おうちパン屋

八ヶ岳の麓で、田舎暮らし16年目。ママパン屋しています。

秋から冬へ

2011-10-28 10:02:16 | 田舎暮らし

紅葉がどんどん進んでいる八ヶ岳の麓です。

昨日はパン焼きで3時に起きたら星がきれいだった~~!
でも超寒い・・・
昨日の最低気温は大泉で0.8℃だったとか。寒いわけだ。

薪ストーブはもう何回も焚いております。だって結構寒くて。。

薪を使うようになると、途端に家の中がほこりっぽくなりますね。
(その他にもほこりっぽい方達が家中跳びはね、走り回っていますからぁ)

これからの季節は、掃除の前にすることが増えます。
薪ストーブを焚くのに、うちで準備しているのは5種類。
それをストーブの側に補充しておくこと。


一発で焚きつけられるように、
薪割りの時に木を振り分けて乾燥させているのですよ。

まずは①紙ゴミ(子供のテスト用紙(笑))
②木の皮(薪割りの時、剥いでおいて別にまとめて乾燥させて置きます)
 (こうすると、玉切りし、割った薪も乾燥しやすくなりますよ)
③細木(木っ端)(細い木の枝をバンバン切ったモノ)
④玉切りで出た中途半端な大きさの薪(節で割れなかったり、欠けたりした小さめの薪)
⑤薪(大きめの薪が火持ちが良いですね。楢(ナラ)最高です♪
割るのも大変なので大きめで大丈夫!でも1年以上は乾燥させたモノ)

①から④までストーブ内に空気が通るように積み上げたら、マッチ一本でも点火できますよ。
ダンパーは全開。扉は数㎝だけ開けておきます。
④の薪にも十分火が点いたところで、大きめの薪を投入!

鋳物のストーブなら、上部に温度計を付けて置いて200℃まで温度が上がれば
扉をきっちり閉めて、ダンパーを絞り込んで大丈夫です。
開けっ放しだと、空気が入りすぎて木がどんどん燃えてしまいます。
いくら薪があっても足りないので、一気に温度を上げて空気を絞り込み、
あとはじっくり燃やした方が鋳物の薪ストーブの良さが発揮されますね。

夜は大きな薪を2本くらい入れておけば、朝方まで火種が残ります。
そしてまた少量の①から④を入れれば、またあっという間に火が起きます。

うちは床暖もペアガラスでもないので、灯油ストーブではなかなか家が暖まりません。。

薪を軽トラで採りに行き、家の敷地に積み上げ、チェンソーで玉切りし、
斧で割って、それを仕分けし薪小屋に積む。。
そして1年以上乾燥させて、
冬の寒い日によっこいしょと家に運び入れ、点火して・・・
やっと暖を取れるのです。。。
う~ん、自分たちが暖まる冬のために、すでに3回は汗かいて暖まっているんですよね(笑)

パパとは、そんなことを言い合いながら半分笑って作業しています。
笑いながら楽しみながらやらないと、続いて行かないんですよぉ。

また寒くて長い冬がやってきます。
でも空気が澄んで景色がとってもきれいに見えるので、好きな季節です。
子ども達は「雪はいつ降るかなぁ」ととても楽しみにしています。