先週末、清里のお母さんたち主催のチャリティーコンサートがありました。
シンガーソングライターのA.Erinaさんがピアノと歌を聴かせてくれました。
彼女は2人の子育ての傍ら、2013年から演奏活動をされています。
澄んだ歌声と優しい音色。
彼女が大切にしているものがすっと胸に入って来ました。
前回、初めてコンサートのお誘いを受けたときには一緒にお手紙を頂きました。
「夢を追うカエさんに刺激を受けました」
いいえ、そんなこと無いよ(;_;)
約8年のお付き合いの中ではいろいろ話した時もあったけれど、
今の私は諦めることの方が多くて、自信を失ってグラグラ。
子の成長とともに夢を叶えていくママ友たちの背中を眩しい思いで見送っています。
そんな中、生き生きと自分を表現している彼女を見て、歌を聴いて、
私にとってはパンが自分を表現できる手段で、
多くの人に食べて頂きたいのだと再認識しました。
帰ってきてから「助けて欲しい」と正直に話しました。
長男もいたのに泣いてしまった。
夢を追うことは綺麗事ばかりじゃなくてとても泥臭くてカッコ悪い。
何度もこうやって壁に当たりながら進んで行くんだ。
その日の夕方、早起きが続き、少し横になっていた私に聞こえないように
「お母さん、疲れているから寝かせてあげよう」と弟妹に言う長男の優しい声。
何時間もの睡眠に値するくらいの安らぎをもらいました。
グラグラしている私に、パパから
「保育園で市販のパンと天然酵母のパンでどのくらい味が違うのか食べ比べするって。
そのパンを出してみないか?」と相談。
やりたい!!
小さな子ほど手作りで安心なパンを食べて欲しい!
どのくらい違うのか知って欲しい!
湧き上がる感情。やっぱり私はパンを作ることが好きなんだな。
母はいろいろ抱えてしまうけれど、
単純にやりたいと思えることは強い原動力になります。
家族、支えてくれてありがとう。
※金・土・日・祝日にパノラマ市場にパンを納品しています
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