「クローズド・ノート」 雫井脩介 読みました。
大学生・香恵は、
バイトに、クラブ活動にと忙しい日々を送っていた。
彼女は、少しおっとりとして、天然ボケタイプ。
そんな彼女が、
マンションのクローゼットから、見つけた1冊のノート。
最初は気に留めることもなく、
前の借主が忘れていったものだから、
いつか取りに来るだろうと、すっかり忘れていたのだが、
そのノートを開いたとき。。。彼女の平凡な日々は大きく変わりはじめる。。。
ノートには小学校の女性教師の日記がつづられていて、
香恵は、その教師の仕事や恋に対しての思いに共感を持ち、
彼女に会い行くことにしたのだが。。。
そこには思いがけない事実が待ち受けていた。。。
春の日の午後、ソファに寝転んで、
いい気持ちでこの本を読んでたはずが。。。
彼女の恋の行方も気になり、
ノートの持ち主の事も気になり、
どんどんのめりこんで。。。
そして、ラストでは、次から次へと涙があふれて。。。
涙でぐじゃぐじゃになってしまいました。
前半は、万年筆売り場でバイトをしている彼女ゆえに、
万年筆のうんちく事が描かれていて、
このままじゃ、万年筆物語になっちゃいそうとは思いつつ、
そういえば、私の万年筆は、どこにあったっけ???
と探してしまったのでありました。
なんとなく、万年筆で手紙を書きたい気分。。。
予約予約φ(.. )メモメモ(でもこの本もこれだけ話題になっちゃってるからきっと当分回ってこないよねぇ~(>_<)
万年筆・・そうですねぇ、もう何年も使っていませんね。
高校入学のときプレゼントされたのを思い出します。
まだ子供で万年筆の良さがわからず使いこなせませんでした。
今なら、万年筆の味わいが分かるかな?(笑)
ノートの持ち主の教師、そして思いがけない事実!!??
すごく気になりますね。。。。
今、時間が無いので読んではいられないのですが、次回読書Timeを確保できたら、読みたい本の第一候補ですね。
早めに予約したので、1番に借りられました♪
ストーリーが、すごく感動できる!。。。というさけではないのですが、
なんていうか、自分で勝手に映像化して、
どんどん盛り上がっちゃって。。。泣いちゃいました。
主人公の大学生の女の子が、のほほんとしてて、
それでも、何事にも一生懸命で、可愛いっていうのも感情移入できた理由かな。
好みの主人公が出てくると、うれしいですよね。
★caramelさん
この本を読んでると、万年筆の奥の深さ。。。が解かります。
ついつい、ボールペンですませてしまうこのごろですが、
インクの濃淡が文字の表情を微妙に表現してくれたりするから、
風情があるっていうか、上品さも漂うような気がして、
たまには、万年筆を使わなきゃ。。。ってね。
でも、字が下手な私は、何を使っても、同じかな?
とも思ったり。。。
ちょっと、泣いてみたい時。。。。
おすすめの1冊です。
万年筆は、見つけたのですが。。。
インクが無くて。。。
結局、使わずじまいでした。。。