「ゆんでめて」 畠中恵 新潮社 2010/11/03読了
ジャニタレでドラマ化までされた「しゃばけ」シリーズの最新刊。隣の家まで歩いていくだけで熱を出すほど病弱な江戸の薬種問屋の若旦那と、その家に居着く妖怪(あやかし)たちが繰り広げるライトミステリー。
第一作「しゃぱけ」はめちゃめちゃ新鮮でした。基本的にはファンタジー小説はあまり好きではないのですが…妖怪たちのおちゃめっぷりに引き込まれて、あっという間にファンになってしまいました。しかし、楽しかったのは、第三作ぐらいまででしょうか。その後は、マンネリとミステリーとしてはあまりにも甘々すぎるストーリー展開が鼻につくようになってきてしまいました。
今回は、正直、読むのがキツかった。もはや、登場人物のキャラで読ませるには新鮮味が足らない。かといって、サザエさんや水戸黄門のような大いなるマンネリを読者が納得して受け入れられるほどにストーリーが練り上げられているわけでもない。ミステリーとしては陳腐すぎる。
-というのは、大人の感想である。多分、小学校の学級文庫に並んでいたら、そこそこの人気を博すであろう-と思われる。
ジャニタレでドラマ化までされた「しゃばけ」シリーズの最新刊。隣の家まで歩いていくだけで熱を出すほど病弱な江戸の薬種問屋の若旦那と、その家に居着く妖怪(あやかし)たちが繰り広げるライトミステリー。
第一作「しゃぱけ」はめちゃめちゃ新鮮でした。基本的にはファンタジー小説はあまり好きではないのですが…妖怪たちのおちゃめっぷりに引き込まれて、あっという間にファンになってしまいました。しかし、楽しかったのは、第三作ぐらいまででしょうか。その後は、マンネリとミステリーとしてはあまりにも甘々すぎるストーリー展開が鼻につくようになってきてしまいました。
今回は、正直、読むのがキツかった。もはや、登場人物のキャラで読ませるには新鮮味が足らない。かといって、サザエさんや水戸黄門のような大いなるマンネリを読者が納得して受け入れられるほどにストーリーが練り上げられているわけでもない。ミステリーとしては陳腐すぎる。
-というのは、大人の感想である。多分、小学校の学級文庫に並んでいたら、そこそこの人気を博すであろう-と思われる。