| 赤朽葉家の伝説 価格：￥ 1,785（税込） 発売日：2006-12-28 |
この本は、第60回日本推理作家協会賞を受賞。
そして、第137回直木賞候補作にもなった本で、
おまけに、お友達のお勧め本でもあったので、読んでみたのですが、
これが、すごく面白い！
先日、直木賞を受賞した「私の男」もよかったけれど、
私は、こっちのほうが、ずっと好き。
村に置き忘れられた３歳の少女・万葉は、村の若い夫婦に育てられ、
製鉄業で財を成した旧家・赤朽葉家に望まれて輿入れすることになる。
彼女は、不思議な力を持ち、１０歳の時に空を飛ぶ片目の男を見た。。。
というか、それは、彼女だけに見えたのだが、
後に、この謎が明かされる・・・その、時の万葉の気持ちを思うと、
あまりに切なくて、じーんときてしまったのでした。
１９５３年から高度経済成長期、バブル経済を経て、
平成に至る現代史を背景に、
鳥取の旧家に生きる三代の女たちの人生を描いていて、
それは、幻想的であり、重厚でもあるのだけれど、
ユーモアもあって、楽しくて、読み出したら止まらない。
どっぷりと、不思議な赤朽葉家の人々の魅力に取りつかれてしまいました。
できれば、ここの女中として、働きたい！。。。なーんて思っちゃうくらい☆
アクセス
にゃんこの悩むポーズに惹かれておじゃましました。私も本はスキですが、なかなか忙しくて読めません。さて読もうと思っても、たくさんある本の中から何を読んだらいいのか、迷ってしまって、けっきょく本屋に行っても、何も買わずに帰ってきてしまうことも多いです。このブログではたくさんの本が紹介されているので、トテモいい刺激になりました。またおじゃまさせてくださいね。ちなみに今私がはまっているのは、浅田次郎と上橋菜穂子です。
私も、読書が好きではあるのですが、
この頃は目がすごく疲れるようになってきて、
少し読んでは、休憩して。。。という感じです。
でも、この本は、そんなことも忘れて、一気読みしてしまいました。お勧めです。
浅田次郎は、私も好きです。
ジーンとくる物語が多くて、ハズレがなくて、安心して読めますよね。
上橋菜穂子という作家は最近知ったのですが、まだ読んだことがありません。
たしか。。。テレビでアニメ化もされてますよね。。。
また、ぜひ、読んでみたいと思います。
ここの所、ずっと図書館通いを止めてるので、新作とは無縁なの。
ずっと積読本を読んでも、消化してます。
また、図書館通いを復活させる頃には、この本も、あまり待たなくて借りれるかも?
私も近頃は本を読むと血圧が上がるので読んでいません。
美味しいコーヒー(紅茶)と本に囲まれてゆったりとして時間をすごしたいなぁ。
積読本があるのがうらやましい。。。です。
いつでも、手の届くところに、読みたい本があるって言うのはいいですよねー。
この本、ほんと、面白いですから、
みんなが忘れたころにでも、読んでみてくださいね。
今は、直木賞作家の作品ということで予約がたくさんあるみたいですから。。。
★ピースケさん
たまには、のんびりと、そんな時間をすごしてくださいね。
活字ばかりじゃなくて、
ファッション雑誌とかお料理の本を見ながら、
ぼーっとお茶を飲むのも、結構癒されますから。。。
気になる小説なのでAmazonに入れたところだったのでナイスなタイミングです。
女性なんですね。
「私の男」の作者は女性だと知っていたのにイコールになっていなかっただけでした。
コメントを見て、あわててテレビを見ましたが、遅かった～。。。
雑誌で顔は見たことがあるのですが、
最近のお気に入りの作家さんなので、
どんな雰囲気の方か、見たかったです。
この本は、おすすめです。風花さんにも、きっと気に入ってもらえるかと。。。