ぴよこの足跡

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妄想空想

2008-10-18 | Weblog
[マティスとルオー]展を観てきたよ。

マティスは鼻筋が緑の女(マティス夫人みたいね)の印象が強くて、
中学校の美術の授業で習った覚えがある。
ルオーは宗教画っていうぐらいの記憶。
ん~予備知識がないなぁ。。。

同じ師匠(モロー)に習ったマティスとルオーは年が近く友達であることを知った。
そして作風や描写は正反対の感じを受け取った。
ロートレックもそうだったけれど
ルオーの描く娼婦やピエロなどは悲壮感や静寂などただならぬ風刺でたちこめていると思う。
芸術家という人達はある意味激情家だなぁ。
今回の展示していた作品のほとんどに用いられている群青色というか深い深いブルー、
セザンヌの青よりもピカソの青の時代の、あの青に近い感じがした。
死と隣り合わせを発想させる。

マティスは版画とはまた違うんだけど
対象物の境界線がはっきりしている作品を見て何かに近いなぁって思った。
熊谷守一氏…いやいやどういう発想だ(知っている作家が少ないって巧く例えが出せない。涙)
展示の中で1点だけ彼のステンドグラスの作品を観て感じたことがある。
彼の作品はもしやステンドグラスのような絵なのかもしれない。
そうして見せている、見せたかったのかもしれない。
キャンパスに描いた作品をもしステンドグラスにしたら、
透明感のある豊熟さがでるのかなぁって思う。
あっ初期など?作風が変わる前の作品は別としてね。

思いを貫いてキャンパスにのせていく


一人勝手に妄想空想してました。
中途半端な知識なのでだめだしばっかだと思います。
マティス・ルオーファンの方どうぞ気を悪くなさらずに…