私の嫌いな10の人びと 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2006-01-18 |
私の大好きな(?)哲学者、中島さんの本です。
「私の嫌いな10の人々」
・笑顔の耐えない人
・常に感謝の気持ちを忘れない人
・みんなの喜ぶ顔がみたい人
・いつも前向きに生きている人
・自分の仕事に誇りを持っている人。。。などなど、
どう考えても、これらの人はを嫌いになる理由があるはずが無い
わけですが。。。彼は、これらの人々が嫌いらしい。。。
またまた、偏屈なことばかりおっしゃいますなぁ。。。と思いつつも、
これがまた、それなりに面白い。
彼の理論によれば、
物事を自分の感受性で考えない人は嫌いだというわけです。
つまり、よく考えない人、勤勉でない人が嫌いらしい。
みんながそうするから、私も。。。という人が嫌いらしい。。。
読みすすめていくうちに、感化されてくるから不思議です。
でもこんな風に、偏屈なことを言えるのは、彼が東大出で、
それなりの地位があるからだと、思うのですが。。。
だって、私が言ったら、「何えらそうなこといってるのよ!」
なんて言われるに決まってますもん。
そして、雑談の中にこんなことが書かれていました。
小説の朗読を聴くのが好きらしく、
中でも、天才作家の作品は耳で聞いても心地よく感動的だと。。。
宮沢賢治の作品は、すばらしい詩的世界を開いてくれる。。。とありました。
ちょうど、宮沢賢治の本も借りてきたので、読むのが楽しみです。