pakoya’s room~徒然づれなるままに~

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死神の精度

2008-03-08 21:29:21 | いろいろ独り言
死神の精度
伊坂 幸太郎
文藝春秋

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見たい映画が小説を原作にしている場合、原作を先に読むか、映画を見た後に原作を読むかといったら、基本的には後に読むほうです。
やっぱり、小説(に限らないけど)はある程度自分の頭の中でイメージを膨らませながら読むので、その後に映像を見ると、「う~~~ん、違うな」なんて思っちゃったりするんですね。
別に、それは映像化されたものの出来がどうのこうのではなく、自分が勝手に思い描いたイメージと違うというだけなんだけど
なので、すでに映画公開が決まっているこの小説も、手を出すのを躊躇しました。
だけど『クールでちょっとズレてる死神』なんてのに、惹かれちゃったんだなぁ…^^;

対象者を7日間観察して、生か死かの判定を下す《死神》。
彼にとって人間の死は必ず来るものであり、仕事の対象でしかない。
だけど、その対象者との最後の7日間の関わりは、どんどん《死神》に蓄積されていく。

一人一人との7日間が、短編小説のようになっていて、まるでサスペンス劇場のような編もあり、思わずウルウルしてしまったラブストーリーのような編あり。
そしてその対象者によって《死神》は年齢も外見も変えるので、映画ではどうなるのかなぁって思ったのですが、全編が網羅ではないのかな?
で、予告編も見てみましたが、やっぱり見てみたいなぁ、この映画。

映画『神様の精度』公式サイト


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