されています。この期待の大きさは重く感じますか?

エジル:
南アW杯とは出発地点から違います。相手国は僕たちの強さをよく知っているし、その対策も取っています。僕たちは他の2~3か国と共に優勝候補に挙がっていますが、それは構いません。優勝は僕たちが目指す目標です。どの相手国も僕たちを負かそうとするのは、レアル・マドリーと同じです。どの下位チームもレアルに勝とうとあらゆる手を尽くしてきますから。今のドイツは、そういうレアル・マドリーと状況は同じです。僕はそういう中で戦うのが好きです。

Welt Online: What else is different from 2010?

Özil: We've continued to develop together as a team. We have reached another playing level. We owe that to Joachim Loew, who has shaped our team.

聞き手:
他に2010年と違う点がありますか?

エジル:
僕たちはチームとして成長し続けています。プレイング・レベルもワン・ランクアップしました。僕たちの型を形作ってきたレーヴ監督のおかげです。





Welt Online: Earlier there was a time where Germany couldn't beat big teams. Does it now have to be: Germany can't lose against the big teams?
Özil: Of course we are happy when we beat teams like Portugal and Holland and that they scarcely created a chance against us. But we musn't become complacent. You don't win games through talking. We have however shown, convincingly, what we are capable of.

聞き手:
以前ドイツはビッグチームには勝てない、という時期がありました。『ドイツはビッグ・チームに負ける訳がない』としなければなりませんね。

エジル:
ポルトガルやオランダといった強豪国を倒せてよかったです。実際彼らはほとんどチャンスを創り出せませんでした。でも自惚れてはいけないし、予想の話だけでは試合には勝てません。自分たちが何を出来るかを、周りが納得できるように、僕たちはこれまで示してきました。

Welt Online: Mehmet Scholl criticized Mario Gomez very harshly after the 1:0 against Portugal.
Özil: I think that with his two games against the Netherlands that Mario has given his answer. He can cope with it professionally.

聞き手:
1-0で勝利したポルトガル戦後、ショルがマリオ・ゴメスを酷く批判していました。

エジル:
オランダ戦での2ゴールでマリオは答えを示しました。彼はプロとしてしっかり乗り越えていくと思います。





Welt Online: Were you aware of this discussion?
Özil: Natürlich. We read German newspapers here. Mario dealt with it well. (Mario hat das super gemacht.)

聞き手:
この記事と議論については聞いていましたか?

エジル:
もちろん。こちらでドイツ新聞を読んでいますから。マリオは上手く対処しています。





Welt Online: What do you think of former players who are now television experts? Fouling the nest? (Nestbeschmutzer?)
Özil: No. Everyone is allowed their own opinion. We can't allow ourselves to be distracted by it.

聞き手:
現在テレビの解説をしている元選手達をどうお思いですか?巣を荒らしているでしょうか?

エジル:
いえ、誰でも自分の意見を述べるのは自由ですから。自分たちがそうした批判意見に注意を逸らされないことです。

Welt Online: You became champion with Real Madrid, but there was relatively little coverage on it here. Do you think your performances don't get enough recognition.
Özil: (thinks about it at length) It's true that little is written about it. Not only about me, but also about Sami Khedira. We played a super season. I think it is sad that in Germany not as much notice is taken of it, unless the Spanish press write something negative about us. Sami and I think it's a shame, when they are not proud of us. To win the championship with a 9 point lead over FC Barcelona is a big deal.





聞き手:
レアルではリーグ優勝を果たしました。ドイツではそのニュースがあまり報道されませんが、あなたのパフォーマンスがこちらでは充分な評価を受けてない、と思いますか?

エジル:
(少し考えて、笑いながら)殆ど伝えられていないのは本当ですね。ボクのことだけでなく、ケディラのことも。僕たちにとっては、素晴らしいシーズンでした。ドイツではあまり注目されていないのは悲しいですね。スペインのメディアが僕たちのネガティブなニュースを伝える時は注目されるのに。サミと僕は、ドイツメディアが僕たちのことを誇らしく考えてくれないと、残念に思います。バルセロナと9点差でリーグ優勝を果たす、ということは大きな出来事なのですけど。


Welt Online: The Spanish League can only be watched on the Internet? Is that the reason?
Özil: It could be. Perhaps I have to sell myself more aggressively.

聞き手:
スペイン・リーグ戦はインターネットでしか視聴出来ないのが理由でしょうか?

エジル:
そうかもしれません。僕がもっと積極的に自分を売り込まないといけないのかもしれないですね。


Welt Online: Is this the strongest German team in history?
Özil: I think so yes. We have become more consistent, we have more self-belief. We have players like Mario Goetze, Andre Schuerrle and Marco Reus in the background. We are a very young team, that has nevertheless reached a high level and for whom big things are possible.

聞き手:
史上最強の代表チームといえますか?

エジル:
そうじゃないか、と思います。ずっと堅実で安定していて自信を持っているチームです。控えにゲッツェ、シュールレ、ロイスがいます。まだ高いレベルに到達したチームではありませんが、これから大きな目標を設定できる、とても若いチームです。





Welt Online: Miroslav Klose has lost his starting place. What's your impression of him?
Özil: His behaviour is exemplary. He doesn't make a fuss, trains as hard as ever. He is a huge role-model. We have in Mario and Miro two world-class strikers and we are happy about that. They are both really important to us.

聞き手:
クローゼは先発ではありませんでしたね。彼のことはどう思っていますか?

エジル:
彼の振る舞い、行動はお手本ですね。彼は騒いだりしないし、トレーニングはいつも懸命に取り組んでいるし、僕たちにとって模範選手です。マリオとミロという二人のワールド・クラスなストライカーがいて嬉しいし、彼らは本当に大切な選手たちです。


Welt Online: Is this harmony the key to success?
Özil: It is certainly a very important element, perhaps the most important. If we couldn't understand each other then we couldn't play so effectively. we are not just 11, but 23 friends. That includes the coaches and the staff.

聞き手:
チーム内のハーモニーは成功への鍵ですかZ?

エジル:
とても大切な要素です。おそらく一番大切なのではないでしょうか。お互い理解出来なかったら、効果的なプレーは出来ないでしょう。11人の選手だけでなく23人の仲間です。それにコーチやスタッフ達、すべて含めてひとつのチームです。





Welt Online: How does the criticism of Toni Kroos in Bild fit into this? After the game against the Netherlands he said: "Everything is not okay. After playing the season that I just did it's logical that I would want to play." ("Befriedigend ist das alles nicht. Gerade nach der Saison, die ich gespielt habe, ist es doch logisch, dass ich spielen will.")
Özil: I find it normal that everyone would want to play and I find it normal that everyone would want to prove themselves, but the coach decides who plays.

聞き手:
トニ・クロースがビルト紙に語ったことについて、チーム内ハーモニーに当てはまるでしょうか?オランダ戦後、彼は
『全てOKという訳ではありません。シーズン終えた後に、僕はただプレーしたい、と声にするのは、筋の通ったことでしょう。』

エジル:
誰もが自分はプレーしたい、と声に出すのはごく普通のことでしょう。誰だって自分の力を示したい。でも誰を起用するかを決めるのは監督です。


Welt Online: Can you criticize the coach?
Özil: No. But Toni Kroos didn't do that.

聞き手:
あなたは監督を非難出来ますか?

エジル:
いいえ、出来ませんよ。でも、トニ・クロースは監督を非難した訳じゃありませんよ。






Welt Online: On Sunday Lukas Podolski will play his 100th national game.
Özil: Puuuh, that's insane. Hat's off to him!

聞き手:
日曜日の試合で、ポドルスキーは代表100試合目になりますね。

エジル:
ヒュ~、それはすごいなぁ。彼には脱帽です!


Welt Online: You'll be playing your 35th. Is reaching 100 the goal?
Özil: No. I don't think in numbers and records. 100 caps is a wonderful thing, but it isn't my ambition to reach it. I want to play successful football. How many games that will take is unimportant to me.

聞き手:
あなたはキャップ数35になりますね。100試合出場に到達するでしょうか?

エジル:
いいえ、僕は数字や記録のことは考えていません。100試合達成は素晴らしいけど、それを目指している訳じゃありません。フットボールでの成功を目指したいです。何試合かかるか、などというのはボクにとっては重要なことじゃありません。









 
ドイツ人インタヴュアーの質問て、単刀直入ですね。日本人的感覚だと、もう少しやんわり尋ねてもいいのに、なんて感じちゃうのですが。
どんな質問にもそつなく答えていて(答え慣れていて)なんだか安心です。


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エジル・フォト・ギャラリー(近頃話題のSepp Magazineから)










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Euro2012 GL Germany 2 - 1 Netherlands(メスト・エジル/ドイツ代表チーム)

2012-06-16 00:15:10 | メスト・エジル(Mesut Oezil)

オランダとのグループリーグ第2戦は、2-1でドイツ勝利です!





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フォトで追っかけ記録しておきます。
(言葉とフォトが合っていないものがあるかも、です・・汗)



ウクライナ第2の都市ハルキフで行われたオランダ戦。気温高くて体力消耗が心配されていましたね。
キャンプ地のポーランド、グダ二スクから結構な距離。ウクライナは大きな国だから移動も大変そう。




先発メンバー発表。




ピッチ上に勢ぞろい。



国家を歌い終わりました。





ドイツの先発メンバー。





微妙に角度が違う2枚のフォト。くどいけど2枚とも貼っておきます。
暇な時に違い探しでもしてみてください^^。



一方こちらはオランダの先発メンバー。








キックオフはカウント・ダウンで!何だかヘンな感じ。
やっぱりキックオフは、レフェリーの『ピーッ』というシンプルな笛がいいです!



開始早々6:00 ファン・ペルシーが抜け出してノイアーと一対一の危機が!
ノイアー、見事に止めました!




8:00 ボアテングのスローインボールを相手ディフェンダーがクリア。 それがエジルの前に落ちて、エジルすかさずシュート!!

ザンネン・・・よく見るとポストに当たってGKキャッチしちゃってました。




シュート後のエジル。この時はまだ穏やかな表情ね。







10:00 またファンペルシ―にゴールチャンス。でもゴール左に流れてしまいました。


12:00 ケディラが前線へよく出て行っていました。エジルとのパス交換も。



14:00 ロッべンを押さえ込むラーム。実況が『しつこいディフェンス』なんて言う程、効いていました。ラーム!
バトシュトバー、ラーム、ミュラーまで加わってロッベン取り囲み作戦。みんなバイエルンのお仲間だわ。





でもオランダの攻勢激しかったです。ゴールを脅かされる場面が多いドイツ。




19:00 バトシュトバーとヘッドぶつかるロッべン。流血して治療を受けました。





23:00 先制点が生まれた!!



ミュラー→シュヴァ→ゴメスとバイエルン・トリオが連携プレー。

シュヴァは左にいるポルディをちらりと見てディフェンスの気を逸らし、ゴメスへパス。
この間ミュラーは斜めにゴール前へ走り込んできて攪乱。ゴメスのトラップ・ターンから見事ゴール!
ワン・チャンスを活かして1-0に!







みんなで祝福!祝福!ワ~イ、ワ~イ!!













気温が高くて消耗激しそうでしたけど、そんな中ラームのディフェンスがホント目につきました。チョロチョロとボールを邪魔して奪って、なんか可愛いのでした。




30:00頃 ファンデルサールに訳もなく背中をド突かれるエジル。ひどい!何するの!




オブストラクション受けてイラ立ったエジルも目につきましたよ。





36:00 ゴール右からFKエジル。上がってきたバトシュトバーのヘッドがもう少しで決まりそう・・だったけど防がれちゃいました。






38:00 追加点きましたー!



ノイアーのキック→ゴメス→エジル→シュヴァ→ゴメスのゴール!!角度のない右からゴール左上へ、ポストに当たってゴール!


レーヴさん、リアクション!



またまた皆ー、集まってー!
祝福!祝福!ワ~イ、ワ~イ!





















実況:
『連携の素晴らしさ、エジルの視野の広さ、シュヴァの丁寧なパスが生んだゴールでした。』





44:00 ボールを追って右ライン際へ走ったエジルにぶつかる相手15番!!倒れてるエジル。




46:00 シュヴァのFKをGKが弾きだして前半終了



...........................................................................


後半、ロッべンはラームを避け、左サイドへ回ってスタート。




51:00 エジルは受けようとしたボールをフンテラールに横取りされ(!)負けずに取り返しに行きました!!
追いかけていって捕まえて、取り返しましたよ!!ファイター部分を見せました!!








52:00 フンメルスがボール持って上がっていき、シュートまで放ってCKを得た!ディフェンス陣頑張る!




54:00 ボール受けようとしていたエジル、後ろからボール奪われ怒ってます!ファウルなし。





55:00 ミュラーからのパスに反応しなかったエジル・・ボールは相手に奪われてしまい・・
 
怒るレーヴ。 口の動きから『メースートー』って怒鳴ってた??







57:00 ファンペルシーの鋭いシュート!はノイアーが防ぎました。そしてカウンターです!
ボールを持って駆け上がったエジル、ミュラーへパスを出しますが・・・カットされてしまい・・・天を仰ぐエジル

このあたり上手く行かずに天を仰ぐエジルを何回か目撃。上手く行かずに苛立った様子。




一方ラームはよく駆け上がってシュートを放ったりでした。動きが可愛いい^^!
ケディラもよく前に出ていって攻撃に参加!






62:00 相手に囲まれたエジルが、欺いてかわす足さばきがカッコよかった!!






ゴールを脅かされるシーンが多くてヒヤヒヤでした。







66:00 ケディラ、スナイデルがボールを奪い合い。







エジルがマジックを使って 『二人とも転べ!』って言ったのかと思った(笑)





解説:

『オランダは攻める5人と守る5人が分かれている感じ。』




71:00 スナイデルのシュートをボアテングが渾身のディフェンス! お腹に当てて防いだ。気合がすごい。




72:00 ゴメスがクローゼと交代になりました。で、そのとたんファン・ぺルシーのゴールが決まり2-1に。






勢いづくオランダ。ファン・ペルシーのシュートはフンメルスが防ぎました!



77:00 攻めるオランダに対し、カウンター、ドイツ。
フンメルス→エジル→ケディラ→クローゼ→エジルでしたが、倒されて・・・PKなし。
デヨンクのチャージに倒れるエジル。










そしてエジルはクロースと交代となりました。








90:00 相手バックパスに飛び出していってゴールを狙うクローゼ~~。

91:00 ミュラーがベンダーと交代です。




93:00タイムアップ。2-1でドイツ勝利でした!!





フォーカス・オン・エジル-オランダ戦はこちら:

Mesut �・zil Vs Netherlands EURO 2012 Full HD by MesutOzil10l







ところでゲーム後、カメラはミュラーに絡んでいくスナイデルを追っていましたね。そこにレフェリーも加わってきました。





その後方ではエジルがカイトたちに囲まれているのが見えていたのですが。。。





カイトを止める相手15番。



エジルは冷静そうに見えましたけど、何があったのでしょう?













クローゼやシュヴァが仲裁に駆けつけてくれた?




その後、ゴメスとファンペルシーがシャツ交換、スナイデルとポルディがシャツ交換してました。



レフェリー達に握手を求めるエジルの姿。珍しー。
ひょっとしてレフェリーイングにやんわりと抗議の意味?かな。






そして今日もエジルのお兄さん、ムトゥルさんが観戦していました!



(フォト・リポートここまで)

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何はともあれ2連勝できてよかったです。準々決勝進出に向けて大きく前進でした。




ポルトガル戦でも決勝点を上げたゴメス、オランダ戦でも2得点を上げて得点王争いのトップに。




第一戦で代表戦に目覚めた感のあるスーパー・マリオ!それともショルの苦言に向こうっ気を刺激されたでしょうか^^
ディフェンスも頑張っていたし、テクニークを見せた素晴らしいゴール!でした。
もちろんこの試合のMOMは、マリオ・ゴメス。



あ~、でも代表ゴール記録がかかっているクローゼにも、もっと長くプレーしてほしいな。
残り15分程のところでゴメスと交代出場だったクローゼ。相手バックパスに飛び出しって言ってゴールを狙うベテランの渋とさや、エジル達とのスムーズなパス交換をもっと見たいです!




ディフェンス陣頑張りました!
ノイアーはまた何度か危機を防いだし



ドイツのゴールを喜ぶノイアー!



フンメルスもバトシュトバーも機を見て攻撃参加するし、



ラーム、ボアテングもスルスル上がってゴール前へ放り込むし



エジルもポルディもミュラーもディフェンスに戻って頑張るし、





担当ポジションが広くて流動的。皆すごく走り回って動いて、もう芸術的!


ケディラは『エッ、こんなに速く走る人だった?』というくらい献身的によく動くし、



シュヴァはもちろん司令塔として存在感示して2アシスト記録。バイエルンの悪夢を払拭したみたいに元気でした。





ディフェンス陣の中でも目立ったのは、ラームのロッベン封じ込め!本当に上手くってロッべンはボールを何度奪われたことか。
後半はラームを避けてか左サイドに回されてましたね。途中交代で去るロッべンはフラストレーション一杯気で、広告看板を越えて去って行きました。
クラブが一緒なのでロッべン攻略はお手の物!任してけィっていう感じ、あるのでしょうか^^。小柄なラームの頑張りに拍手!!!でした。




WOWOW解説の城さん:

『チーム力、組織力に差があった。攻守の切り替えがすごく速くて、交代が入っても、変わらず組織立って出来るドイツ、強いです。』


ポルトガル戦よりチームとして一段と機能アップしてきた感があるドイツ。
現在、勝ち点6でグループトップとなって、第3戦デンマーク戦に臨みます!



シュールレ、ゲッツェ、ロイスたちの起用はあるのでしょうか。注目ですね。




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この試合のMOMはゴメスでしたが、もう一つのグループBの試合、ポルトガル対デンマーク戦ではぺぺがMOMでした。


ドイツ戦のぺぺもよかったですからね。おめでとう!




ところでポルトガル戦後エジルとシャツ交換したのはペペだったんですねー。


試合前にはエジルとハグ。ケディラの後ろにいるのはペペ。



試合中は起こして上げて。




最後にシャツ交換とは。もしかしてぺぺは『隠れエジル・ファン』か、という疑惑が浮上(笑)。






隠れファンと言えば、モウさんの息子さんもエジルファン?!!
ポルトガル戦後、エジルを労うモウリーニョ。



このGIF動かないのですが(笑)この後モウ息子とエジルはフィスト・パンチ交わしてました!




ポルトガルはデンマークに勝って勝ち点3を手に入れましたね。つぎはオランダ。
ドイツがデンマークに勝てば、ポルトガルはオランダと引き分けても次のステージに進める。
援護射撃をするのでポルトガルも頑張ってー!



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昨夜30分程イタリア戦を観ていましたけど、イタリアいいですね。ピルロ。

今朝ネットでチェックしたら、クロアチアと引き分けに終わってましたが恐い相手です。
イタリア戦はトラウマです。先々当たりたくない相手だわ。

スペインはアイルランドを4-1とクラッシュ。
順当にポイントを4に伸ばしてますね。
目下のところ優勝最有力候補はやっぱりスペインとドイツ、というのが世間の風評。
お互い頑張りましょうー。




(追加しました)
スペインの話が出たついでに、笑っちゃった画像を見つけたので追加しておきます!




ユーロ2012真っ最中ですが、スペイン代表二人のシャビのスペルを間違える人が続出だそうで:



(ソースはこちら)
Xavi Alonsoと書いてしまう皆さんへ


こちらが Xavi Hernandez



XaVi Hernandez



こちらが Xabi Alonso



XaBi Alonso




そしてこちらが Xavi Alonso



Xavi Alonso


(確かに間違いやすいんですよね‐笑)

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そして今夜はフランスーウクライナ戦。こちらも楽しみな試合です。
録画ビデオが溜まるばかり。



Comments (2)
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Euro2012 GL:Germany 1 - 0 Portugal(メスト・エジル/ドイツ代表チーム)

2012-06-10 20:11:00 | メスト・エジル(Mesut Oezil)

ユーロ2012開幕です!

グループリーグ初戦ドイツ対ポルトガル戦は、1-0でドイツが勝ち、大切な初戦で勝ち点3を上げました!







試合では、どうしてもレアル・マドリーの仲間との接触ばかりに目が行ってしまいます。


CR7と




ぺぺと




そしてコエントランと




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エジルはUEFA公式サイトで、この試合のMan of the Matchに選ばれています!イェ~ィ!!
ファンが選んだMOMはCR7ですね!









ベスト・プレーヤー賞を受けるエジルと試合のシーンはこちらで:

SPECIAL EURO 2012 - 遵ムzil ist der Mann des Spiels (09.06.2012)




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Published: Saturday 9 June 2012, 23.00CET

Özil's engine earns Man of the Match accolade

Mesut Özil's excellent performance earned him the Carlsberg Man of the Match award as Germany edged past Portugal to claim maximum points in their Group B opener.

The Real Madrid CF midfielder produced an industrious display coupled with his usual compsure on the ball and received high praise from former Denmark midfielder Allan Simonsen, who handed over the award in the post-match ceremony. "He's technically perfect, works hard and always looks for the right pass for his team-mates," said Simonsen. "He played very, very well."

However, although delighted at the recognition, a modest Özil was keen to stress the importance of the team performance over individual accolades. "I have won something like this for the first time and am very happy about it," he said. "The main thing is the team played well and we deserved to win. As a team, we really gave everything and are very happy about it."

A tight affair was settled by Mario Gomez's 72nd-minute header and the 23-year-old said there was room for improvement after Germany's UEFA EURO 2012 curtain-raiser. "I didn't play my best, I know I can play much better," said Özil, who covered 10,371 metres in his 87 minutes on the pitch. "I am happy about the award but the main thing is that we won the first game. We're concentrating on the next match now and we hope we'll be as successful as today.

"The main thing in the first game is that you play well and limit the mistakes. Portugal played very well, they're a strong team with a lot of quality, and they made life difficult for us. We're very satisfied to win 1-0 but we know we can get better in the coming games. The main thing is the three points."





上記UEFA記事には
エジルは、ポルトガル戦で見せた優れたパフォーマンスによって、試合後に最優秀選手賞が贈られた、とあり、エジルのコメントが載っていました。
『こういう個人賞は初めてなのでとても嬉しい。でも大切なのはチームが良いプレーをしたことで、ドイツは勝利にふさわしいチームだった、ということです。』

ゴメスのヘッドで、ぎりぎりの勝利の勝利を収めたドイツチーム。この試合87分間に走行距離10,371メートルだったエジルは、チームはまだまだ改善の余地がある、と続けて:

『この賞を受賞出来て嬉しいけれど、僕たちが初戦を勝利で飾れたことがもっと重要です。次の試合に集中し、今日のように成功を収めたいです。』

『重要なのは、初戦で良いプレーが出来、ミスを抑えられたことです。ポルトガルはクオリティの高い強豪チーム。難しい勝利でしたけど、1-0の勝利に満足しています。次の試合ではもっと良いプレーが出来る、と思います。大切なのは勝ち点3を上げたことです。』







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試合経過をフォトで追いかけます!




ピッチ上に整列







国家斉唱.。カメラに向かってウィンクは注意受けたのでは?ミュラー~、相変わらずウィンク魔ね(笑)







握手交換です。いつも冗談言い合っているチームメイトと戦うって、どんなでしょうね。
心なしか、目を逸らしているみたい。まともに目が会うと集中力が緩む、とか。








ドイツ先発イレブン




対するポルトガル先発イレブン






この日のヒーローとなるゴメスと談笑中





モウさんも息子を引き連れ観戦です!




『ワ~!!モウパパが観戦に来ているよ(喜)!!』
『落ち着けよ!そっちのチームの応援じゃないんだから。』






硬~い雰囲気でゲームスタート





9:00 と 29:00 どちらもエジルを起点にポルディがシュートを放ちましたが惜しくも決まらず・・・
ポルディ!オランダ戦ではきっとあなたが決めてくれるでしょう!期待してまーす!





12:00 ノイアー怪我?っとヒヤッとしました。ポスティガに黄色カード。





38:00ぺぺにブロックされて倒れたエジルを起こしてくれるぺぺ。
厳しい試合の中でも、ニコッとできるシーンでした。
仲間には優しいぺぺなのでした。



アッ、でも終盤投入されたクローゼには、激しくぶつかって引き倒しちゃいましたね!!おっそろしぃ~




39:00にもグラウンダーの鋭いクロスを入れたエジル



40:00 エジル→ミュラーがシュートを放ったけど左に外れ・・ゴール前でザンネンがるゴメスさん



42:00 バトシュトバ-が黄色カードをもらってFK与えちゃいました。





ノイアーからエジルへボールが。止めようと追うコエントラン、走り上がるエジル。速い速い!!


悔しがるエジル





44:00 CKからペペのシュート!!!危ない!!
ボールはゴールマウスにあたってライン上に落ち



ゴールとは認められず




ぺぺ、CR7のリアクション





観客のモウさんも息子さんと一緒にリアクト!






前半は0-0で終了。





後半いくつかの攻防があって・・・




60:00 シュヴァへのチャージでコエントランに黄色カード。




ファビオさんの動き、攻めに守りに目覚ましかったです(汗)ミュラーに対しても・・・





73:00 ケディラのクロスがディフェンスに当たって、そこにちょうどゴメスの頭がガチっと当たり



やっと、やっと先制点が入りました!













バラックもこの笑顔~~!!(追加画像)



クローゼがアップ始めて、そろそろ投入か、と実況、解説が囁いていた時でした。


よかったです。ゴメス大切な仕事が出来て!
解説の奥寺さんに『ここまで、ほとんど仕事をしてなかったゴメスが・・・』
などと言われてしまっていましたから^^




78:00 ゴメスに代わって、この日34歳の誕生日を迎えたクローゼが入りました。



85:00 その後ポルトガルの攻勢が続き



86:00 エジルに代わってクロース投入。お疲れ様!



88:0にはこの日、最大の危機!危ない場面!をノイアーが防いでくれた!


ノイアー~~~!!頼りにしてますぅ!
最後に来て冷や汗シーンでしたー。




『大丈夫?』シュヴァを心配するクローゼ





そして試合終了。




ファン達の祝福に応えるチーム






エジルは誰とシャツ交換したのかな










スタンドにはモウさんの他



エジルのお兄さん、ムトゥルさん



ケディラの両親と婚約者レナさんも観戦していました





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初戦勝ててホントに良かったです。次は初戦を落として必死の戦いを強いられるオランダとの一戦。厳しい戦いになるのでしょうね。

エジルやミュラーのクロスを、ポルディやクローゼ、そしてゴメスが、バシッとゴールの中へ弾き返す、そんなシーンを見たいです!





ポルトガルチームは次のデンマークに絶対に勝つでしょう!とっても手強いチームでした。
そしてドイツと一緒にグループリーグを突破できたら最高!
クリスティアーノもペペもコンエントランも頑張って!







今夜はスペイン-イタリア戦。こちらも楽しみです。

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DFB Interview in Poland(メスト・エジル)

2012-06-08 00:11:56 | メスト・エジル(Mesut Oezil)





メルケル首相が6日晩、ポーランド、グダニスクの代表キャンプ地を訪れ、選手達を激励した模様です。
エジルに話しかけるメルケルさん♪




訪問の様子を伝えるDFBビデオ
Angela Merkel visita a la Die Nationalmannschaft en Polonia



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エジルのインタヴュー記事をふたつ載せておきます。
ひとつはポーランド、グダニスクのホテル内庭園らしきところで受けたDFBインタヴューです。
内容は・・・いつもと同じです(笑)


DVDEURO SPECIAL - Mesut 遵ムzil Interview

このビデオを見終わると、DFBの他のビデオが次々見ることができてお得!
ミニ・ゴルフをケディラと楽しむエジルも!




(インタヴューの中身)
Meaning of the EURO
The EURO is coming up. We absolutely want to be European champions now, because we have the potential with the team. It will be very, very difficult, but we believe in ourselves. And I am also convinced that we can do it.

ユーロが意味するもの
ユーロ開幕が迫ってきました。僕たちは絶対に優勝したいです。チームには優勝できる力がありますから。とっても難しいだろうとは思いますけど、僕たちの力を信じています。ボクは優勝できると確信しています。

Group-Rival Portugal
Sometimes we make jokes with the Portuguese players of course. We say, “We’ll win the game. You have no chance against us.” And of course, they say the same. But respect is there. Because they know how strong we are. We fear no one.

グループ・リーグのライバル、ポルトガル
ときどきポルトガルのプレーヤー達と冗談を言い合います。『僕たちが勝つ。君らには僕たちに勝つ見込みは全然ないよ。』なんて僕が言うと、彼らは同じように返してきます。でもそこには相手をリスペクトする気持ちがこもっているんですよ。彼らは僕たちのチームの強さを知っていますから。僕たちが恐れるチームはひとつもありません。


Dream for the EURO
My dream is to win titles. To be European champion. And I’m looking forward to the tournament and I hope we win the title with Germany. And we can celebrate with the fans in Germany.

ユーロに向けた夢
僕の目指すところはタイトル獲得です。ヨーロッパチャンピオンになることです。トーナメント戦を楽しみにしているし、ドイツ代表としてタイトルを獲得したいです。そしてドイツ国内のファンの人達と優勝を祝いたいです。




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もうひとつのインタヴューはtagesspiegelに載ったもの。jenny jenkinsさんブログに 英訳がアップされていました。
こちらのインタヴューはずっと中身があります(笑)
 
元記事はこちら




聞き手:
天候について伺いたいのですが。晴天と雨天の試合では、プレーに違いが出ますか?

エジル:
いえ、何の影響もありません。もちろん天気が良くて日が照っている方がいいですけど、雨降りでも僕は問題ないです。もう何年もプロとしてプレーしてきています。ええと・・6歳の時からフットボールをやってきました。雨の日も、晴れの日も、雪の日も - 子供の頃はどんな天気でもボールを蹴っていました。学校が終わったらすぐにピッチに行ってました。



聞き手:
あなたは故郷ゲルゼンキルヒェンにある、『モンキー・ケイジ』と呼ばれるグラウンドでフットボールを覚えた訳ですが、どんな場所なのでしょう?

エジル:
ピッチがグルっとフェンスで囲まれていて、ボールが絶対に外へ出て行かないようになっています。だからゲームはいつになっても終わりません。僕たちはよく5対5、あるいは6対6でプレーしました。たいてい僕が一番小さかったです。僕たちはよくgezocktで相手を出し抜いたものでした。

聞き手:
gezocktですか?

エジル:
ジダンが僕たちの大好きな憧れ選手でした。TVで彼がピッチで見せる技を、僕たちは真似しようとしたのです。驚いたことに僕はいつもその技が成功しました。他の子達は上手くなるまで、もう少し時間がかかったのですが。






聞き手:
ジダンのどんな点に敬服しているのでしょう?

エジル:
僕にとって彼は完璧な選手でした。左右両足利きで、技術的に完成されていて、ヘディングでゴールを決めることも出来たし。


聞き手:
あの当時、多くの人達がジダンの芸術的な動き、バックヒール技やステップ・オーバーなどに驚嘆していましたね。あなたのレアルでのチームメイト、ケディラがいつかこう言っていました。『彼のプレーはとても美しかった。シンプルだからだ。』

エジル:
子供だったから、そう細かい点まで正しく見ることは出来なかったです。多分サミは別なのでしょうけど(笑)ジダンは偉大なプレーヤーです。彼の空中技などスゴイの一言です。僕は戦略的なことは言えませんけど、ジダンは素晴らしい芸術的な技だけではなくて、チーム全体にとても大きな影響を与えていた、ということが、プロとなった今なら分かります。彼はとてもよく動いていましたから。


聞き手:
スペインであなたは『ニュー・ジダン』として祝されていますね。背番号もかつてジダンが付けていた10番ですし。

エジル:
彼と自分自身を比較しようとは決して思いません。最高レベルでプレーしている時でさえ比較はしません。もちろんレアル・マドリーのようなビッグ・クラブでプレーしていることは誇りです。光栄なことです。でもジダンは別レベルです。彼は国際舞台での成功がありますけど、僕にはそれがありません。まだ自分を示せていません。







聞き手:
それを今回ユーロで示せるかもしれませんね。ドイツはどうやってスペインを倒すつもりでしょうか?

エジル:
スペイン攻略についてばかりが話題になりますが。 もちろんスペインは優勝候補ですけど、他にもタイトル獲得を競う国々がたくさんあります。もし決勝戦でスペインと対戦することになったら、僕たちは自分たちの強さを信じるでしょう。でもそこにたどり着くまでは長い道のりでしょうし、とっても厳しい道のりです。


聞き手:
あなたは試合の成績によって評価を受ける訳ですが・・代表チームだけでなくレアルでも・・レアルは世界最高のクラブで、人々からの要求もとても大きいでしょう。このプレッシャーはどう乗り越え対処しているのでしょう?

エジル:
正直いって、周囲の要求を気にすることはないです。10年前のグラウンドでプレーしていた時と同じで、ピッチに立ったら、ただ楽しみたい、という思いだけです。


聞き手:
モンキー・ケイジで数人の友人達とボールを蹴って遊んでいようが、ベルナベウで9万人の観衆が、あなたの見事な足元のパスに酔ってどよめいていようが、あなたにとっては大した違いがないとおっしゃるのですか?ちょっと信じられないのですが。

エジル:
本当にそうなのですか?僕にはどよめきや囁きなんて、聞こえないのですが。僕はただ試合に集中してるだけです。







聞き手:
いつ監督の指示通りに動き、いつ自分の意志で自由にプレーしますか?そうしないとあなたのマジックは見られませんよね。

エジル:
現代フットボールでは、すべての選手が戦略上の責任を満たした上に、ディフェンスにも貢献しないとなりません。そうしないとチームとして機能しません。練習で学ぶことはそれです。どう攻撃し、どう守るか。でも時としてインスピレーションのようなものを、そこに入れることがあります。それは突然、現れるものなのです。突然スペースが見えたりすると、パスをそこへ入れるのです。チームメイトがそこへ走り込んでくることが分かるからです。そういう時は考えている間がないほど、一瞬の出来事なのです。


聞き手:
あなたのパスはよくスペインのメディアでは『千里眼』と表現されますね。

エジル:
もちろん千里眼なんて持っていません。ただボールを持つ前に考えるだけです; チームメイトはどこに動いていくだろう?自分はどこへボールを持っていこう?レアルやここの代表チームでプレーする時は、全てのチームメイトたちが自分と一緒に考えながらプレーしていますから、とても簡単です。僕にとっていいのは、レアルも代表チームもシステムが同じだ、という点です。ここ代表でプレーする時、自分を適応させる必要がありません。それは僕にとっては助かることです。






聞き手:
今現在、あなたの頭の中に何か別のアイディアをお持ちですか?

エジル:
その質問には答えることが出来ません。ピッチに立っていると - ただ・・イメージが浮かんでくるのです。 自然に、突然に。







聞き手:
あなたのパスに合わせてチームメイトが走り込んでくるのですか?それともチームメイトの走る方向へあなたがパスを出すのですか?

エジル:
それは何と言ったらいいのか、難しいです。多分その両方ですね。僕たちは毎日一緒にトレーニングしてますし、目をつぶっていてもお互い理解し合えるというか。ピッチ上にいるとそれが分かるのです。考える必要がないのです。クリスティアーノがスペースに走り込んでいくと僕が彼にボールを出して、そしてゴール、です。


聞き手:
パスを出すときは声をかけないのでしょうか?パスを送る相手の名を呼ばずにパスを出すのでしょうか?

エジル:
時々声に出して呼びます。自分がフリーの時でチームメイトがボクを見ていない時などは。でも大抵の場合、チームメイト達がどうすべきか、先を読んで知っています。僕もそうです。







聞き手:
いつだったかシャルケのユース監督が、ボールがあなたの身体の一部のようだ、と言っていました。ボールを離れた環境に身を置く、というのはあなたにとって難しいのでしょうね。レーヴはよく強調する点なのですが。

エジル:
以前モンキー・ケイジで遊んでいた時は、戦略など無関係でした。今も言ってみれば同じようなものです。もちろんボールを使わない練習よりボールを使って試合をする方が好きです。でもきちんと習う必要はありません。本能的なものですから。


聞き手:
ボールから逃げたい、離れたいと感じることはありますか?フットボールを休む必要を感じたことはありますか?

エジル:
一度もないです。もし3~4週間の休暇がとれても、ボール無しではダメですね。友人達とプレーするでしょう。ボールは僕には不可欠なのです。






聞き手:
家にボールがありますか?

エジル:
はい、庭にいくつかころがってます。

聞き手:
そして家の中にも?

エジル:
家の中にはテニスボールがいくつか。時々それを使ってジャッグルするんです。







聞き手:
手の中にいくつボールを持つのですか?

エジル
いえ、手を使って、じゃありません。足でジャッグルするのです。これは代表チームでよくやる練習です。見方が変わっていいのですよ。


聞き手:
どんな風に?

エジル:
小さなボールの方がコントロールするのが、ずっと難しいです。10分間やってみると、フットボールがものすごく大きく感じるのです。そしてコントロールがずっと簡単に感じます。その効果を狙っているのだ、と思います。







聞き手:
テニスボールはどのくらい長くリフトアップしていられますか?

エジル:
数えてないのですけど、でも効果は大きいです。友人達がマドリードにボクを訪ねて来た時は、特別な『ツー・コンタクト』というゲームをするんです。


聞き手:
それは、どんな風にするのですか?

エジル:
ボールを空中に上げて、一度タッチした後、二度目のタッチで腿を使わないでパスしないといけないのです。膝、頭、胸でならOK。3回ミスすると負けです。


聞き手:
何のためにそんなゲームをするのですか?

エジル:
勝った方が負けた方の耳たぶを指でパチンとはじくんです。すごく面白いですよ。代表チームでも時々同じことをやっています。









どんなにフットボールが好きなのかがよ~く分かります。
そしてチームメイト達との声も使わない以心伝心の連携プレー。能力が高い者同士じゃないと想像出来ない連携技ですね。
一緒に練習していると、そういう感性が磨かれて鋭くなっていくのでしょうか。
本能的に閃く、アイディアが湧き出る、というのも天性のものなのでしょうね。




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エジル動画をベタベタ貼り付けておきます!



エジル・バイオグラフィー(1)

Mesut 遵ムzil - Biography Part 1



エジル・バイオグラフィー(2)

Mesut 遵ムzil - Biography Part 2



エジル・バイオグラフィー(3)

Mesut 遵ムzil - Biography Part 3



2011-2012シーズン、エジル・ゴール、アシスト集

Mesut Ozil All 13 Goals & 28 Assists HD




BWIN ユーロ2012スポット・ビデオ

Bwin Euro 2012- comercial con Mesut 遵ムzil, Karim Benzema, Neuer, Robben, Ribery, Gomez




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6月6日FIFAランキング最新版が発表されました。





FIFAランキングでドイツはウルグアイに抜かれて3位に。
ユーロで優勝すると一気に一位となりますか?^^

日本は順位を7位も上げて、オーストラリアを抜き23位に。
アジアの中ではトップになっています!




Comments (2)
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Arriving In Poland (ドイツ代表・メスト・エジル)

2012-06-05 23:48:19 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
ドイツ代表チームは4日にポーランド到着。
早速トレーニング開始。地元のファン達にサインのサービスをしたようです。
いよいよ本戦の地に入りました。









DFBのニュース映像で合宿先到着とトレーニングの様子を見ることできました。↓

Die Nationalmannschaft- Ankunft und erstes Trraining in Danzig, Polen (04.06.2012)




出発の様子













『ユーロで多くの成功を!』というルフトハンザからの言葉に送られて乗り込んでます!







そして到着の様子











グダニスク郊外にある国立公園内に建つ五つ星ホテルへ。



Hotel Dwor Oliwki(ホテル・ドヴォル・オリウスキ)は17世紀領主の邸宅だったもの、だそうです。ステキ!









そしてトレーニング開始。









ファンへのサービスも忘れません。





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ユーロ初戦ポルトガル戦を前にエジルがCR7について語っていました。最後の一言には力がこもってます!!






エジル、CR7について(ソースはWelt am Sonntag)

"Cristiano Ronaldo is a very cool friend"
by Mesut Özil
クリスティアーノはすごくいい友人

Cristiano Ronaldo is for me an extraordinary person in every way. Upon my arrival almost two years ago to Madrid, he took care of me intensely. This help was not superficial, but it came and always comes from his heart. He makes sure that the new players at Real will be integrated rapidly. Already at that time, when I came to Madrid, was the football player who had the highest transfer fee ever paid. But still he is not a loner, but he gives the whole team a lot. He cares about the entire team. First I was surprised because he is a footballer who is celebrated like no other and there is always an incredible vortex around him. Today, I do know that he’s just a really nice guy.

ボクにとって、クリスティアーノはあらゆる点で並はずれた選手です。2年前にマドリーに来た時、とても熱心にボクのこと世話してくれました。表面的な手助けじゃないのです。いつでも心からの手助けなのです。彼はレアルに新加入の選手達が早く溶け込むようにしてくれます。ボクが加入した時、彼は史上最高の移籍金でプレーしていた選手でしたけど、一匹狼じゃなくてチームのために色々尽くしてくれていました。チーム全体のためにね。
最初にビックリしたのは、比較する人がないほどの賞賛を受けていて、いつだって話題の中心にいる、ということ。今言えることは、彼はとにかく、本当にナイスガイだ、っていうことです。








I’ve been playing two years in this team with Cristiano. At this stage we have spent much time together, because we are lot at the training center for Real or are traveling together. As an athlete he is very ambitious, even in training he wants to win every game. And he does an awful lot of success. He also exercises after training free kicks or penalty, which boosts his confidence.
Although so much is written about his private life, I can say with absolute conviction that he is a thoroughbred professional. He is very much attached on the sport and has invested a lot in his personal gym.

クリスティアーノとは一緒に2年間プレーしてきました。今まで多くの時間を一緒に過ごしてきました。レアルのトレーニングセンターや遠征が一緒ですから。アスリートとして、彼はすごく野心家で、トレーニングであっても、全ての試合に勝ちたがります。運動した後にも自信を深めるために、フリーキックやぺナルティ・キックの練習をしています。
彼のプライベートについて色々書かれていますけど、彼は純粋なプロ選手だとボクは確信しています。フットボールが大好きですし、自宅のジムにも大金を費やしていますしね。


As a man he is just very cool. Off the field we don’t do so much together for a number of reasons: First, we are anyway most of the time together with Real on the road and on the other hand cos he spends lots of time with his family in Madrid. In my free time I am also more with Sergio Ramos, Karim Benzema and Sami Khedira together. But with Cristiano, it is always fun - before or after training. We always laugh a lot. Just before the European Championships then also the other Portuguese players were included in our jokes - and of course Khedira.
ひとりの男性として、とってもかっこいいです。ピッチ外で一緒に過ごすことはあまりありません。理由のひとつには、レアルで一緒に過ごすことが多い、ということ。それに彼はマドリードにいる彼の家族と過ごす時間が多いですから。
ボクは時間がある時はセルヒオ、カリム、それにサミ達と一緒に過ごします。でもクリスティアーノがいると、いつも楽しいです--トレーニングの前や後ですけど。僕たちいつも笑っています。ユーロ前には他のポルトガル人プレーヤー達も交えて冗談言い合ってました。もちろんケディラも一緒に。






The thing I am most impressed of Cristiano Ronaldo it’s how down to earth he is. This is no joke, even if it wouldn’t be for many not certainly the first word for come to mind of him. Although public beliefs and the press stories might give different view: in reality despite his success, he is always helpful, polite and friendly. Just a nice guy. And I do not begrudge any of his victories - except on 9 June, of course…

クリスティアーノに感心するのは、彼はいつだって現実的で、地に足が付いた考え方をしている、ということです。多くの人にとって彼の姿からは想像できないかもしれませんけど、本当にそうなのです。一般の人達のイメージや報道される記事からは違った印象かもしれないですね。でも実際、彼はとっても成功を収めているにもかかわらず、いつだって希望に満ちていて、礼儀正しくて、人なつこいんです。本当にいい人ですよ。彼の勝利、成功を妬むことなんか全くありません。 -- もちろん6月9日は別ですけど。


Source: Welt am Sonntag



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Welt Onlineの 『ドイツ代表たちが模範として目指す人物とは・・・』

それぞれに個性が出ていて面白いです。

元記事はこちら








エジルのアイドルはもちろんジダン。






ラーム掲げる人物はローマン・ヘルツォーク。1994年までドイツ大統領を務めた方。




ミュラーはドイツ伝説のストライカー、名字が同じゲルト・ミュラー。




ポルディはハーバート・ヘイナー。アディダス・グループの現CEOだそうです。




クローゼはフリッツ・ヴァルター。同じポーランドの血をひく選手でカイザー・スラウテルンのストライカーだった名選手。




ゲッツェはドウェィン・ウェイドというMBLバスケットボール選手。




へヴェデスはアップル社創設者のスティーヴ・ジョブス。




ロイスはアーセナル所属でチェコ代表キャプテンのトーマス・ロシツキー。




ノイアーはテニス選手で同じゲルゼンキルヒェン出身のボリス・ベッカー。
ノイアーは子供のころテニスをしていたので憧れの人に。




シュールレもスイス人テニス選手のロジャー・フェデラーをあげています。




ボアテングはパーキンソン病と闘いながら社会にメッセージを贈るボクサー、モハメド・アリ。




メルテさんは伝説のジャマイカ人レゲエ・ミュージシャン、ボブ・マーリー。
マーリーの人生、歌詞に共感しているそうです(!)。




最後にレーヴ監督。ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領。アパルトヘイト撤廃を粘り強い姿勢を貫いて勝ち取った偉大な大統領だけど、温かさを感じる人で、2010年南アW杯でもその温かみを感じた、とのこと。





他のスポーツ界の選手に憧れて、影響を受けている人が結構多いですね。
メルテザッカーはミュージシャン(!)ですね。人柄がしのばれます^^。
ちょっと変わり種なのはラームとポルディ。元大統領と実業界の人という堅さ。
レーヴさんは、いかにも・・という方でした。


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ファン狂想曲。
早くも盛り上がっていますねーー!!
















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最後に:

香川くん獲得をマンUが発表しましたね。来シーズンはあの赤いユニフォームを着るのですねー。
さらに大きな国際ステージでの活躍を期待いたしております。

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School Life In Gersenkirchen (メスト・エジル)

2012-06-02 00:33:16 | メスト・エジル(Mesut Oezil)

Welt Onlineに『ドイツ代表たちの学生時代』というシリーズがあって、パート(7)はノイアー、エジルでした。

Welt Onlineの記事はこちら



2004年クラス写真のエジルは黒髪にハイライト。

エジル部分だけですが、不明確な箇所はテキトー訳で、飛ばし飛ばしコピーしておきます。
ティーン・エイジャー時代のエジル、とっても興味深く読みました。





German newspaper <World Online> series
<The School Life Of The German National Team Players>
Part 7 - Neuer “unimpressive”, Oezil “slightly autistic”  2012.5.30
ドイツ代表選手達の学生生活・パート7
目立たなかったノイアー、自閉症気味だったエジル







View of the Park Stadium
スタジアムのある風景



シャルケのホームスタジアムから200メートルほど離れた場所に建つゲルゼンキルヒェン、ベルガ-フェルト総合学校。この教室にメスト・エジルとマヌエル・ノイアーが座っていたのは数年前のことだ。
目はボードに向けられていても、心は外のフィールドに向いていた。二人の代表選手はシャルケのスタジアムの陰の中に入るような、この地で育った。




そこはまるで、シャルケ所属の学校のようだ。
『フットボールの側面ばかりが強い印象を与えてしまいますが、ここは普通の学校です。今ではとても成功を収めた学校であって、そのことは誇りです。でもフットボールが全て、ではありません。』
と語るのは校長のアルテンカンプ氏。

しかしここは、フットボールエリート養成学校、のように名を知られた学校だ。1974年の創立以来シャルケとは、契約など結んでいないものの、約20年間非常に緊密な関係にある。





Sports Classes
スポーツ・クラス







ここはシャルケ・スタジアムと隣接した学校のため、シャルケとの協力関係が出来上がっている。137名の生徒がシャルケのフットボール・スクールでトレーニング・プログラムを経験したことがある。彼らはシャルケの敷地内で週3回、午前中のトレーニングに参加した。午後は個別指導を受け、指導者達の感じたことが発表された。



スポーツクラスと呼ばれるクラスにそうした生徒たちは集められ、いくつかの特権を与えられながら、普通の生徒達と一緒に学んでいる。




Neither stars nor fans
スターもファンもいない




『普通のクラスとスポーツクラスの子供たちの融合が、私たちの一番大切にしている仕事です』と校長。
学校内で誰かがスターであったりファンであったりすることは望まない。校内グラウンドでシャルケのシャツを着ることは禁止されている。特別視したりスター扱いを避けるためだ。卒業生にノイアー、へべデス、ドレクスラー等々、39人がプロ・フットボーラ―の道へすすんだ。



エジルもそのうちの一人であり、おそらく最も成功を収めている選手だろう。
2000年ロトヴァイス・エッセンに入ったエジルは、その年ベルガ-・フェルト総合学校へ入学。クラッベ先生の生徒となった。






“A little bit autistic”
少し自閉症気味だった



46歳のクラッベ氏は6年間エジルを受け持った。レアルのスターとなったエジルだが、クラッベ氏は自分の息子のようにエジルのことをよく知っている。
『6年間も一緒にいましたから、家族みたいなものですよ。学校以外の場でも良い関係でした。彼は控え目で内気で、自分はトルコ移民の息子である、という意識を持っている子でした。痩せていて、繊細でしたね。』




この学校のスポーツ・コーディネイターであり、学校とフットボールクラブとの選手交換を担当する責任者であるエルマン氏は、エジルを『少し自閉症の気がありました。』とさえ言っている。
『メストはフットボールをすることを望み、他のことには興味を引かれない子でした。いつもボールで遊びたがり、夜はボールを抱えて寝てるのじゃないだろうか、と思ったくらいでした。』

5年生だった時、彼らは8年生とプレーしたことがあった。メストはフィールドでダンスするかのように、他の生徒を置き去りにしてしまった。
『ゴールキーパーと一対一となると、彼はボールを押し込んで大喜びするのではなく、キーパーを越えて(横切って)プレーするんです(ここはイミフ???)。彼は多くの得点を上げはしませんでしたが、実際、彼がいると試合には勝てたのです。』
クラッベ氏は思い出して語った。





Discovered at the school
学校で見出された



エジルは小さなクラブからスタートを切ったが、大きなクラブから望まれた。シャルケのチーフ・スカウトは彼のディフェンス面の弱さが目に入ったが、同時に他のプレーヤー達にはない彼の運動能力が目を引きつけたのだった。



当時スポーツクラスのチームメイトがエルマン・コーチのところへ来て、エジルに望みたいことを、陰で話し合ったことがあった。
『彼らは当時3部リーグでプレーしていました。そのチームメイトが私の考えを尋ねたのですが、もちろん運もあったのでしょうが、エジルは才能を見出され、そして私達は彼にそれだけのものがある、と見ていました。』









クラッベ氏は、エジルを教えたことを誇りに思っているか、としばしば尋ねられるそうだ。そういう時彼はこう答える。

『私は、彼が地に足が付いた人間であり続けていることを誇りに思いますよ。それこそが大切な点です。』








Humbleness and Earthiness
謙虚であること、そして自然なままであること





この学校は『人間教育』、その子の持つ人間性全体を育てる方針を採っていると彼は強調した。だから生徒たちには控え目であるように、現実的であるように、という考えを植え付けている。
『君たちは特別な人間ではない。ただプレーヤーとしての才能を授かっているだけだ。』と教えている、とクラッベ氏。それは根付いているようだ。



『彼らには現実的で、地に足がついた考え方を持ち続けるべきだ、とよく言っています。周囲の人間やメディアがいくら、君はスーパースターだ、ほら、これが君の新車だ、などと言っても、私達は自分の二本足で十分早く走れるのですから。自分の能力を信じていればいいのです。』

『エジルは、後ろからついて行くタイプで、休暇を楽しむことには興味がない。』とエルマン氏。
2005年シャルケへの移籍、2006年ドイツ・ジュニア選手権優勝を経て『追い風に乗った』。









Oezil needs trust
エジルは、自分は信頼してもらっている、と感じることが必要な人間




エジルは10年生を終えて学校を止め、数週間後シャルケでブンデスリーガ、デビューを果たした。17歳だった。その後ブレーメンへ、そしてワールドカップ後は、レアルへと移籍。



レアルでは監督モウリーニョが心の底から彼の側に立って、大きな支えとなった。
『モウリーニョはエジルに自信を与えました。彼にとって、とても大切なものです。メストには誰か、君には出来るぞ!と信号を送り続ける人間が必要なのです。』とエルマン氏。



メストと一緒にかなりの時を過ごしたチームメイト、(パーカン氏)9、10年生で同じクラスだった22歳のこの若者は、エジルがもっとずっと優れた才能を持っている、と考えている。






Pachan’s Reflection
同級生だったパーカン氏の思い出




『当時の毎日というと、朝から晩までストレスを感じるほどの、でもしっかりスケジュールが組まれた日々で、これ以上のシステムはない、というくらい良く出来たコースでした。火、木、金曜日、生徒達は朝から集まって、トレーニングを2行程こなし、その上、スタジアムでのトレーニング。トレーニングの前と終わった後に、通常の授業がありました。』


午後、選手達には学習補講があり、さらに教育面を支えるための心理カウンセリングがあった。週4晩はチームトレーニングを見学した。


『メストは試合の状況を、そうなる前に予想することが出来ました。他の誰も出来ないくらい、試合を読むことが出来たのです。彼は成功を収めました。それは、僕たちみんな、彼なら当然と思っていたことです。』



フットボール・コーディネイター、プロイス氏の考えでは、パーカン氏がこの学校が掲げているモットー『二重のキャリア=フットボールと学習』を体現し上手く行っている最高の例だ、という。

『たとえ怪我をしなくても、フットボール選手はいつかは現役引退して、他の仕事に就くことになる。望み通りのキャリアをつむことが出来るかもしれないが、もし人が30歳で自分の仕事を辞めて、プロ・フットボール世界が現実の、普通の生活だ、などと信じているとしたら、それはとんでもない間違いになる。フットボールの世界だけで生きていると、結局その後、プロを止めた後、行き詰まって干上がってしまう。』










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プロスポーツの世界で生きる人達は、常にその危うさの中で生きている、ということなのですね(しみじみ)。




記事中の修了証書には、おおよそ次のように書いてあるそうです。

修了証書
ベルガー・フェルト総合学校(ゲルゼンキルヒェン)
メスト・エジル
目立った特徴:極めて控え目で驚くような概観力を持っている
得意科目:スポーツ、数学、美術
態度振る舞い:スコア2 いつもクラスメイトに耳を傾ける
女性タイプ:不明
弱点:ひ弱、痩せ型な点が見落とされていた
結論:平均的に成長発達をしている

(修了証書に女性タイプって・・・真面目な証書に思えないわ(*_*)






モウリーニョがエジルの大きな力になっているのだ、と改めて感じました。
先頃のモウさんの言葉も、エジルに大きな自信を与えたでしょうね。(涙)




Mesut Özil es el mejor 10 del mundo. Todos le adoran y ven un poco de Figo y Zidane en él. Hará historia en el Real Madrid

He is the best number 10 in the world, everyone loves him and see a bit of [Luis] Figo and [Zinedine] Zidane in him. He will make history at Real Madrid.
  -- Jose Mourinho
メスト・エジルは世界中で一番の『背番号10番』だ。だれもが彼のこと大好きだし、彼の中にフィーゴやジダンと似たものを見出しているのが分かる。彼はレアル・マドリーの歴史を作って行くだろう。






ますますメスト・エジルを応援します。
あの無垢な笑顔や引っ込み思案な性格、無邪気なじゃれ合いや天才的な閃き、
すべて生まれ持ってのもの、メスト・エジルそのものなのでした。




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jenny jenkinsさんブログでもこの記事が取り上げられていました。とっても詳しく載っています!
こちらにはなかった部分を訳付きコピーさせて頂きました。 以下jennyさんのコメント付き。





[1] Christian Krabbe seems to be as close to Mesut as he claims. Until this article came out we had no idea that he was his class-room teacher for half a dozen years! We did know this however: posters of Mesut are on his classroom wall and he sometimes calls up Mesut on his cell-phone for help in getting his students to finish their homework! How do we know this? From the transcript of a short video feature of June 2010 when Mesut’s teacher and his ex-childhood teammates were interviewed just before Germany thrashed England.

クラッベ氏の教室のメストのポスターを見ると、彼とメストの関係が分かります。
クラッベ氏は時々、自分の生徒の宿題を終わらせるために、携帯でメストを呼んで、励ますように頼むとのこと。どうしてそんなことが分かるかって?2010年6月、イングランド戦直前、先生と以前のチームメイト達がインタヴューでこう言っていました。(jenny)


An excerpt: I gave Mesut a call. The student was shocked to suddenly hear Mesut Özil on the other end of the phone. They exchanged a few words in Turkish - and of course the result is that this student has been doing his homework!

The translation of that feature (which has since been taken down from Youtube) CAN BE FOUND HERE. It was posted in our old community in January 2011.

『メストに電話したのです。生徒達は電話口の向こう側から、突然メスト・エジルの声が聞こえてビックリしていました。彼らはトルコ語でいくつか言葉を交わし‐‐そして結果は、もちろんこの生徒達は宿題をしましたよ。』
その記事はこれ





Mesut (in 2010): "A teacher taught me to play chess. It's one of my favourite games..."
先生がチェスのやり方を教えてくれました。大好きなゲームのひとつです。


More importantly, he seems to have been the inspiration behind Mesut's strange fascination with Chess. A review of Mesut's favourite games and hobbies was created last March, entitled: "What Does He Do In His Spare Time?" HERE IS THE LINK TO THAT POST
チェスに魅了された裏には、彼はそこからインスピレーションを得ることができる、ということ。






The building of flats Mesut was born in.
メストが生まれたアパート。


His contention that Mesut was never interested in anything else is backed up by Mrs Buriye – a neighbour of the Özil’s in Mesut’s childhood who remembers him as a child who "played every day with his ball."
メストはフットボール以外のものに興味を示さなかった、という言葉を裏付けるのは・・・エジルの近所に住んでいたというブリエ夫人。『彼は毎日ボールで遊んでいたわ。』


That feature CAN BE FOUND HERE, fully translated and illustrated with pictures from Mesut’s neighbourhood. It was published, like the video feature, in June 2010 after Germany met Ghana, and was initially posted in the old community in February of 2011.
それは、ここで見ることが出来る


2010年6月、ドイツ‐ガーナ戦後にリリースされたビデオ。

Mesut 遵ムzil - first interview - altes Interview von Schalke 04



Meanwhile, to finish off this review of Mesut as beyond-awkward teenager: here is Mesut’s first interview as a Schalke Professional. It is completely hilarious. He seems to forget he’s being filmed, can’t form complete sentences, is terrified of the microphone and gets some rather sweet help from the interviewer, who realizes he’s hopeless and takes pity on him...a few times!
ここにメストがシャルケで最初に受けたインタヴューがあります。
まったく大笑いしてしまいます。彼は撮影されていることを忘れているようで、ちゃんとした文で話していません。マイクにビックリしたり、インタヴュアーの優しい助けを受けたり。インタヴュア-はどうしようもなくて、彼を憐れんでいるみたいです。(jenny)



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提出期限ぎりぎりの29日、ドイツの代表メンバーが発表されました。









ついでにレアルの仲間達の各国代表メンバー達も。
スペインの顔ぶれ。やっぱり強そうです;
手加減お願いしたいです。




カリムさんのフランス。ここも強そう;




CR7率いるポルトガル。下のコスチューム写真の真意は測りかねます(^^)




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早朝のイスラエル戦は2-0でドイツ勝利。






ゴメス、シュールレが得点しました。





本戦での活躍をますます期待します!



Deutschland - Israel (2-0) Alle Tore & Highlights - Germany 2x0 Israel 31/05/2012 遵ムzil





!!ドイツチーム優勝祈願!!

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