年末に父が「御買上金額5000円以上購入者に…」の抽選で当てた本
【彼女のこんだて帖】
角田光代著 ベターホーム出版局
台所に置いてあったから
“ふーん”と思って借りパラパラ読んだら
意外とホロリと泣けるし
じんわりハートフルな短編が繋がって
一気に読みたくなった。
どの登場人物も
何気なく生きているように見えつつも
実は各々悩み事を抱えていて
料理を通じてそれが1つ昇華される
悩ましくもそのリアルさに触れる
そして「あとがきにかえて」の
角田氏自身のあとがきが
この本の中で一番良かったと思う。
淡々と綴っているようで言のリズムや
起承転結の纏め方が私好みの作家さんかもしれない。
そう言えばちょっと前に読んだ
同著者の【Prezents】も良かったよ。
女のはかなげや
失恋の悲しさやワクワクさを
丁寧に直向きに、前向きに記してあるのが好感です。
【彼女のこんだて帖】
角田光代著 ベターホーム出版局
台所に置いてあったから
“ふーん”と思って借りパラパラ読んだら
意外とホロリと泣けるし
じんわりハートフルな短編が繋がって
一気に読みたくなった。
どの登場人物も
何気なく生きているように見えつつも
実は各々悩み事を抱えていて
料理を通じてそれが1つ昇華される
悩ましくもそのリアルさに触れる
そして「あとがきにかえて」の
角田氏自身のあとがきが
この本の中で一番良かったと思う。
淡々と綴っているようで言のリズムや
起承転結の纏め方が私好みの作家さんかもしれない。
そう言えばちょっと前に読んだ
同著者の【Prezents】も良かったよ。
女のはかなげや
失恋の悲しさやワクワクさを
丁寧に直向きに、前向きに記してあるのが好感です。