Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

Romances And Bromances (メスト・エジル)

2011-11-27 21:26:17 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
最近よく通っているjenny jenkinsさんのブログに、美しくも切ないトライアングル・ブロマンスが描かれてて(笑)、可愛らしくて感動的(?!)でしたから紹介させて頂きます。
アップできないgifもあり、差し替えたり、省略したり、付け加えたり、脚色してしまいましたがテイストはそのまま伝わると思っています。
原作版はこちら。英文部分がjennyさんの原文です。






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ロマンス&ブロマンス


エジルはどこへ行ってもブロマンスには事欠きません。


レアル入団後、マドリードの街を案内し、スペイン料理を教えたのはイグアインだったし・・・



ゴシップは全てクリスティアーノが話してくれる・・・日焼け用ベッドを貸してくれたのもクリスでした。



近所同士のセルヒオは、ファッション相談では頼りになる存在。タトゥーも勧めてくれましたし・・・




そして忘れてならないのは、ルーカス。代表チームでジャレ合う仲。







そして、今は


Obligatory: Sami Khedira
もちろんサミ・ケディラ








Of course, Sami Khedira and I seek each other out..."
エジル
『もちろん、サミ・ケディラとボクは、お互い必要とし合っています。』






How could we forget? -
忘れる訳がありません ‐








Strawberries and shortcake, paper and pencils, coffee and cream, Fred Astaire and Ginger Rogers...
ストロベリーとショートケーキ、紙を鉛筆、コーヒーとクリーム、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャース・・・




切っても切れない仲なのです。








No, sorry Karim, not you...
ゴメンナサイ、カリム。あなたじゃないの・・・








...Sami Khedira and Mesut Özil!
・・・サミ・ケディラとメスト・エジル!!!






This is Sami.
これがサミ。




Sami is beautiful, intelligent, well-spoken, has no pores, and could model for L'Oreal.
サミは美しくて、知的で、話が上手くて、真面目で、そしてロレアルのモデルにもなれそう。





He is also a wonderful friend - who is happy to rescue Mesut from unpleasant situations - even when Mesut is less than properly grateful in the heat of the moment -
彼は素晴らしい友達なのです‐不愉快な状態に陥ったメストを進んで救い出そうとしました 。





オーバーヒートしているメストが、ちゃんとそれを感謝出来ないような時でさえも。



フォローしてくれました。


Actually, 5 or 6 players seem to be rescuing Mesut!
実際のところ、5~6人のチームメイト達がメストを救おうとしているみたい!!






とっても頼りになる存在で


代表チームのトレーニングでも、そばにいるのはサミ・ケディラ




"For me it was, naturally, a little easier than it was for him, because he was here before I was and I knew him from Germany. He’s helped me so much. We do lots of stuff together, and I’m just so happy he’s here."
エジル
『もちろん、彼がいてくれて心強かったです。ボクより先に来ていたし、ドイツ代表で一緒だったし、彼にはとても助けられました。一緒に色々なことをしています。彼がいてくれて、本当にハッピーです。』






Mesut (who is lacking subtlety in his bromantic endeavours) has also, more than once, been caught fiddling with his hair when Sami is near-by -
ブロマンスには不器用なメストも、サミが近くにいる時、何度か彼の髪をいじっているところを目撃されてます。


Champions of Europe with the U21.
EUROU21で優勝。




And as far as Mesut is concerned, no shoulder on earth is so comfy -
メストにとって、この世でこれ以上心地よい肩はないのです - 





No congratulatory cuddle is so appreciated -
こんなに嬉しい祝福の抱擁はありません -






No hair-ruffle is so vigorous -
こんなにガシャガシャと髪をいじられることもありません -




こんなに何でも相談出来る相手はいません -





No ear quite so irresistible -
耳元の囁きが、こんなに魅力的な人は、他にいません -








No group hug complete -
皆と一緒にハグし合っても、足りません -




No press interview so amusing -
どんな報道インタヴューも楽しくありません -




No joke so diverting -
どんなジョークも楽しくありません -



じゃれ合いも



ショッピングも、楽しくないでしょう。





No thrice-weekly, five hour Spanish lesson so bearable...
週3回のスペイン語レッスンも、耐えられないものでしょう・・・








No pre-match ritual so lucky -
どんな試合前の儀式も、幸運を運んで来ないでしょう -







No trans-Atlantic flight so fleeting -
大西洋を渡るフライトも、こんなに速く感じません -




No tango lesson so dramatic -
タンゴのレッスンも、こんなにドラマティックにはなりません -






No team event so much fun -
どんなチームのイベントも楽しくないでしょう -







No goal so slick (Mesut's goal against Belgium - a golazo - three days ago off a Sami Khedira assist) -
どんなゴールも、こんなに滑らかには行きません!
(ベルギー戦メストのゴール ‐ サミのアシスト)

Germany vs Belgium 1-0 Ozil Amazing Goal HD 11/10/2011

Like, wow!
こんな風に!ワァ~ォ!




国王杯優勝だって




これほど感動的ではなかったでしょう





きっと・・・









When Sami isn't there!
サミが近くにいなければ、 ね!








"We help each other and I'm just so happy that Sami is here. He helps and supports me just as I help and support him and it's just fun to play together and to live here."
『ボク達はお互い助け合っています。サミがここにいてくれて、とても嬉しいです。彼は、ちょうどボクが彼を助けるように、ボクを助けてくれます。一緒にプレーして、ここで暮らしていて、本当に楽しいです。』









For heaven's sake Karim - moping is undignified!
お願いだから、カリム - しょげるのは、よしましょう!



 
Okay - fine!
そう - 大丈夫!



Karim Benzema
カリム・ベンゼマ





Mesut: At Madrid I have the opportunity to play with world class players...like Karim Benzema.
メスト:
マドリードではワールド・クラスの選手達とプレーするチャンスがあります・・・例えばカリム・ベンゼマです。








メストはベンゼマとも、とっても親しい仲です - 










たとえエジルとサミが彼の背中で、長い間イチャついていても -






Karim's fairly good-natured about it, even though he routinely spends whole practices staring resentfully in Mesut's general direction sometimes -
カリムは人がよくて気立てが優しいから - トレーニングの間中、ちょっと腹を立てながら、チラチラッとメストの方を見つめて過ごすのでした -



"I wish I was German!"
『あ~、ドイツ人になりたいなぁ』






Mesut and Karim began chatting in November and haven't stopped talking since.
メストとカリムは11月におしゃべりを始め、それ以来おしゃべりが止まりません。




"Patty-cake, patty-cake..."
『パティケ―キ、パティケーキ・・・』




When Sami is injured, they spend whole practices gossiping, head-patting and cuddling -
サミが怪我をした時などは、彼らはトレーニング中ず~っと、噂話したり、頭をたたき合ったり、ハグし合ったり









And besides, every epic bromance needs its third wheel -
どんなブロマンスにも第3の登場人物が必要なのです -













"Dear Abby: Mesut never looks at me like that..."
『人生相談箱:   メストがこっちを向いてくれません・・・』




今日も切なく




こんな時もあった


あんな時もあった


あれも感動だったなぁ






思い出しながら、トレーニングに励みます。
But Benzi knows that although he might not occupy the absolute first place in Mesut's affections -
ベンズィーは分かっています。
自分はメストの愛情を受ける、無条件第一位ではないことを -




- A very, very close second place isn't so bad either!
一位のヤツにすごく近い第二位、というのも悪くはない、ってことを!!






最高の思い出を胸に留めながら







今日もそっと傍に寄り添います・・・



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みんなのアイドル、メスト・エジル



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リーガも佳境に入ってきて、レアル快進撃のまま、バルサとのポイント差を『6』としました!!
そんな最中、なんともユル~い、ホッとするお話し載せてしまいました。

今日は訪問してくださった方が100,000人に達した記念すべき日で、それにふさわしい『ほっこり暖か編』でした。





Real Madrid 6 - 2 Dynamo Zagreb (メスト・エジル)

2011-11-25 22:15:52 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
CLザグレブ戦、レアルは6-2で勝利! CL5戦5勝でグループ首位が確定。
リーガ、CL通算12連勝と快進撃です。







J Sport Plusでは放送がなくて、ハイライト映像を見ただけなのですが、巷の噂では(ファンブログの声からは)エジルのベストゲームのひとつだったとか。
冴えたパス、正確なロングフィードを見せ、Master of the Fieldだった、今までのエジルより、さらに素晴らしかった、などと絶賛されていて、舞い上がりました!



ダラ~リポーズのエジル、かわ・・・


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スターティング11。クリスティアーノはベンチ!






開始早々2:00
ベンゼマ→エジル→ベンゼマゴールで0-1に。
エジルの鋭角パス、ス☆テ☆キ☆








撫でまわし易いですよね、ベンゼマ。






いいな~!!胸熱くなるブロマンス!










6:00 
エジルのロングパス(素晴らしー!)→カジェホン→ベンゼマ→カジェホン、ゴールで0-2です。


みんながカジェホンのところへ集まって祝福の時、アロンソがまずエジルにハイタッチしていたのが嬉しかったです!



新たなブロマンス!






9:00
ラス→イグアイン素晴らしい個人技ゴール!0-3に。




試合開始9分間で、3ゴールというのはCLでは新記録とのこと。





20:00
イグアインの放ったシュートが弾かれたところを、詰めていたエジルがゴール。 0-4です。
相手キーパーの落胆表情が、見ていて気の毒でした。





ゴール後に・・


珍しく・・


吠えるエジル





後半エジル、アロンソ、ラモスは、グラネロ、アルティントップ、アルビオールと交代でした。




49:00
19番ヴァランのロングパス→カジェホンゴールで0-5に。


66:00
ベンゼマ→イグアイン→ベンゼマゴールで0-6です。息ピッタリ!






81:00と90:00にザグレブに得点され、最終的には2-6で試合終了。




先発デビューのシャヒンはフル出場でした!







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CR10さん編集のフォーカス・オン・エジル映像で、活躍ぶりがよく分かりました!
先制点アシストとなった、相手を欺くベンゼマへの鮮やかなパス!何度もリプレイで見ることが出来て嬉しい!

Mesut 遵ムzil vs Dynamo Zagreb (Home) 11-12 by CR10





Mesut Ozil … “ in one of his better performances, like the one from tonight. He is a powerful number ten one of the best in this Empire called Real Madrid. His hardworking spirit had a devastating effect tonight.

メスト・エジル
良いパフォーマンスを見せた試合のひとつ。このレアルというビッグチームの中でも、彼はパワフルな10番プレーヤーである。彼のハードワーキング精神が今夜は破壊的な力を発揮した。


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ゴールコムの評価は8.0。
Goalcom rating:
Mesut Özl 8.0

90分もつことは、あまりないが、こんな風にプレー出来るのなら、90分フルにプレーする必要はないだろう。ベンゼマの先制点をアシストし、2点目を素晴らしい形でお膳立てし、4点目は彼自身がキッチリと決めた。ハーフタイムで交代となった。




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試合ハイライトビデオ。スペイン語実況は楽しそうだけど、ウルサイ!
ハーフタイムには歌まで歌ってしまっている・・(呆)
音声下げて、どうぞ。
Real Madrid 6-2 Dinamo Zagreb Champions League All Goals & Highlights 22/11/2011




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今日の一言:

"I hope that Real Madrid wins the Champions League"
Krunoslav Jurcic (Dinamo Zagreb’s coach)

『レアル・マドリードがチャンピオンズ・リーグ優勝を果たせるように望みます。』

 - - 試合後、Krunoslav Jurcic (ディナモ・ザグレブ監督)ー -







Leverkusen 2 - 1 Chelsea (ミヒャエル・バラック)

2011-11-25 00:22:37 | ミヒャエル・バラック(Michael Ballck)
大変です!大逆転劇です!(大騒ぎ)
レバークーゼンがチェルシーに逆転勝ち。これによりレバークーゼンは勝ち点9となり、チェルシーを抜いてグループEのトップとなり、ラウンド16への進出を決めました!
This is amazing!!




フットボールは最後に何が起こるか分かりませんね~。だから面白い。
放送は明日なので、経過だけネット情報得ました。



ざっと経過を追うと:



48:00、ドログバが先制点。0-1に。





73:00
GKチェフがエリア内に侵入したサムからボールを奪おうと飛び出したけど間に合わず。
サムの折り返しを受けたデルディヨクが、無人のゴールに決めて、同点。1-1に。







そしてロスタイム、コーナーキックからフリードリヒがヘディングシュートを決め、



レヴァークーゼン劇的な形の逆転勝利!!



ドゥットさんも感激!






ドログバさんと熱い抱擁! やっぱり通じている感じがする。



テリーとは軽く挨拶。イングランド勢とはちょっと遠さを感じる。






バラックはユーロスポーツのMOMに選ばれていました。


ゴールコムでもファン投票のTop of the Matchに!


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こちらEuro Sportsで、ステキなバラックの試合後インタビュー(英語対応!)を見ることが出来ます。

インタヴューのタイトルは

Ballack: Luck a Factor
運がありました


大体以下のように語っています。


バラック:
両チームの違いは、レバークーゼンが2ゴールでチェルシーは1ゴールだった、ということです。全体的に見て、私達に運がありました。最後の瞬間にゴールが決まりましたからね。
別の面からいうと、これは私達にとって大きな勝利でした。勝利をずっと信じていましたから。
チェルシーは最強の状態ではなかったですね。総じて言えば、私達に運があった、ということです。

聞き手:
最初のうちはチェルシーの方にチャンスがあったように思えますが・・

バラック:(納得いかなそうに)
そう思うならそうかもしれませんが、私は、我々は良いスタートを切っていたし、チェルシーは攻撃してこなかったし、我々の思うようなゲームが出来ていた、と思います。もちろん、我々の方もチャンスを創り出せなかったけれど、全体的には5分5分のゲーム展開でした。
それから1-0となり、追いつくのは難しいと思いました。でも追いついて、最後の瞬間に逆転出来、先程言ったように運がありました。




聞き手:
レバークーゼンの戦いぶりはどうでしたか?

バラック:
全てを出し切って戦いました。課題はチャンスを創り出すこと。
ドイツ・リーグでは苦しいゲームを戦っていて、チャンピオンズ・リーグの方がずっと上手く行っています。私達のチームは首位となって、これで次のステージへ進むことが決まり、明るい見通しとなりました。





聞き手:
もしひとつ・・・(音声乱れて聞き取れませんが、バラックの応答から、チェルシーの今後について尋ねているようです)


バラック:
難しい質問ですね。彼らは自分を信じるべきです。ビッグで経験豊富なプレーヤー達ですし、きっと何を出来るか、今はどんなプレーを出来るのかを知っています。
ピッチ上では気分良くても、試合で結果を得られないと、キツイですから。私も過去にそういう経験がありますが、戦わなければなりません。そうすれば勝利が手に入るでしょう。


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本人ファイターですから、チェルシー頑張れ!の声援を送っていました。
一転チェルシーの方は苦しい戦いを強いられることになるようですね。

バラック悲願のCLタイトル獲得に向けて、一歩進みました。
奇跡は待っているのでしょうか。。。待っていてほしいなぁ。


Valencia 2 - 3 Real Madrid (メスト・エジル)

2011-11-20 19:59:15 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
3位バレンシアとの試合は厳しくて激しく、まるでクラシコがやってきたように、ハラハラものでした。






ライブでは後半しか見ていない(汗)のですが、その最後の攻防が激しくて、片目つぶっての観戦でした。
怖くてみていられなかったです。特に4分間のロスタイム。

この試合の前に終わっていたバルサは4-0で勝利していて、リーガテーブルで28点とレアルに並んでしまっていたので、絶対に勝ってほしかったです。
なんとか2-3で勝てて、よかったー。後半だけでグッタリ疲れました。




試合中の一コマ。赤ジャージエジル。
この試合では、ラモスの2点目をアシストしました。







先発の11人。
試合経過はレアル公式サイトでどうぞ!(丸投げ)





ゴール・パフォーマンス三人三様!

カリム!


セルヒオ!!


クリスティアーノ!!!





でも何と言ってもこの方。久々に出ました、爆走パフォーマンス!
パフォーマンス賞があるとしたら、絶対にこの『飛付き妖怪』パフォーマンスに一票入れます。


いきなり駆け出して行って・・


カジェホンの背中をゲット!




はい、もう一度!



シャヒン大喜び、カジェホンはビックリ!



こんな風に背中に取りついて離れない妖怪、いませんでしたっけ?




もちろんモウさんは妖怪じゃないので、すぐに我に返って




シラーっとした顔でベンチへ戻ったのでした







レアル選手だけで7枚も黄色カードが出た試合でした。
エジルも55:00、相手FK時に近くに立ち過ぎていたため(?)か黄色カードもらってしまいました。
60:00~61:00の間に2回も、相手アルバ選手を倒したとか、倒れた(ダイブ)とかで、バレンシア側はエジルに対する黄色カードを要求。
エジルはこの表情。
でもレフェリーは流してくれました。







ヒートアップシーンが多かったですが






帰途に就く時は、ゴール・スコアラー達がこんなハッピーポーズ!


エジルのリーガ初ゴールが待たれます。



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Goalcom rating
Mesut Özil 6.5
The German international grabbed an assist to give Los Blancos a 2-0 lead
and always looked a danger in attack for the visitors, linking up well with Ronaldo.

ゴールコム評価点は6.5。
エジルはレアルが2-0とリードする際のアシストをものにした。常に攻撃陣の中で危険な存在であることを示し、ロナウドとのよい連携が見られた。



イエローもらっていたので、相手は何とかエジルに(ダイブで)2枚目を出させようとしていました(怒)






ハイライト映像はこちら↓

Valencia Vs Real Madrid 2-3 All Goals & Highlights (November 19th, 2011)




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AS
El dandy
Benzema

El crack
Soldado

AS紙、El Dandyはベンゼマ、 El Crack はバレンシア2得点を上げたソルダードでした。





エジルのリーガ初ゴールが待たれます。(上で書きましたね)



Friendly match : vs Netherlands (メスト・エジル)

2011-11-18 23:12:07 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
オランダ戦の余韻に浸りながら、前回書き残したことをいくつか追加です!




え~と、今回初めてエジルの『Du'a』姿を遠目に目撃しました!



皆さまもごらんになりましたでしょうか?
クローゼ、ファン・ボメル両キャプテンがコイントスで陣地決めをしている時
後方に映ったエジルのこの姿。この後、顔を両手で覆って天を仰ぐ、という姿も。
集中力を高めている姿のように映りました。


後方に小さくエジルの姿。



試合前の国家斉唱後、チーム全員がレフェリーと握手しますね。
その時エジルが珍しく主審と言葉を交わしていたのですね。
録画を何気なく見ていたのですが、後でトルコ人の主審だったと知りました。

それは下に貼らせて頂いたサイトの jenny さんの記事を読んで知ったことなのですが
トルコ語を交わしていた、ということのようです!
後に続いて握手していたポルディも、にこやかに何か冗談ぽく話しかけていました。
jenny さんの推察だと、おそらくエジルがポルディに何かトルコ語を教えたのでは、とのこと!
そう言われて見直すと、一層楽しめるのでした。



 
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こちらのフォーカス・オン・エジル版、スバラシ編集ビデオに感激です!
ガム噛み登場のエジルから、インタヴュー、通路に消えて行くエジルまで完璧フォロー。
ひとつ、ひとつのプレーが本当に美しくってアーティスティック。
編集者CR10さんにいつも感謝感謝!!!です。



Mesut 遵ムzil vs Netherlands (Home) 11-12 HD 720p by CR10




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上で触れた、最近入り浸っているエジルサイト、jenny-jenkinsさんサイトは誠に真に素晴らしいです!
いつまでもグズグズと読み耽ってしまいます。



オランダ戦後のエジル評価記事が沢山紹介されていたので、一部をこちらでも紹介させて頂きます。


リンク先はこちらです→All translations by me, jenny_jenkins


From SportSchau.de
Mesut Özil: Ein Zauberer am Ball. War nur mit Fouls zu stoppen. Brillant seine Torflanke auf Klose. Der Real-Star krönte seine Leistung mit dem Doppelpass-Treffer zum 3:0.
Mesut Özil: A Magician on the ball. Could only be stopped through fouling. Brilliant assist for Klose. The Real star crowned his performance with a one-two pass for the third goal.


SportSchau.deより:
メスト・エジル: ボールのマジシャン。ファウルでしか止められない。クローゼへの見事なアシスト。レアルのスターは仕上げにワン・ツーで3点目を決め、試合を締めくくった。








Mesut's own comments after the game, as taken down by SPOX.com/de
試合後SPOX.com/deに応えて:

Mesut Özil: "Der ganzen Mannschaft hat das Spiel heute viel Spaß gemacht. Wir wollten unbedingt gewinnen. Die Niederländer hatten keine Chance. Wir haben gezeigt, dass diese junge Mannschaft viel Potenzial hat und um den EM-Titel mitspielen kann."
"The whole team really had fun playing today. We definitely wanted to win. The Netherlands didn't have a chance. We have shown that this young team has a great deal of potential and that we can play with the rest for the European title."
『今日はチーム全体でプレーを楽しみました。絶対に勝ちたいと思っていました。オランダはチャンスを作れませんでした。ボク達若いチームはポテンシャルの大きさを示しました。これからユーロ優勝に向けてプレーすることが出来ます。』







Meanwhile - massive praise from Gunther Netzer (formerly of Real Madrid as well as the National Team. European Champion and World Champion in 1972 and 1974) in the following article, which I have excerpted.
元レアル・マドリードのプレーヤーであり代表選手でもあったギュンター・ネッツァーからは大きな賞賛の言葉とともに次の記事がWELT紙に掲載されました。

From Die Welt




Die Weltより
Özil and Götze Amaze me
エジルとゲッツェには驚かされる

Do you have a favourite player?
Günter Netzter: For me those are the offensive and creative midfield players, and for that reason I'd automatically say Mesut Özil and Mario Götze. They amaze me. I watch them with enormous happiness.
At the moment it's being discussed: can Özil and Götze play together? Against Ukraine it didn't work out so well.
Günter Netzer: But of course they can play together because they are incredible players who are not stuck on their positions. With us it was different. Wolfgang Overath and I were such entirely identical players so we couldn't play together in a team. It just couldn't work out. Özil and Götze however are variable and inventive. If they arrange each other together and the opponent allows it, then it is a first-class choice to allow them to play together.

聞き手:
お気に入りのプレーヤーは?

ギュンター・ネッツァー:
私は攻撃的で創造性豊かな中盤選手が好きですね。という訳で、自然にエジルとゲッツェの二人、ということになります。彼らには驚かされます。とっても嬉しい気持ちで彼らのプレーを見ていますよ。

聞き手:
今現在、エジルとゲッツェは一緒にプレー出来るか?が議論の的ですね。ウクライナ戦では、上手く機能しませんでした。

ギュンター・ネッツァ:
もちろん二人一緒のプレーは可能ですよ。二人はポジションに拘らない、驚くべきプレーヤー達ですからね。我々の時代は違いました。Wolfgang Overathと私は全く同じタイプのプレーヤーだったので、一緒にプレーは出来ませんでした。ただ、とにかく機能しなかったのです。しかしながらエジルとゲッツェは変化があり、しかも狙いがハッキリした選手達です。二人がお互いに組み立てることが出来、相手チームにそれを許す隙があれば、共存させるのがファースト・チョイスとなるでしょう。








The SkySport commentator had the following to say (which I took down as it was being spoken):
"Mesut Özil has been allowed to run entirely free down the right-hand side. You'd think that even if they didn't know it before the game the Dutch players would have caught on by now: he needs very little space to create something.

スカイ・スポーツのコメンテイター(の言葉を書き留めて):
『エジルは右サイドを全く自由に走り回っていますね。試合前にオランダが、そうなることを知らなかったにしても、オランダチームのプレーヤー達は、この時点で彼を捕まえていてもよさそうでしたね。エジルは何か素晴らしいプレーを生み出すのに、ほとんどスペースを必要としないのです。』





Frankfurter Rundschau
Mesut Özil: Zauberhaft, ein Harry Potter am Ball.Mesut Özil: Magical - a Harry Potter on the Ball.

Frankfurter Rundschauより:
メスト・エジル
ボールを持ったハリー・ポッターのように魔力に満ちている








Bild Zeitung
Jogis Jungs in Noten
Mesut Özil: Deutschlands Zauberfuß. Blindes Verständnis mit Klose und Müller. Note: 1
Jogi's Boys Graded
Mesut Özil: Germany's magical feet. Blind understanding with Klose and Müller. Grade 1.

Bild Zeitungより:
ヨギの選手達を採点

メスト・エジル: ドイツの魔法の足の持ち主は、クローゼとミュラーとは以心伝心。一級品。





Westdeutsche Zeitung (in an article entitled "Mesut's Magical Left-Foot")

Westdeutsche Zeitungより
『メストの魔法の左足』という記事から:

Mesut Özil: Solch einen linken Fuß kann man sich nur wünschen. Ballsicherheit, Übersicht und Torgefahr können so einfach zusammengebracht werden – wenn man Özil heißt.
Mesut Özil: A left foot that is the stuff of dreams. Secureness on the ball, awareness and goal-dangerousness that can only come together - when you are called Özil.

メスト・エジル:
左足は夢のような代物だ。ボールを決して取られない、常にゴールを意識して危険な存在 -- それはエジルという名で実現している。










From the Sueddeutsche Zeitung
Deutschland schlägt die Niederlande Fußball total
Holland foult, Deutschland spielt
Zeitweise sah die deutsche Darbietung so gekonnt, so dominant aus wie jener "Fußball total", für den jahrelang die Niederländer gerühmt wurden. Kein Wunder, dass auch Joachim Löw vor lauter Zufriedenheit lächeln musste. "Wir haben mit viel Spielfreude und Leichtigkeit gespielt und kombiniert", bilanzierte er und fügte fast erstaunt hinzu: "Damit waren die Holländer offenbar überfordert."
Germany Beats Holland With Total Football
Holland fouls, Germany plays




Sueddeutsche Zeitungより
ドイツがオランダのトータル・フットボールを打ち破った

At times it seemed the German performance was so skillful, so dominant as the "Total Football" for which in years past the Netherlands was so famous. No wonder then that Joachim Loew smiled with such great delight. "We played with a great deal of joy and lightness and combined well" he said - though he seemed a little astounded by it. "The Dutch could not cope with us."

時としてドイツのパフォーマンスは、とてもテクニークが優れ、とても優勢に見える。ちょうど過去においてオランダが『トータル・フットボール』で名を馳せたように。レーヴがあれほど嬉しそうににっこり微笑んだのも頷ける。
『我々はとても楽しく軽快に、しかもコンビネーション良くプレーしました。』と試合後のレーヴ。‐ 彼は少しビックリもしたようだ。
『オランダは我々に対抗することは出来ませんでした。』









And from Neues Deutschland
Spielfreude überfordert Vizeweltmeister
Die deutsche Fußballauswahl spielt die Niederländer beim 3:0 in Hamburg schwindelig

Müller und Özil spielte den Gegner schwindelig. Wie beim 1:0, als Klose einen 30-Meter-Diagonalpass von Toni Kroos direkt in den Strafraum ablegte und Müller nur noch einschieben musste. Wie beim 2:0, als Müller auf Özil passte und dessen Flanke den Kopf von Klose fand. Wie beim 3:0, als sich alle drei mit vier schnellen Pässen durch die gegnerische Abwehr spielten und Özil den Ball ins leere Tor schob. Und wie bei etlichen anderen Chancen.

Joyful Playing Over-comes the Mini-world champions.
The German attack played until the Dutch were dizzy in the 3-0 win in Hamburg.

Muller and Ozil played until the opponents were dizzy. Like with the 1:0, when Klose received a 30 metre diagonal pass from Toni Kroos directly into the penalty box and handed it off to Mueller (with a single touch!). As with the 2:0, when Mueller passed to Ozil whose cross found Klose's head. As with the 3:0, as all three with a series of quick passes played their way through the opposition defence and Ozil pushed the ball into an empty net. And as it was with many other chances that were created.


Neues Deutschlandより:
ミュラーとエジルは相手が目眩を起こすようなプレーを見せた。
例えば1-0になった時。クローゼはクロースから30メートルの距離から斜めに入ってきたパスを、シングルタッチでミュラーへパス!
2-0とした時は、ミュラーがエジルにパス。エジルはクローゼのヘッド目がけてクロスを入れた。
3-0とした時は、この三人が素早いパス回しで相手ディフェンスを翻弄。無人のネットへエジルが押し込んだ。
そして他にも数多くのチャンスが生み出された。







本当に目眩起こしそうなプレー、そして記事がいっぱいでした。
このフォトにも目眩起こしそう・・・クラ~

Germany 3 - 0 Holland (メスト・エジル)

2011-11-17 00:52:46 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
親善試合とはいえ注目度の高いドイツーオランダ戦、生で終盤30分程観戦(汗)
3-0でドイツの完勝!でした。




2-0の時点で夫を駅まで送りに出て、帰って来たら・・・その間にエジルが3点目を入れていました!
生ゴールシーン見逃したのでした。



取りあえずハイライト映像を:

15.11.2011 Deutschland - Niederlande 3-0 Alle Tore + Highlights - Germany 3-0 Netherlands





実はまだ、風間さん解説のハイライトしか見ていません(汗)
だけどエジル活躍の『大切な』試合なので、フォトリポートしておきます!





What a football, we are witnessing, here, at Hamburg.
~ The Commentator, after Mesut Özil’s goal.
『何というフットボール!!
ここハンブルクは素晴らしい試合の舞台となっています!』

エジルのゴールが決まった時、ドイツTV局コメンテイターが叫んだとか、どうとか。
という位の快勝!




相変わらず仲いいんだから、もう。



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という訳で導入部分を終え(笑)、ここから試合を追ってフォト貼りです。



スターティング・イレブン。いい顔ぶれですねー。


しつこく別角度から、もう一枚。


試合前入場を待つ通路にドイツ代表が姿を現したら、このエスコート・キッド達、騒いで何かエキサイト気味に言っていました。
クローゼに話しかけてた男の子、可愛かったです!





ウクライナ戦でも同点に追いつくゴールを決めたミュラー!


15:00
クローゼからのクロスに走り込んできたミュラーが蹴り込み先制点!



この試合も口火を切ったのは頼れるこのミュラーでした。大活躍!!






大活躍といえばこの日のクローゼ。キャプテンマークを巻いて登場でした。


26:00
ミュラー→エジル→クローゼ ドンピシャのへディング。


前線の連携素晴らしいーー!エジルのクロス美しいーー!


クローゼ!


代表63ゴール目だそうで


メデタイことです!


記録更新まで、あといくつ・・・


エジルとの連携、いいですよね~!






66:00
そして私の見ていない留守中に、エジルが3点目です!




ミュラー→エジル→クローゼ→エジル 目にも留まらぬ素早いボール回しで完璧ゴール!


相手デフェンスを崩しちゃいました


こんなもんで、どうですか?


これがボクなんです、フフフ・・・


いいシーンです


ここで、この二人なのね






ご苦労様、と労うレーヴさん。1ゴール2アシストと本当に大活躍のクローゼ!!




エジルはさっさとトンネルの中へ消えていってしまいました。
シャツを取られたくないから、かな。
なので、和やかなノイアーとクロースのフォトを一枚




クローゼの活躍は嬉しいです!





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試合後、エジル、クロース、レーヴなどが、ZDFのインタヴューに応えています。

ZDF post match interview

エジルは、だいたい次のようなことを言っているらしい。
Kroos, Aogo, and Jogi Löw from ZDF
Mesut Özil (along the lines): “We wanted to win the game and that we have done. We dominated the game, defensive back and the front looked good and used the gotten chances. We are happy. We have a young team and much potential in the group next year and want to play for the title.”
He makes a lovely slip-up at the end of the interview where he first says “We must win [the title]” but then quickly changes it to “play for the title”. ;p
エジル
『この試合は勝ちたいと思っていて、そして勝つことができました。ボク達は試合を支配し優位に運びました。ディフェンシブなバックと攻撃的な前線がかみ合い、チャンスを活かせました。とても嬉しいです。若いチームですけど、ポテンシャルは高いです。来年タイトル目指してプレーしたいです。』






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ゴールコムのレイティングはミュラー、クローゼと並んで8.5!
ファンによるトップ・オブ・ザ・マッチにも選ばれていました。


Mesut Özil421168.5Added a touch of class to the German midfield, playing all the right balls, and making all the right runs. Assisted Klose with a fine cross, and scored an absolutely exquisite goal to make it 3-0. Perhaps this was the spark he needed to bring about his best form at club level.
メスト・エジル  8.5 :
ドイツ中盤に品位を与え、格調を高めた。全てのボールタッチが正しく、全ての走りが正しかった。クローゼへ素晴らしいクロスを上げてアシスト。自らも完璧に近い鋭敏連携プレーで3点目のゴールをゲット。おそらくこの試合は、クラブレベルで彼のベストフォームをもたらすために必要だった『導火線』になるかもしれない。






いいですね~!ぜひぜひトップフォームへの呼び水というか、刺激というか、一皮剥けるきっかけになってくれるように願っています!!






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ユーロ2012のシード分けが発表になっていました。

EURO 2012 Seeds
weheartdiemannschaft:


Pot 1: Poland, Ukraine, Spain, Holland.

Pot 2: Germany, Italy, England, Russia.

Pot 3: Croatia, Greece, Portugal, Switzerland.

Pot 4: Ireland, Czech Republic, Denmark, France.





Real 7 - 1 Osasuna (メスト・エジル Mesut Ozil)

2011-11-09 01:13:06 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
週末のオサスナ戦は・・・お祭りのような賑やかさ!
7-1で大勝です。


長袖着用のエジル。



ひとり長袖。汗かきだった筈なのに。暑がりで寒がりなのかな。観客も半袖の人が多い。


そんなことはどうでもよかったです。ゴール決まれば、寄り集まってワイワイ!!




レアルはラージョ・バレカーノ以降リーガ7連勝、CLを含めると10連勝で、現在リーガテーブルのトップ!






まずは試合前、クリスティアーノ、ゴールデン・シュー受賞のお披露目。
2度目の受賞だそうで、おめでとう!

アッ、クリスティアーノも長袖でした。






スターティング11。サイズ控え目過ぎました(汗)





レアルの得点シーンのみフォトを載せておきます。



22:00
ディマリア→CR7きれいなへディングで1-0に。





30:00
でも相手に一瞬の隙を突かれて失点、1-1に。ちょっとズル~い!




33:00
レアルはクレームもつけず、慌てもせず。
3分後には、ディマリアのクロスにペペがヘッドで合わせて勝ち越し点。2-1に。




39:00
エジル頑張ってボールをキープ→ディマリア→イグアインのゴール!3-1に。
アルゼンチンコンビ+エジルで3点目。






42:00
アルべロア→ディマリアのクロス→イグアイン倒れて→エジルへ
エジル、マイナスのクロスを上げるふりしてシュートを放ちましたが・・見破られていた・・・








後半、エジルがピッチに登場しました。手のひらまで隠れるサイズの長袖シャツ姿が、かわ・・・・。





後半開始早々、そのエジル、アレって感じでパスカットされてた。アチャ~!





46:00
ディマリア、怪我して退場です。診断結果が公式サイトに出ていました。心配ですね。。
そして代わって入るベンゼマ。





53:00
駆け上がっていったエジルがエリア内で倒されました。


倒したサトルステギは2枚目の黄色カードをもらい退場。
PKキッカーはCR7。もちろん決めて4-1に。







54:00
シャヒン、アップ開始しました。



57:00
アロンソ→エジル→アルべロア→CR7ヘッドで決めて、5-1に。
CR7は今シーズン4度目のハットトリック。




62:00
コエントランのクロス流れてベンゼマがゴール! 6-1に。






66:00
ケディラがシャヒンと、エジルはカジェホンと交代となりました。








80:00
アルべロア→ベンゼマが2点目ゴール。これで7-1となりました。



90:00ぴったりに終了の笛が吹かれて試合終了。




エジルはゴールもアシストもなかったものの、ゴールの起点となったりディフェンスも頑張ったりで、交代の時にモウさんから優しい(?)ことばをかけてもらっていた様子。



何を言われていたのでしょう。




エジルのプレーがギッシリのビデオでその姿を保存。

Mesut 遵ムzil Vs CA Osasuna Home by MesutOzil10l






この試合でリーガデビューしたシャヒン、感謝のメッセージ



シャヒン、試合後スペイン語でインタヴューに応対していて、エジルのそれと比較されることしきり・・・



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エジルのことをクリスティアーノがこんな風に言ったそうです。(キッカー紙)

<Yes, Mesut has made me better. If you have great players around you, your play becomes stronger. Ozil is fantastic. He can read the game and knows when he needs to play the pass, when he should take a dribble - that’s simply class. We have a really good connection and this is still getting better. I love to play with him, he is fantastic.
Source: Cristiano Ronaldo (via Kicker)
ええ、メストは僕のパフォーマンスを上げてくれています。周りにすごいプレーヤーがいると、自分のプレーも良くなるでしょう。エジルは素晴らしいです。彼はゲームを読んでいて、いつパスしたらよいか、いつドリブルしたらよいかが分かる-- それはもう全く優れものですよ。僕たちは本当に良い連携がとれているし、これからもっと良くなっていきます。彼と一緒にプレーしたいですね。彼は飛びきり優れたプレーヤーですよ。
(私情が入った訳になっております)


<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/ea/a68d3dae2ca748c23b6c0a3ab905e65d.jpg" border="0">





カカーはSportBildのインタヴューでこう言っていたそうです。

And fight with Mesut Oezil for a starting place?
エジルとの先発争いについては?

The competition is for us both. That way we always play at our best. Also, we've shown in the final weeks of the campaign that we played really successfully together. I can see a future in which we will become a very strong midfield duo.
僕たち2人にとって、ベストの状態でプレーする方法がそれ、お互いに競い合うことです。この前の試合では一緒にプレーしてとても上手くいくことも示せましたよね。僕たちはそのうち、最強の中盤デュオになるだろうと思います。

No one could explain it better than you: How did Oezil do in his first year at Madrid?
次の質問にあなたほど上手く説明が出来る者はいないと思ってお尋ねしますが、エジルの昨シーズンはどうでしたか?

He played a tremendous season. Although he's younger than me, I learned a great deal from him. He approaches me in training sometimes and asks me how he can improve on something. But also privately - we spend time together and chat about what its like in Germany or Brazil. I am really happy to have a person like Oezil as a teammate and friend.
彼は本当に素晴らしいプレーを見せたシーズンでした。僕より若いですが、彼から沢山のことを学びました。彼は時々トレーニング中に僕に近づいてきて、どうしたら、これこれをもっと上手く出来るだろうか、と尋ねるのです。それからプライベートでも一緒に過ごしたり、ドイツやブラジルについてどんな所か、などおしゃべりもしましたよ。エジルのような人をチームメイトとして、友達としてもてて、とても嬉しいです。

Sami Khedira also came in the past season to Real. Which of the two speaks better Spanish?
ケディラも昨シーズンレアルに加入しました。二人のうち、どちらがスペイン語を上手く話しますか?

(laughing) Oh, definitely Khedira. He's not as shy as Ozil. That helps him a lot, because he simply talks more.
(笑いながら)それは絶対にケディラです。彼はエジルほどシャイじゃありませんからね。そのおかげでしょう。単にケディラはエジルより、よくしゃべるのです。






クリスティアーノにもカカーにも大切に思ってもらっていて、嬉しい言葉でした!

国際マッチウィークに入るので、11月19日バレンシア戦までリーガはお休み。
そしてエジルはドイツ代表に合流するためハンブルクへ到着した様子です。


怪我をしないでレアルに戻ってきてください!!





Ballack: Latest TV Interview (ミヒャエル・バラック)

2011-11-07 22:32:04 | ミヒャエル・バラック(Michael Ballck)
ハンブルク戦後、バラックがZDFTVのインタヴューに応じています。鼻を骨折しているようには見えない素敵さ!
早口にキツかったシーズン開始当初の心情を語ったりしていて、良いインタヴューです。




ビデオのリンク先はこちら


latest interview of Michael with german tv:




Hansさんによる要約:

“Hello Michael Ballack, welcome and nice to see you. At present, you are the so called ‘man with the mask’, but now let us see behind the mask of the whole team. Was this today a kind of a so called ‘felt defeat’?
ようこそ、ミヒャエル・バラック。あなたは現在『マスクの男』と呼ばれていますが、今日はマスクの裏側の顔を見せて頂ければと思います。今日は、いわば『敗戦』といった気持ちですか?

Ballack:”For sure we gave two points away as a present, we started the match very well, we played our best bundesliga match this season during the first 30 minutes, we played aggressively, we scored two beautiful goals, and then we began to sleep and we built up the opponent team.
バラック:
『ええ、2点を献上してしまいました。試合はとてもよい感じでスタートしたのですが。開始30分は、今シーズンベストのプレーでした。攻撃的で、きれいなゴールが2点決まったところまでは。ところがその後チームはペースが落ち、相手を持ち直させてしまいました。

It’s a pity. After the first goal of Hamburg one could see, that we have a lack of self-consciousness and self-confidence, we played more slowly, we drew back ourselves, we had a lack of courage, we missed to score the 3rd or 4th goal. Like in the past matches. We must defend the 2-1 in a better way, suddenly we got the 2nd goal and so we always loose points, which we need urgently.”
『とても残念です。ハンブルクの1点目が入った後、私たちのチームは自信に欠け、プレーのスピードが落ち、後ろへ引いてしまいました。度胸や精神力に欠けて、過去にもあった試合のように、3~4回ゴールチャンスを逃してしまいました。もっと上手く2-1というスコアを守らなければなりませんでした。突然2点目のゴールを入れられてしまいました。そこがウチのチームの甘い点です。早急に改善しなければならない点です。』



“Why is there no constance in the Leverkusen playing?”
なぜレバークーゼンのプレーは安定していないのでしょう。

Ballack:”We score enough goals, but unfortunately we get too many goals, quite simple, one can win a match also with a good defence. The defence is beginning already at the offence.”
バラック:
『ゴールは充分奪えています。だけど残念なことに相手にゴールを与え過ぎです。単純な話です。良いディフェンスがあってこそ試合は勝ち取れます。堅いディフェンスがまず最初で、それから攻撃です。』




"At present you are playing an important role, a central role in the midfield. Is this the role, you always wanted to play?”
現在あなたは中盤センターという大切な役割を割り振られています。これはあなたが望んでいたポジションですか?

Ballack:”Quite simple: I’m very glad and happy, that it runs, that I’m healthy again, I feel good, I feel fit, the coach trusts me, and I think, I pay it back with good performances. But the most important thing is: The results must be right. Now the bundesliga makes a pause of 2 weeks, we want to recover, the last weeks were hard and difficult.”
バラック:
『それはもちろん。とても嬉しいし、上手くいっていますよ。とても体調がいいですし、コンディションも良い。監督からは信頼を得ている、と思います。良いパフォーマンスでその信頼に報いたいですね。しかし大切なのは、結果を得ることです。ブンデスリーガは次の試合まで2週間あります。この間に回復を図りたいです。先週はとても厳しくハードな週でした。』



"From the beginning of the season, you withdrew yourself from the public, from the media, no interviews. Is it right, that you wanted to leave Leverkusen again, the relationship to coach Dutt wasn’t in order?”
シーズン開始当初、あなたは公的な場から遠ざかり、メディアを避けてインタヴューを受けないでいました。あなたがレバークーゼンを去りたがっていた、というのは本当ですか?ドゥット監督との関係が上手くいっていなかったのでしょうか?

Ballack:”I have never read such things in newspapers(laughing) I don’t know anything about this topic, that’s history, that’s past, the coach preferred young players at the new season. I had to accept this. I had to wait for my chance and I have waited. I didn’t want to leave the club.”
バラック:
『そんな新聞記事は読んだことありませんね。(笑)そんな話題は全く知りません。そんなこと今までも沢山あったことでしょう。過去のことです。監督はシーズン開始当初、若いプレーヤーを好んで起用しました。私は、これを受け入れなければなりません。自分のチャンスが巡ってくるのを待たねばなりません。そして待っていたのです。クラブを去ろうなどと望んでいませんよ。』





"Do you think about an elongation of your contract?”
契約延長については考えていますか?

Ballack:”At present, no, not at all”. The past weeks and months were hard and difficult, I can’t forget this all, surely. I wasn’t treated always in a fair way, by the media and the public, but as a professional football player, I have to accept this. Now I can enjoy the bundesliga, the matches, now I’m 35 years old, rank 8 or 9 is not our goal, we want to improve and attack again.”
バラック:
『現時点では、ノーです。全くなし、です。ここ数週間はキツくて大変でした。これを忘れることは出来ません。私はいつも公正に扱われていた訳ではありませんからね。メディアからも人々からも。しかしプロのフットボーラ―として、それは甘んじて受け入れなければなりません。今はブンデスリーガの試合を楽しめています。
今、私は35歳です。8位とか9位でいるのは自分の目標としているものじゃありません。私たちはもっと質を高めて、攻撃的でありたいと思います。』


“At present, are you watching the international matches of the german national team?”
現在、ドイツ代表の国際試合はごらんになっていますか?

Ballack:””Yes I’m watching the important matches, but I concentrate myself only on the Leverkusen team. At present, germany has a very good team, with many excellent young players, we can be very content and optimistic for the next 4 or 5 years, surely.”
バラック:
『ええ、大切な試合は見ていますよ。でも自分はレバークーゼンの試合に集中しています。現在、ドイツは沢山の優れた若手プレーヤー達が台頭していて、とても良いチームになっていますね。今後4~5年は満足のいく、楽観して見ていられるチームです。間違いありません。』

“Thank you for the interview!”
お答え頂きありがとうございました。




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いろいろな噂が飛び交っていましたが、こうしてTVで語ってくれて、雲が晴れたようでよかったです。



Hamburg 2 - 2 Leverkusen/Valencia 3-1 Leverkusen (ミヒャエル・バラック)

2011-11-06 21:12:37 | ミヒャエル・バラック(Michael Ballck)
バラックがマスクをつけて戦った2戦目、ハンブルク戦は2-0でリードしながら追いつかれ、結局2-2の引き分けに終わりました。現在リーガ第7位です。




終了後、バラックの顔には明らかに失望の色が・・・




バラック:
『最初の30分は今季最高のフットボールが出来ていたのですが、その後ギアが2~3段下がってしまいました。』





あまり書きたくはないのですが、一応経過記録を:




バイアーはシュールレ(5分)と





ベンダー(20分)のゴールで2点リードしていたのに





ヴェスターマン(34分)とヤンセン(57分)のゴールで追いつかれてしまいました。




バラック:
『決定機をものに出来なかったですね。だからウチのチームは崩れてしまいました。』



(フォトサイズ大き過ぎました!記事最後にあるバーを右スクロールするとファイター、バラック全身が現れます。芝が飛び散って迫力満点な一枚)


Match stats:

Bayer 04: Leno; Castro,Friedrich, Toprak, Kadlec; Bender, Rolfes (Derdiyok 63’); Sam (Reinartz 46’), Ballack, Schürrle;Kießling.

Hamburg SV:Drobny; Diekmeier, Mancienne, Westermann, Aogo; Rincon, Kacar (Tesche 79’); Töre (Jarolim 82’), Jansen; Son (Skjelbred 89.’), Guerrero.

Booked: Reinartz, Derdiyok - Rincon.

Referee:Knut Kircher(Rottenburg).

Attendance: 30,000.


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CLバレンシアとの一戦も、残念な試合なので経過を簡単に記録:





マスク姿のバラックが頑張ったCLバレンシア戦でしたが、1-1に追いついたものの3-1と突き放され敗戦。
レバークーゼンは引き分けでも、ほぼラウンド16進出を決められたところでしたが残念です。

逆にバレンシアは勝たないとグループリーグ突破は見込めない立場。引き分けではダメ!と必死な状態。
この敗戦の結果、レバークーゼン現在グループ2位ですが、バレンシアとは1点差、と2位争いが激化。
残りの2試合に生き残りを賭けることになってしまいました。







試合開始10秒60、レノのミスをつかれて、ジョナスがゴールを決めてしまった。1-0です。
実況によると、これは試合開始後、早々に決まったゴール歴代2位だそうです。ありがたくない記録ですこと。
因みに一位は、バイエルン対レアルとの一戦で開始早々10秒03にマカーイが決めたゴールとのこと。





キースリンク、もうちょっと嬉しそうにしてね!



追いかけるレバークーゼン、30分ゴール左からバラックの素晴らしいクロスが入って、これにキースリンクがヘッドで合わせて1-1の同点に!



相手プレーメイカーのバネガが負傷退場するのですが、この怪我にもバラックがちょっと絡んでましたね。
バラックの足にバネガの足が絡まってました。




CKのへディングを見せたり、倒れたりするとヒヤヒヤです。



65:00 
ソルタードが左サイドからのパスを(ヒールで?)蹴り入れて2-1に。



68:00
シュールレのゴールはオフサイドとなってしまいましたが、リプレイを見ると『オンサイド!!!』
幻のゴールとなってしまいました。悔しいです。ここで2-2になっていたなら、また流れが変っていたかもしれないのに。



75:00
CKからラミのへディングで3-1となってしまった。
3点目が入った後、頭を軽く振るバラック。




89:00終了間際ですが、バラック相手のマシューと睨み合って、主審から注意を受けていました。(笑)
バラック健在!!




そして試合終了。
ピッチに座り込んでしまうフリードリッヒ。
ロルフェスはソルダーノとシャツ交換してました。

途中サムに代わって20歳のヨルゲンセンが投入されましたけど、これから追いつくぞ、という時に、『どうして?』でした。

負けてしまいましたけど、解説者が言っていた
『バラックは見事なアシストだった。本当に仕事をするなぁ。』
という言葉にちょっと慰められました。



バレンシア戦ほんの短いハイライト映像です。

Valencia - Leverkusen



残念、残念、残念とばかり言っているリポートでした。(ため息)


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このトレーニング用シャツってレアルと同じデザイン!?アンセムを聞いている時に来ていたジャージも同じデザイン!?
アディダスだと、チームは違えどほぼ同じ、なのですね。それもレアルとレバークーゼン!!
バラックもレアルの一員に見えてきました(笑)。


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今年最後の代表試合、11月11日キエフで行われるウクライナ戦、11月15日ハンブルクで行われるオランダ戦のメンバー22名が発表され、エジル、ケディラとも招集を受けました。忙しそう。。。
今回シュヴァインシュタイガーは怪我のため、ラームは休養のため招集を免除。ノイアーはオランダ戦のみ呼ばれています。ウクライナ戦にはヴィーゼかツィーラーがプレーしそう、とのこと。
招集メンバーは以下の通り:

Löw calls up players for games against Ukraine and the Netherlands

After winning all games of the Euro qualification, Joachim Löw called up 22 players for the last two matches in 2011. The game against Ukraine will take place next Friday (11 November 2011) in Kiev, the one against the Netherland four days later in Hamburg (15 November 2011).

Notably missing from the line-up is Bastian Schweinsteiger who is injured, and Philipp Lahm who gets a chance to rest after playing all qualification games. Manuel Neuer was only called up for the game against the Netherlands while Tim Wiese and Ron-Robert Zieler are supposed to play against Ukraine.

The full line-up

Goalies: Manuel Neuer (Bayern München), Tim Wiese (Werder Bremen), Ron-Robert Zieler (Hannover 96)

Defenders: Dennis Aogo (Hamburger SV), Jerome Boateng (Bayern München), Holger Badstuber (Bayern München), Benedikt Höwedes (Schalke 04), Mats Hummels (Borussia Dortmund), Per Mertesacker (FC Arsenal), Christian Träsch (VfL Wolfsburg), Marcel Schmelzer (Borussia Dortmund)

Midfielders: Lars Bender (Bayer Leverkusen), Mario Götze (Borussia Dortmund), Sami Khedira (Real Madrid), Toni Kroos (Bayern München), Thomas Müller (Bayern München), Lukas Podolski (1. FC Köln), Mesut Özil (Real Madrid), Marco Reus (Borussia Mönchengladbach), Simon Rolfes (Bayer Leverkusen), Andre Schürrle (Bayer Leverkusen)

Strikers: Mario Gomez (Bayern München), Miroslav Klose (Lazio Rom), Cacau (VfB Stuttgart)




Interview In Spanish (メスト・エジル)

2011-11-03 21:10:55 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
(リヨン戦エジルプレー特集ビデオを追加しました)

CLリヨン―レアル戦は0-2でレアル勝利、CLラウンド16へ進出を決めました。
この試合でCR7は、レアル公式戦100ゴール目を上げ、彼にとって記念の試合となったようです。





エジルは先発フル出場、AS紙のEl Dandyに選ばれていて、パスが冴えていたと評されていました!

ゴールコムのレイティングは7.0。
『エジルの頭脳的プレーがマドリードの攻撃の中心だった。素晴らしいボールタッチと数多くの正確なスルーパスを通した。』



レアル公式ではクリスティアーノと共にMOMに選ばれています!


そしてそして・・・試合後のインタヴューでは初めてスペイン語で応えていました!
司会者らしき人の説明を辛抱強く50秒程聞いて待っていると、エジルが登場します。





“Gracias. Jugamos muy bien con equipo, ganamos aquí.”
“Es muy difícil in Lyon pero buen equipo, yo soy muy feliz con equipo, ganar este partido.”
“Si muy bien Cristiano Ronaldo. 2 goles hoy. Mete dos goles y ganamos…”
“…y muy feliz.“


Marca紙によると:


『ありがとう。ボク達はチームとして良いプレーが出来、勝利するのが難しいこの地、Gerlandで勝つことが出来ました。
リヨンはとても良いチームでしたが、ボク達がなんとか倒せました。ボク達のチームが勝ててとても嬉しいです。』

先発に戻ったエジル、2ゴールを決めたCR7のプレーについて聞かれて:

『ええ、とてもいいゴールでした。2ゴール決めましたね。そして勝ちました。
とても嬉しいです。』






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エジルのインタヴュービデオを見た後、司会者、解説者?たちは、何を姦しくお話ししているのでしょうね(笑)。知りたいものです。

エジルのスペイン語、インタヴューでいつでも使えそうなフレーズですけど、それにしても、滑らかに話していますね!そして逃げるように去ってしまいました(笑)

JSportの放送は明日なので、TV観戦は明日以降。久しぶりに元気なエジルを見られそうで楽しみです!




エジルのプレーがギッシリ詰まったCR10さん編集ビデオ。
エジル的ハイライトを全て見ることが出来て、感謝、感激です!


Mesut 遵ムzil vs Lyon (Away) 11-12 HD 720p by CR10






Ozil: Latest Interview With Kicker - (2) (メスト・エジル)

2011-11-03 20:15:18 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
キッカー誌インタヴュー、後半です。


長年レアルのファンであるタクシー運転手ロペス氏によって、その言葉は裏付けられた。彼はマドリードでは、エジルについて大体こう言われている、と語る。
『彼は自身のフットボールのやり方を持っている。私たちが好きなシンプルなプレーをね。あんなにすごいフットボーラ―がドイツからやって来るとは夢にも思わなかったよ。彼は本当にレアルの偉大なプレーヤーの一人になるかもしれないな。』

エジルは偉大なプレーヤーの一人になりうる - それは正に、エジルプロデヴューの際に、このKicker誌が見出しに使ったフレーズだった。





Mesut's first write-up in Kicker in 2007 after his debut with Schalke:
"He Could Be The Next Big Thing!"
2007年メストシャルケ、デヴュー時の見出し
『彼は次世代の大器かもしれない!』





Mesut reading the article about his debut.
デヴュー当時の記事に見入るエジル


2006年7月、17歳だったエジルは、リーガポカール(ドイツ版国王杯のようなカップ戦)で、プレーメイカーで停止処分中のリンカーンに代わって出場することとなった。彼の組み立て、お膳立てによって、シャルケはレバークーゼンに勝利。エジルは当時のキッカー紙の好意的な記事を読んで、クスクスと笑った。彼はその試合をよく覚えていなかった。
『すごく緊張していたんです。年上のプレーヤー達から言われました。「さあ、ピッチへ出ていって、おまえの仕事をして来い」と。』
その台詞は今でも聞く台詞だ。ジダンが試合前、ロッカールームを訪れると、よく声をかけるそうだ。
『ジダンはよくボクにこう言ってくれます。「メスト、君は自分が何を出来るのか、よく知っているね。さあ、行って、自分の仕事をして来いよ。」その言葉は、たとえそれがどんなに大事な試合であっても、とっても効果があった。
『もっと若かった頃、シャルケで60,000人の観衆の前で自分のプレーを披露しました。今ボクは急速に大観衆に慣れてきています。ベルナベウには80,000人の観客が入るのですが、プレッシャーにはなりません。あのスタジアムは素晴らしいです。』





ジダンはかつての彼のアイドル。現在ではレアルで、エジルのスポーティング・ディレクターを務めている。彼はエジルについて、次のように述べている。
『メストは信じられないほどのポテンシャルを秘めている。だからこそレアルは彼と、あのように長期契約を結んだのだ。』
エジルのレアルとの契約は、2016年までだ。



こんなに世界的にも尊敬を受けているクラブでプレーすることの意味を、エジルは殆どピッチの外で学ぶという。日々のトレーニング、試合の準備や練習試合 ‐ これら全てはブンデスリーガのトップチームとほぼ同じだ - ひとつの違いを除いては:
『ボクはドイツ代表チームでずい分と遠征して回りました。でもマドリーは、まるで違う世界なのです。それはどこへ行こうと代わりません - 何千人もの人達がボク達を出迎えて待っていて、名前を呼んでくれるのです。記者会見では、レアルについて、どんなに小さなことでも聞かれて記事にされてしまいます。』




こうしてゲルゼンキルヒェン出身のやせっぽちだった才能溢れるプレーメイカーは、スペインで世界的に知られるプレーヤーとなった。フェイスブックには何百万人もの彼のフォロアーがいる。レアルのロッカールームにファンレターが運び込まれると、エジルは南アメリカ、タイ、日本、あるいはカルフォルニアといった各地からレターを受け取る。
『どんなに大きなクラブなのかが分かります。でも、それはボクにとって負担になったりしません。このクラブの一員でいられることが嬉しいです。そして、これから何年もこういう経験を積んで行きたいと思っています。』


日々乗り越えねばならないハードル、- それはショッピングセンターの外で待ち伏せしているパパラッツィや、通りで、いつでも写真やサインを求めてくるマドリードのファン達 -に上手く対処するには、どうしているのか。
『それはレアル・マドリードのプレーヤーとしての仕事の一部ですから、喜んで求めに応じます。』





彼は言葉の方も上達している。マドリードの新聞に載る彼のパフォーマンス批判記事などを、読みたければ読むことが出来る。
『批判記事は読みません。自分の気持ちを集中できなくなるからです。レアルでのプレーにのみ集中しています。』





彼はモウリーニョとメディアとの摩擦に関しては、語らなかった。
『モウリーニョは、今までにも多くのタイトルを獲得しているにもかかわらず、とても野心に燃えている人です。この野心、大望がチーム全体に影響を及ぼしているのです。』
そして、10番をつけるエジルにも、影響力が及んでいるのだろう。

『去年に比べて、ボク達はチームとして、格段に良くなっています。昨シーズンは国王杯だけでした。
今季チャンピオンズ・リーグは今のところ全勝しています。
ボクの目標はハッキリしています。
このチームで、全てのタイトルを獲得すること、です。
チャンピオンズ・リーグ、国王杯、リーグ優勝 ‐ 全てです。』



マドリードでは、クリスティアーノを除くと、エジルのシャツが一番売れている、という。スペイン以外でもそうなのだろう。



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最後の一言、シャツの売れ行きについて読んだ記事がありました。
マルカ誌が、リーガで誰のシャツが一番売れているか?を調査したところ
メッシ、ロナウドの二人がスペイン代表シャツに次ぐ売り上げ高でそうで、
レアルでは、ロナウドに続いてエジル、そしてカカー。
バルサではメッシに続いてビジャ、イニエスタ、シャビ、だそうです。

シャツの売り上げは人気のバロメーター(?)レアルの中で、エジルの人気はすさまじい!です。



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FIFAはバロンドールの最終選考に進んだ最優秀選手候補23人を発表。エジルもその中の一人です!

23人の候補者は以下の通り:

Éric Abidal (France), Sergio Agüero (Argentina), Karim Benzema (France), Iker Casillas (Spain), Cristiano Ronaldo (Portugal), Dani Alves (Brazil), Samuel Eto’o (Cameroon), Cesc Fàbregas (Spain), Diego Forlán (Uruguay), Andrés Iniesta (Spain), Lionel Messi (Argentina), Thomas Müller (Germany), Nani (Portugal), Neymar (Brazil), Mesut Özil (Germany), Gerard Piqué (Spain), Wayne Rooney (England), Bastian Schweinsteiger (Germany), Wesley Sneijder (Netherlands), Luis Suárez (Uruguay), David Villa (Spain), Xabi Alonso (Spain), Xavi (Spain).

最優秀監督候補は以下の通り:

Vicente Del Bosque (Spain/Spain national team), Alex Ferguson (Scotland/Manchester United FC), Rudi Garcia (France/Lille OSC), Pep Guardiola (Spain/FC Barcelona), Jürgen Klopp (Germany/Borussia Dortmund), Joachim Löw (Germany/Germany national team), José Mourinho (Portugal/Real Madrid C.F.), Óscar Tabárez (Uruguay/Uruguay national team), André Villas-Boas (Portugal/FC Porto, Chelsea FC), Arsène Wenger (France/Arsenal FC).




12月5日に最終候補者3人が発表され、1月9日チューリッヒで授賞式が行われる予定。



Ozil: Latest Interview With Kicker(1)(メスト・エジル)

2011-11-02 23:53:48 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
リヨン戦を前にエジル、キッカーのインタヴューに答えていました。
jenny-jenkinsさんによる英訳を以下に転載させて頂き、粗雑な要約を付けました。
長いインタヴューなので途中までです。
チーム内での熾烈なポジション争いについても、冷静に自信ある応答をしています!





A Visit With Özil In Madrid

Interview and Feature by Jean-Julien Beer
Kicker Magazine
October 31, 2011
Translated by me, jenny_jenkins
"I want to win all the titles here..."
『全てのタイトルを、ここマドリードで勝ち取りたい』






プロフットボーラ―として、レアルのエジルは、すでにふたつの大切な『点』を落している。(Oウムラウトの点のこと)ベルナベウスタジアムの前で、エジルについて尋ねてみるといい。きっと『ウーツィル?』と戸惑った顔をされるだろう。元タクシー運転手のロペス市38歳もその一人。レアルファンは誰と分かるまで少し考える時間が必要なのだ。そして突然、熱っぽく『オーセール!!』と叫ぶ。
スペインでは、『O(ウムラウト)』の音はないんですよ、とエジルは話す。



しかしレアルでのエジルは、すでにスタートを切っている。世界でも最高といわれるビッグクラブで今シーズンから10番をつけている。これは彼のプレーメイキング能力が認められたから、でもあるが、論理的に考えて当然のことでもある。1996-97シーズンイルグナー以来、エジルほどプレーした時間が長かった新加入プレーヤーはいない。‐‐銀河軍団といわれたベッカム、ロナウドでさえもなかったことだ。エジルはまた、もうひとつランキングでトップを占めていることがある。モウリーニョが信頼して、すぐにスペインリーグで、しかもこのように頻繁に起用した選手は、他にはいない。彼は1,700万ユーロでブレーメンから引き抜かれてきた。



あれから15か月、エジルはちょっと苦労しながら、雨の中マドリードの渋滞を抜け、自宅のある郊外のアルコべンドスへと自分の車を操る。かつてイルクナーがそうしたように、またチームメイトのセルヒオ・ラモスもそうであるように、彼はここに自宅を所有している。








先週3-0で勝利したビジャレアル戦では、途中交代でプレーしただけだった。先発争いは激しさを増してきている。
前世界最優秀フットボーラ―のカカーはセンターで、アンへル・ディマリアは右ウィングでプレーする。途中交代のエジルは、最近ではこのどちらのポジションも受け持つ。
『10番のポジションでプレーするのが好きです。あそこが自分では一番に感じますし、自分の強みを一番活かせるからです。例えば代表チームでそうであるように。』とエジル。
『カカーのパフォーマンスは最近とても良いので、ボクはウィングでプレーしています。このクラブで、このメンバーではポジション争いは当然のことです。モウリーニョは、それを全てとても明瞭に説明してくれました。つまりパフォーマンスが良い者がプレーする、ということです。』







カカー、ロナウド、ディマリア、イグアイン、ベンゼマ - こういったトップスター達とエジルはその力量を比較される。
『彼らはビッグネーム達です。だからどの試合にも出たい。ボクだって同じです。』
6人の中の一人、ライバル、ディマリアとの競争について、エジルはあまり心配をしていない。
『監督を信頼しています。』




この信頼感はどこから来るのか。それは昨年ワールド・カップ終了数週間後の、2010年8月に受けたモウリーニョからの電話による。電話の主が誰なのか、分かっていた。電話での話し合いは事前にアレンジされていたもので、傍には通訳が座っていた。モウリーニョとの話し合いは30分ほど続いた。
『第一に、この電話はボクにとって、とても光栄なことでした。彼はボクをレアルへ来るよう説得しました。ボクは彼の指導のもとで自分を磨けることが嬉しかった。話は上手く進んで、ボクは彼に信頼されている、と感じています。それこそボク達の目標としていたものでした。世界最高のクラブでプレー出来て嬉しいです。』






ロナウド、カカー、アロンソといったワールド・クラスのスター達の中に放り込まれた最初の時から、エジルはそういうスター達が敬意をもって接してくれるのをハッキリ感じ取ることが出来た。ロッカールームでも、トレーニング中でも、ホテルでも。現在エジルは一年前に比べて身体的に強健になっただけでなく、精神面でも自信を深めている。レアルの一員として多くの試合で活躍し、彼はすぐにファン達のお気に入りとなった。
フットボーラ―達は良いパフォーマンスには敬意を払う ‐ だからチーム内では、お互い対等の相手同士だ。彼の話し方に微妙な違いがあることに気付いた。
一年前、彼は、
『ロナウドやカカーのような人達と一緒にプレーするのは・・・』
と言っていたが、レアルで70試合出場実績を成した今は
『ボク達はお互いに支え合っています。彼らも並はずれた力をもったフットボーラ―達です。』
と語っている。






エジルの父、ムスタファは息子がこうなることを見越していた。彼は息子メストが稀に見る才能の持ち主であることに気付いていた。それはメストがプロのプレーヤーになった今でも続いている。2007年、シャルケとの契約交渉を巡る論争が続いていた時、ムスタファはクレメンス・トゥニースにこう話した。
『私の息子は3年後にはレアル・マドリードでプレーしているでしょう。』
当時、シャルケのボスは、心の中で呟いたという。
『彼は、頭の精密検査を受けさせた方がいいぞ。』





Today Tönnies says: "Hats off to him."
シャルケのボス、『彼には脱帽』



レアルでのエジルの成功を特別にしているもの、それは目を見張るような派手なこと無しに、レアルファンの心を掴んでしまったことだ。彼は引き籠り気味の暮らしをしている。スペインメディアには彼のフットボールでの成果でのみ伝えられるだけだ。(他のことでは目立たない)
『ボクは概して言えば、静かな人間です。メディアの見出しを賑わすことはしません。でもピッチの上では、かなり生意気なんですよ。きっとこの両面があってファンの人達からも気に入られているのでしょう。』



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続きはパート(2)へ。


Ozil Bwin Interview (メスト・エジル Mesut Ozil)

2011-11-01 06:47:21 | メスト・エジル(Mesut Oezil)
preciozilさんの英訳がついたBWINインタヴューです。リンク先はこちら

bwin entrevista Olympique de Lyon - Real Madrid (Champions League)



Mesut Özil [Bwin Interview]





Q- If you weren’t a footballer, what sport would you practise professionally?
Q-もしフットボーラ―でないとしたら、どんなスポーツをプロとして本格的にやっていたでしょう?

M- I know how to play table tennis but football has always been my biggest passion and it’s great that I can play in Real Madrid
M-卓球を出来ますけど、やっぱりフットボールがいつでも一番でした。レアル・マドリードでプレー出来るのは素晴らしいことです。


Q-Do you think you’re in the best part of your career?
Q-キャリアの中でも最高の時にいる、と思いますか?

M-I play in the world’s best club, I’m regularly part of the starting eleven and my coach trust me. My goal is to continue improving my performance and so help the team.
M-世界最高のクラブでプレーしていて、たいていは先発しています。監督からの信頼を受けていますし。ボクの目標はパフォーマンスを上げて、もっとチームに貢献することだ思っています。





Q-What do you think of the level of La Liga compared to the Bundesliga?
Q-ブンデスリーガと比べて、リーガのレベルをどう思いますか?

M-Generally they’re alike, the only difference is that smaller teams in Spain have a noticeable technical level, whereas Germany is more characterized by the ability of delivery, here the teams play more football.
M-全体的にはよく似ています。違いといえば、下位チームのテクニークの高さですね。ドイツでは個人のボールテクニークが特徴的ですけど、ここスペインではチーム全員プレーが特徴的だと思います。

Q-Ronaldo, Casillas, Khedira, Xabi and you , who would you give the Ballon D’Or 2011?
Q-ロナウド、カシ―ジャス、ケディラ、シャビ、そしてあなたの中で、2011年バロンドールを誰にあげたいと思いますか?

M- For many years Iker has been world’s best goalkeeper and I’d give it to him. This year , again, there are many Madrid players nominated, Cristiano Ronaldo has a lot of chances to win it too, I’d like him to get it.
M-イケルは何年もの間、世界ベストのゴールキーパーです。ボクだったら彼にあげたいです。今年もマドリーから沢山のプレーヤー達がノミネートされました。クリスティアーノも受賞のチャンスが多いにあります。彼にも獲ってもらいたいですね。





Q-Have you dreamed of getting Real Madrid’s La Décima (tenth European Cup)
Q-レアル・マドリードのラ・デシマ(10度目のCL優勝)を夢に描きますか?

M-Madrid is a mytical team and our objective is to win everything there’s to win, and , of course, this includes the Champions
M-レアルは偉大なチームです。ボク達は獲得出来るものは全て勝ち取ることを目標としています。チャンピオンズ・リーグのタイトルも、勿論そのうちのひとつです。

Q-Would you like to score your first Champions goal in Lyon?
Q-そのチャンピオンズ・リーグ、リヨン戦でゴールを決めたいですか?

M-Of course!but I’d like mainly to take the three points and in order to do that we’ll give it all on the pitch.
M-もちろんです!! 目指すのはまず勝ち点3を上げることです。そのためにはピッチ上でボク達の持てるもの全てを出し切るつもりでいます。

Q- What are Lyon’s strengths?
Q-リヨンの強さは、どんなところにあるのでしょう?

M-At home they’re stronger and play with much more confidence in themselves,besides they tend to play offensively. Our advantage is ball control and our individual performances as well, we have international cracks like Ronaldo, Benzema, Kaká and Di María.We want to score many goals and come back to Madrid with the three points.
M-ホームでの戦いには自信をもっていて、強さを発揮していますね。それに攻撃的です。ボク達の強みは、ボールコントロールと、個々のパフォーマンスの高さです。ボク達にはロナウド、ベンゼマ、カカー、ディマリアといった世界を舞台に活躍するプレーヤー達がいますから。たくさんゴールを決めて、勝ち点3を持ってマドリードへ帰りたいです。

Q-Is it your objective to be group leaders in the Champions?
Q-チャンピオンズ・リーグでのグループリーダーになるのが、あなたの目標でしょうか?

M- Of course… … [awkward affirmative nod :P]
M-もちろん・・・・・・(ぎこちなさそうに、頷き・・・)





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この後のリヨン戦は4-0でレアルが勝利しました。エジルはその中でステキプレーを沢山見せてくれています。
オウンゴール扱いになってしまったシュートもありました。

あの試合前、こういうインタヴューを受けていたのですね。最後の、なんとも言えないあの頷き方(笑)!
相変わらず控え目な発言ですけど、バロンドールをカシ―ジャスにあげたい、なんて、エジルらしいです!