Powder Blue Sky

興味を惹かれること様々。心ときめくこと様々。マイペースで残す雑記ブログ。

Mourinyo: My Next Step is Abroad (2)

2007-09-23 23:18:27 | ドイツ代表(German National Team)
Sky Sports モウリーニョ監督のビデオインタヴューの続きです。

I'm not tired. I don't need, you know, one, two, three, four mounths. You know, I have lot of stress. I have nothing.
私は疲れてはいません。1,2,3,4ヶ月は必要ありません。ただ、ストレスを一杯抱えています。今は空っぽの状態ですよ。ストレスが溜まると、ファイトも沸きませんし、フットボールをする気持ちも湧きません。
(辞めた今は)気分爽快です。チェルシー宛に、健闘を祈る、といった挨拶文を送っておきました。

もし、『a man of war 戦う男』が必要なら、私が監督業へ戻るまで、待たねばなりません。なぜって、今この期間、私は『a man of peace 平和を愛する男』なのですから。

- (あなたが学ぼうとしている)言語は、ドイツ語でしょうか、それとも
  イタリア語でしょうか? (記者)

イタリア語かドイツ語か選ばねばなりません。フランス語とスペイン語は大丈夫、使えます。英語は上達しつつあり、大丈夫です。ドイツ語かイタリア語を学ぼうと考えています。どの国でも、どんなプロジェクトでも対応出きるよう準備しています。

ただ、次の仕事に望むことは、愛情に取り囲まれていたい、ということです。監督として、自分の方針に関して、表わさねばならないことを、全て表わせることができるように、loveで囲まれていたい、ということです。

- ロンドンを去ってしまうのですか?(記者)

いいえ、まだロンドンにいます。あと数週間は。すべきことがありますので。家があります。ここロンドンに家を持っていますから、どうするか決めなければなりません。貸すことになるかもしれません。車も所有していますし、銀行口座もあります。友人もいます。何人かとディナーの約束がありますし、子供達は学校を楽しんでいます。どうするか決めるのに、家族に関してですが、もう少し時間がいります。全く急ぐことはありません。生活を楽しみますよ。

もし私にまた会いたくなったら、ここら周辺と河周辺を毎朝ランニングしています。このホテルのジムにも来たいと思っています。そうしてよい、と言ってくれてますから。水泳も少しね。子供達は学校へ、妻はショッピングへ。

-チェルシーの新監督へ、どんなアドバイスを送りますか?(記者)

アドバイスなどありません。全くありません。私が着任した時、だれも私にアドバイスなどくれませんでした。全て自分の思う様に進めました。だからアドバイスはありません。

To be fair, I don't, I'm not interested in Chelsea football. I don't care them. I don't care at all. At all.
正しく言えば、私はチェルシーへの興味がないのです。関心がありません。全く関心がありません。全く。
(この決然とした物言い。胸が痛むよ。こう言わせるに至った、どんな経緯があったのでしょう。)

For me, Chelsea is a period that's finished. I'll keep good things in my heart, and nothing else. Now it's up to them.
私にとってチェルシーは、終わってしまった過去の一時期です。良い思い出を胸にしまっておきます。他に何もありません。今は、彼らが決めることです。

-どうして、こうなってしまったのでしょう?どうして決裂してしまったのでしょう? (記者)

それは重要なことではありません。大したことではありません。どう話したらよいのか、私には分かりません。申し上げたように、私は次のステップに向けて準備をしますし、自分の生活をエンジョイします。この二つの行うためには、think positive 前向きな姿勢でbe happy明るく行きますよ。


(疲れてきたので、最後はちょっと、はしょります。この後、誰に対しても、悪感情を持ちたくはなく、チェルシーにはよくしてもらった、などと述べた後・・・)

ひとつだけ、本当に残念で心残りなことがあります。ホームで99試合、負け無しだったと思います。99試合だと思います。私が100試合目をスタンフォード・ブリッジで祝うのは、正当なことじゃないでしょうか。スタンフォード・ブリッジではなく、どこか別の場所かもしれませんが。
If I ......too that end. もし私がその目的のために・・・・・(ニコッと微笑む、だけど残念、ここが聞き取れないわ~)

-次の試合、マンU戦は見る予定ですか?(記者)

No. No. Not really. I don't want. OK? I want to go to Portuguese people. OK? Thank you, guys. Thank you.

いえ、いえ、そんなに。(頬を膨らませて)見たくはありません。よろしいですか?ポルトガルの記者たちが待っていますので。よろしいですか?ありがとう、皆さん。ありがとう。


あのパフォーマンスを、また再び、どこかで目にする日を待っています!

Mourinho: Next Step Is Aboad

2007-09-23 21:44:47 | ドイツ代表(German National Team)
モウリーニョ監督退団のニュースを知ったのは、21日の読売新聞のスポーツ欄という反応の遅さです。各サイトに、溢れんばかりの記事、記事、記事でして、消化しきれませんです。このインタヴューが各記事のソース、と思われる、スカイ・スポーツのビデオを、記録しておくことにしました。モウリーニョさんの、言葉よりも表情が多くを語っているように思えます。もう、きっぱりチェルシーとは縁を切った、との言葉に、口には出せない様々な思いが込められているようで、本当、悲しい。

バラックウォッチャーなので、チェルシーというクラブを応援してきたのですが、こうなってみると、モウリーニョという監督の魅力も、相当あって、トータルでこのクラブを応援していた自分が分かりました。ビデオのモウリーニョさんは、実に魅力的です。イタリア語かドイツ語を学びたい、と言っているので、次はこの二カ国のどこかのクラブの監督就任を目指す、ですか?個人的には、ユベントスを希望。そしたらセリエAに乗り換えちゃうかも。
バラックは、復帰後、どうするのだろう。チェルシー残留ですか、それともレアル、あるいはミラン。二人共いっそのこと、イタリアへ飛んでいっちゃってください。

Sky Sports Sep.21, 2007
My Next Step Is Abroad -次のステップは他の国で

I think it's right that we are both happy. I think Roman, Peter,the top people in club is happy, and I'm happy too.
私達は双方とも嬉しく思っています。オーナー始めクラブ経営トップの人々も満足でしょうし、私も嬉しいですよ。

皆さん方(プレス)と会見しよう、と決意したのは、まず第一に皆さんが大好きだからです。私はイギリスの報道機関が大好きですよ。この3年間、とても楽しませてもらいましたから。二番目の理由ですが、これこそが会見の目的なのですが、正しくないな、と思われる報道があったからです。

私は解雇された訳ではありません。また私から喧嘩別れのように飛び出した訳でもありません。もしチェルシーを出たければ、シーズン開幕前に、他のクラブのドアがまだ開いている時に出たことでしょう。
もしチェルシーが私を解雇したければ、前シーズン終了時にそう言い渡したでしょう。今、このタイミングではなく。
この状況を正しく言い表す言葉を、私達は見つけました。それは、mutual agreement、相互同意、です。

私は決して自分はハッピーだ、とは言っていません。私は、チェルシーでのフットボールの仕事を終えられて、嬉しい、と言っているのです。

I think it's question of, as I'm saying, when people doesn't want a sack, when a man doesn't want to close and bang the door, I think it'll go on and on and on. No problem with that. But I think (that) was the best, the best solution.
どうでしょうか?先ほどから申しているように、もし解雇されたくない、喧嘩して飛び出したくもない、という時、そういう状態は延々と続いてしまうでしょう。それはそれで構わないのだけれど、私は、これ(自分の退任)がベストな解決策だ、と思いました。

ーファン達は動揺し、選手達は泣いていましたよ。(記者)

私だって泣きました。涙しましたよ。でもそこは重要な点ではありません。

ーそれでもあなたは去ってしまうのですね。(記者)

そうです、そうです。私は、ご存知のように、自分のやり方を通す、そういう人間です。私がすること全てに、情熱と様々な感情が一杯詰まっています。私は全て一人で創り出す、そういったタイプの人間です。

家庭には家族がいますが、選手間にある敬愛の感情はそれと同様で、グラウンド上には、もうひとつ別の家族がいるようなものです。

チェルシーが上手く行ったのは、勿論、選手達、医療チーム、マネージャー、スタッフ、そしてサポーターのおかげだと信じています。サポーターや選手とは、いつも愛情、信頼を感じられる関係でした。この関係はこれからもずっと続くでしょう。10年経っても、私は私を愛してくれたチェルシーファンが大好きでしょう。10年後、私は私を愛してくれた選手達が大好きでしょう。間違いなくそうでしょう。

しかしながら、クラブ全体は、本当の意味での一枚岩ではありませんでした。ちょっとした摩擦がありました。誰のせい、という訳ではありません。それを言うなら、クラブの全員の責任です。だからこれが(自分が去ること)、ベストの解決法だった、と思います。

私はシーズン中は、a man of war 戦う男です。でも試合以外は、フットボールから離れたら、生活の中では、私はa man of peace平和を望む男、なんですよ。私は、平和、平穏を求めているんです!
(I want peace!と言っている時のキュートなこと!)

I want, you know, I want to clean...there used to say in Portuguese, I forget the same meaning, but I don't like to clean a dirty clothes. You know that dirty clothes. You don't have to clean it. Throw it away and bring me a new clothes.
ポルトガルの言い回しで、どう言ったらいいか、つまり、汚れた服は洗いたくないでしょ。汚れた服ね。そんなものは洗う必要ないでしょう。捨ててしまって、新しい服を持ってくればいい。
(dirty clothesは何を、誰を、指しているのでしょうね~。この時の表情は、せいせいした、やっと言ったぞ、という感じ)

だから私は悪いことは忘れて、良い思い出だけを持っていたいですね。良い思い出、というのは、沢山あり過ぎて言えないくらいあります。


---途中ですが仕事の時間が近づいたので、続きはまた・・---


まず何よりも、私にとってはサポーターです。私を好きだから応援してくれるサポーターだけでなく、他のクラブのサポーターとでさえも、素晴らしい関係を築けたと思います。アウェイの試合で、皆が私を野次ったり、揶揄する歌を歌ったり。たとえそんなことをしても、私には・・・・・それは私が相手とは違うからでした。だから、彼らさえ、相手チームのサポーターとさえ、分かれるのは寂しい。(ここで、ちょっと、こみ上げている様に見えます)私に言わせれば、多くの素晴らしいサポーター達、彼らと別れるのは寂しいです。私の方こそ寂しい。この国は、信じ難いほど、フットボールに価値をおく国です。

- 監督業は続けたいですか? (記者)

勿論、勿論、勿論続けたいです。次のステップで、それは求めません。次のステップでは、NOです。チェルシーのドアから去って、すぐ次のドアへと行きたくはありません。次のステップは、別の国でなければならない、と思っています。別の経験、別のフットボールです。私はまだ44歳です。私には監督を務めるに十分の年月が残されています。

私はイングランドのフットボールを愛しています。私は一言も、前言を翻すことはしません。明言しておきます。確かにレフェリーに対して、1~2件、ガッカリさせられたことはありましたが、しかし、それでもこう言えます。彼らは非常に優れたレフェリーであった、と。皆素晴らしい人々だった、と。例えば今日、彼らの何人かが、私に電話をかけてきてくれましたよ。

イギリスの報道記者諸君、もしあなた方がphilosophy(スポーツマンシップやスポーツにおける美学、といった意味でしょうか)を理解するなら、あなた方は・・・・・する必要はありません。私は馬鹿じゃないですから、あなた方のphilosophyを理解しています。この国では、競技の世界ではphilosophy が多いに支配している、と私は理解しています。

So (it) was very very funny to play the game. We due to, you know, salt and pepper every day, every press conference, every game was fantastic.
ですから試合をするのが、とても可笑しかった。毎日、塩と胡椒を振ることになっています。それぞれの試合ごとの記者会見ごとにね。どの試合も見事なものでした。(salt and pepperって、刺激を加味する、ような意味合いでしょうか)

素晴らしい人々でした。クラブのトップの人々は、大変、協力的でしたし周辺の人々も、私に親切でした。

Chelsea is Chelsea and after that comes social part of it. And I had so many good things and that's the part gives me some emotion. The social part of it.
チェルシーはチェルシー。その後に続くのが、(フットボールとは離れた)社会生活面です。そちらの面で、私はとても良いものを得ました。それが私にある感情を生みます。社会的な面がです。

Teachers are crying because, because, friends, kids, you know, wife, friend,,,that is what's difficult to speak about.
先生方(子供達の?)は泣いていました。友人、子供達、妻、これが話すのが難しいところです。

しかしフットボールという点で言えば、私のキャリアの中で輝かしい一期間でした。本当に素晴らしい期間でした。私はイングランドへ戻って来たい、と思いますが、次のステップでではありません。

私は監督業に戻るまでは、フットボールの試合には行きません。どんな場所にも行きません。私を使って、何か騒動を起こそうとするような要素があるような場所には、いかなる場所にも行きません。

例えば、明日、私がフットボールスタジアムへ行ったとしたら、監督をやりたいから来ている、などと言うでしょう。そんなのはナンセンスです。私が行くのは、ただ一つ。自分のクラブです。そこでは意見を交換したり、協力したりすることを、皆が知っているホームクラブです。他のフットボールスタジアムへ出かけて行くつもりはありません。

もうひとつ、明確に言っておきたいことがあります。それはあなた方、イギリスのメディアに向けて、ではなく、ポルトガルのメディアに向けて、です。私はポルトガル代表チーム監督にはなりません。書き留めておいてほしいのですが、これはハッキリと言います。ポルトガルチームには頑張ってほしいです。ポルトガルは、冷静さを持って、取り組んでもらいたいのです。スコラーリには、後ろを振り返る必要はありません。私は後任に、などと待っていませんから。

私に(代表監督を、などと)プレッシャーを掛けないでいただきたい。私はポルトガル代表チームのためにだけ働くことは、したくないのです。

ですから、次のステップがポルトガルでもなく、イングランドでもないなら、ここを去らねばならないでしょう。自分の生活を楽しみます。フットボール・クリニックのためにアメリカに行ったり、マレーシア銀行の宣伝のために、マレーシアへ飛んだり。私は妻、子供達と24時間一緒に過ごすことになるでしょう。

少し勉強をしようか、と思っています。別の言語を学ぼうかと思います。もう一ヶ国語、学びたいのです。そして、次の仕事を待ちます。


---長くなりました。次の記事に続けます---

P・ケニヨン氏:バラックは売りません

2007-09-16 12:42:06 | ミヒャエル・バラック(Michael Ballck)
今日ふたつ目の記事は、これ。

Sky Sportsの、Chelsea Refute Ballack Claimとするビデオ
タイムズの記事をつき合わせて見てみることに。
バラックについて語る時、モウリーニョさんとP.ケニヨン氏の表情が、
微妙に硬くなるのが気になるのですが。。。

From Times OnlineSeptember 14, 2007

Chelsea do not want to sell Michael Ballack
チェルシーはバラックを売りません!

Peter Kenyon, the Chelsea chief executive, has warned Europe’s top clubs that Michael Ballack is not for sale and confirmed that the Germany captain’s ankle injury was the sole reason for his absence from their Champions League squad.
最高経営責任者のケニヨンは、ヨーロッパのトップ・クラブに対して、バラックを手放すつもりはない、と警告を発し、CL出場選手枠から外れた唯一の理由は、踝の怪我であること、と念を押しました。

Ballack’s absence sparked fresh speculation that the midfielder would be sold in January’s transfer window with Real Madrid favourites to land him.
選抜漏れが新たな憶測を呼んでいました。1月の移籍市場オープン時に、レアルへ売却されるのでは、と。

But a defiant Kenyon categorically insisted that Ballack will not be sold and defiantly declared: “We should kill that one, not just for now but for January. There has been no discussions, the decision to leave Michael out of the squad is purely medical.
しかし、ケニヨンはきっぱりと、バラックは売らないと、挑戦的な物腰で(ビデオで見る限り、挑戦的には見えませんが)こう宣言しました:

“Any suggestion it is surrounding a transfer in January is equal rubbish. That is just something that is not helpful to the player or the club and we should concentrate on the facts.”
1月移籍に纏わるあらゆる思惑は、バカバカしいの一言です。選手のためにも、クラブのためにも、何の役にも立ちません。私達は事実のみに、注意を集中したいのです。

“There is no confusion, absolutely no confusion," Kenyon said. "The German medical team, our medical team and the player all know what the situation is. There’s been several huge and incorrect misinterpretations going on with regards to Michael Ballack.
取り違えなど全く、ひとつもありません。ドイツの医療チーム、我々の医療チーム、バラック本人とも状況を把握しています。バラックに関して、いくつかの、酷い誤解が広まっています。

“The situation is very clear, he’s injured. He’s been injured for close to five months and he’s still injured. Our only concern as Chelsea is getting him back fit to start playing, initially for Chelsea and then for Germany.
状況はハッキリしています。彼は負傷しています。約5ヶ月間傷を負っており、まだその傷が癒えていません。我々の唯一の関心事は、彼を回復させ、プレー出来るようにすることです。まずはチェルシーで、それからドイツ代表チームで。

“It was unclear and it is still unclear when he will be available to return to play football and we as a football club, which is medical team and football club in general, took a decision with regards to his inclusion in the Champions League squad.
まだ彼がいつ復帰出来るのか、明確ではありません。彼をチャンピオンズ・リーグ出場選手に入れるかどうかは、クラブとして決定を下しました。つまり、クラブと医療チーム全体で決定した、ということです。

“It was all medically based. Since the start of Michael’s injury there has been close co-operation and dialogue between our medical staff in which we’ve got not 100 per cent faith but 200 per cent faith and a whole array of specialists, not just from Germany but from around the world.
全て、医学上の理由に基づいての決定です。マイケルの負傷以来、我々が、100%どころか、200%の信頼をおいている我が医療チームと、ドイツだけでない、世界中のあらゆる分野の専門家たち、との間で緊密な協力と、緊密な話し合いが持たれてきました。

“There is no misinterpretation, there is no different diagnosis and 100 per cent agreement on his rehab. Michael is fully aware and has bought into that situation.
誤解など全くありません。診断に関して、意見のくい違いも全くありません。彼のリハビリに関しては、100%の同意を得ています。マイケルは十分理解し、この状況を受け入れています。

“I have spoken to all parties concerned and as of today we all know where we are going and what our objectives are. We would like to draw a line under this situation once and for all. We would like to move on.”
我々は全ての関係者と協議し、今、この時点で、これからどうすべきか、何が我々の目標なのかを理解しています。この状況は、これ限り、きっぱり終わりにし、先へ進みたいと思います。


ビデオの最後に、記者から
『バラックは、2月には、必ずチェルシーのプレーヤーですよね』の質問に
モウリーニョさんが
『ひとつだけ約束できることがあります。それは、私だったら、”チェルシーは1月に、レアルの選手を獲得したい” などとは決して言わないでしょう。』(と、多分そんな感じのことを言っている、と勝手に理解した)
何回も吹き出るレアル移籍説と、レアルの監督さんへ、釘を刺した?!


レヴさん、堪忍袋の緒が切れそう?

2007-09-16 12:09:24 | ミヒャエル・バラック(Michael Ballck)
しばらく放置している間に、様々なことが起こっていたようで・・・
まずは、Times On Lineのこの記事から:

From Times Online September 14, 2007

Germany seek Michael Ballack talks with Chelsea
バラックに関して、チェルシーとの話し合いを求めるドイツ

Joachim Löw is seeking showdown talks with José Mourinho over Chelsea’s treatment of Michael Ballack. The Germany coach is expected to telephone Mourinho in the next few days and wants to travel to London for a meeting next week.
レヴさんが、チェルシーのバラックへ対する扱いについて、モウリーニョ監督と頂上対決!というか、監督同士の話し合いを求めている、らしい。2~3日中にも直接電話して、来週、ロンドンまで会いに行きたい意向とか。

Löw has grown frustrated by what he perceives to be inconsistent information emanating from Chelsea about the state of Ballack’s ankle injury, which has required two operations and kept him out since last April.
バラックの怪我の状態について、チェルシーから聞こえてくる、コロコロ変わる情報に、次第にしびれを切らして、イラ立ってきているレヴさん。
The German federation [DFB] doctors expect their captain to be back training within a couple of weeks and hope to have him fit for the European Championship qualifying match against Ireland on October 13, but Chelsea do not expect to have him back until the end of November and as a result have not included him in their Champions League squad for the group stages.
ドイツサッカー協会の医師達は、10月13日のユーロ予選、対アイルランド戦に出場を期待しているけど、チェルシー側は11月末まで、バラックの復帰はない、としてCL出場選手から、外しちゃいました。

Löw hopes that a meeting will help him to get to the bottom of the problem as well as revealing Mourinho’s plans for Ballack, who is crucial to Germany’s hopes in Austria and Switzerland next summer.
レヴさんは、モウリーニョがどうバラックを使って行くつもりなのか、ということと、23人枠から外した事の真相を、直接会って知りたいと考えている、ようだ。

Löw’s desire to meet the Chelsea manager shows the extent of the DFB’s concern over the mental and physical wellbeing of Ballack, who has endured a difficult time since signing from Bayern Munich last summer.
昨年夏以降、色々苦労しているバラックの、精神面、肉体面を、DFBがいかに気遣っているかがよく分かる、今回のレヴさんの発言。

In addition to frustration over Ballack’s injury, there is also considerable anger within the DFB at Chelsea’s failure to grant him permission to attend an adidas event in Cologne last weekend, which caused him to miss a €4million (about £2.75 million) film shoot.
怪我問題に加えて、DFB内には、チェルシーに対する、かな~りの怒りが湧き起こっている様子。先週末のアディダスCM撮りに、バラックへのゴーサインを与えるのが遅れ、4百万ユーロの撮影が出来なかったため。

As Chelsea’s kit sponsor, adidas is also unhappy and is ready to complain to Peter Kenyon, the chief executive, about the club’s failure to respond to Ballack’s request until it was too late.
チェルシーのユニフォームスポンサーでもあるアディダスも、愉快な気持ちじゃなく、ケニヨンに対して、バラックの許可要請に応じなかった、と苦情を述べるつもりでいる。---ホント、ひどいですよ。ケニヨン氏、休暇でつかまらなかったそうじゃないですか!

Ballack wants to stay at Chelsea despite the continuing concerns and Mourinho also has injury problems for tomorrow’s Barclays Premier League match at home to Blackburn Rovers, with Didier Drogba (knee) and Frank Lampard (thigh) doubtful.
様々な不安はあるけど、でもバラック本人はチェルシーに留まりたいそう。


怪我以外の理由は何もない

2007-09-06 23:04:44 | ミヒャエル・バラック(Michael Ballck)
チェルシー公式が、あらためて
『バラックがCLチームから外れた理由は、ただひとつ。怪我のため』
と、諸説飛び交い、過熱するメディアを牽制しました。

Chelsea Official Site
September 6, 2007

Chelsea Football Clulb would like to reiterate that
Michael Ballack's omission from the UEFA Champions League
group phase squad list was taken only because of injury.

Michael Ballack がチャンピオンズ・リーグ、グループ・ステージを
戦うメンバーリストに入らなかったのは、
単に彼の怪我のせいであることを、再度ここに確認いたします。

There is no other reason for the decision and
suggestions to the contrary are unfair
on both Michael, who is attempting to get fit as soon as possible,
and our medical team in whom we have every confidence.
この決定に、何ら別の理由はなく、
怪我以外の理由を示唆する記事は
出来る限り早く、コンディションを上げようと努力中のバラック本人、
及び、我々が信頼をおいている医療チームにとって
不当なものであります。


チェルシー医療チームとドイツ医療チームの意見の不一致説、
バラック放出説、クラブ側のUEFA新ルール見落とし説、など
『深まる謎』などと言われて、しかもバラックは沈黙しているし、
で、チェルシーからの、もう少し親切な説明を待っていました。
これだけでは、プレミア復帰はいつ頃なのか、
いくつかの記事に書かれているように、
ドイツ代表戦には10~11月頃出場出来るのか、不明確。

バラックの様子を、
he is baffled,
he has taken his omission badly,
he couldn't fully explain Chelsea's decision
などとされていて、本人のコメントが出てこない、のも心配です。