それは、日曜日の夜12時頃のこと。。。
そろそろ寝ようかな、と思ってたら、
お風呂から、どすん!という鈍い音。。。
夫がお風呂に入っていたので、ん?どうしたのかな?と思ってたら、
「おーい!おーーい!おーーーーーい!!」と叫びにも似た声が。。。
そして、お風呂のドアを開けると、
なんと、そこには、血まみれの夫が!
お酒も飲んでいないのに、すべってこけたらしい。。。
左腕を見ると、5センチぐらいの傷口が、ぱっくりと口を開けていた。。。
ひやぁ~。。。これは凄い!深そう。。。。
ぬぐっても押さえても、血は止まりそうにない。
病院嫌いの夫も、この時は、さすがに「救急車呼んだほうがいいかな?」って。
でも、軽い病気で救急車をタクシー代わりに使う人が問題になってるこの頃だし、
このキズなら、私が病院へ連れていけそうと判断。
まずは119に電話して、
自分で行くから、どこへ行けばいいか、支持を求めた。
そこで、救急医療情報センターの電話番号を教えてもらい、かける。
怪我の状態や住所、氏名、年齢などを聞かれ、
近い病院を捜しますということで、そのまま数分待つ。
そして、車で15分ほどのT病院に、外科医がいるのでそこへ行って下さい、と。
この病院は、義父をも休日の緊急外来につれてきたことがあるので、
勝手知ったる何とやら。。。で、手続きもスムーズに。。。
運良く、すぐに診てもらうことができました。
動脈が切れてると言われ、1時間ほどかかりましたが、
止血して縫ってもらって、なんとか、ほっ。。。
時計を見たら午前2時30分。
安心した主人は、帰り道、私の運転が下手だと横で文句を言う始末。
「危ない!ちゃんと止まって!」「まだ死にたくない!」などなどうるさい。。。
まったく、もう、私がいなかったら、どうなっていたことか。。。
少しは感謝しなさい!
本当は、昨日は姪っ子の入学祝で、みんなでご飯を食べに行こうか、
という話が出てたのだけど、そんなこんなで、結局、我が家に集まってご飯、
と言うことになり、私のいい加減な手料理でテーブルを囲みました。
サーモンと蛸のサラダ
タラバガニ 煮豚・天婦羅・イカ焼き・赤飯などなど・・・
夫は、手の腫れや痛みは少しあるものの、
指は動くので、神経に異常はないみたいで、ほっとしています。
毎日通院して、10日後ぐらいには抜糸の予定だとか。。。
そして、今回のことで一つ学んだことは、
血が噴出したときは、傷口を押さえ、心臓より高く上げる、と言うことです。
それを知らなかった私たちは、とにかく止血しなくては、と、
上腕部を紐で縛ってしまったのです。
病院で先生に、それはすぐに解きなさい!って言われてしまいました。
止血帯はとても危険なのだそう。。。
今回、先生(女医さんでした)は血が止まるまで、
主人のキズを長い間押さえててくれたそうです。
いざと言う時のため、応急処置の仕方も、
ある程度は知っておかなくてはいけませんね。
無知な私たちでした、反省。。。。