ぴよこの足跡

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Beethoven Sym no.9 in d-moll

2014-06-04 | song
昨年の第九合唱で友達になった子から
「第九の演奏会に出るから見に来てね」
そんなお誘いを受けて、ほいほい行ってきました。

今回は芸文です。


ただ、この演奏会自体、
「世界平和コンサートへの道
バルカン室内管弦楽団 日本公演」という大それたネーミング。
というのも
第二次世界大戦のきっかけになったサラエボ事件を悼むように
民族融和の願いから結成され
日本人の指揮者:柳澤氏を筆頭に楽団が継続されているという。
今回はそのバルカン室内管弦楽団+名古屋市民コーラス+セントラル愛知交響楽団の
コラボレーションでした。

第九を目的に聞きに行ったんだけど
いやいやいや、いや、
思いの外、
バルカン室内管弦楽のみの序曲、サブが良かった。
生で聞いているから
そりゃ確かに臨場感なことは間違いのないことなんだけど、
音がこんなに迫ってくる重厚感が心地よくて
曲目も曲目だから(ショスタコの『ファシズムと戦争の犠牲者に捧ぐ C-moll』)
曲が持つ重圧もあるんだろうけれど
緊張感のある音の響きに思わず息をのんだ。
時折、どうしてか
オーボエとファゴットの音色を足して2で割ったような(笑)
弦楽じゃない木の音が聞こえてきて、
しかもそれがいい意味で野太くて
「弦楽器ってこんな音だっけ?」とずっと不思議でした。
私の知っている弦楽器の音って、、、
ソロではない室内楽の弦って音質が深いかも。


合唱がきっかけで知り合った彼女との縁、
仕事以外の場所で
誰かとしゃべり、笑いあえる
その出会いの数々が本当にありがたい。

「また一緒に歌おうね」

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