百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

私の嫌いな10の人々

2008年04月23日 | 読書

私の嫌いな10の人びと
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2006-01-18

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私の大好きな(?)哲学者、中島さんの本です。

「私の嫌いな10の人々」

・笑顔の耐えない人
・常に感謝の気持ちを忘れない人
・みんなの喜ぶ顔がみたい人
・いつも前向きに生きている人
・自分の仕事に誇りを持っている人。。。などなど、

どう考えても、これらの人はを嫌いになる理由があるはずが無い
わけですが。。。彼は、これらの人々が嫌いらしい。。。

またまた、偏屈なことばかりおっしゃいますなぁ。。。と思いつつも、
これがまた、それなりに面白い。
彼の理論によれば、
物事を自分の感受性で考えない人は嫌いだというわけです。
つまり、よく考えない人、勤勉でない人が嫌いらしい。
みんながそうするから、私も。。。という人が嫌いらしい。。。

読みすすめていくうちに、感化されてくるから不思議です。

でもこんな風に、偏屈なことを言えるのは、彼が東大出で、
それなりの地位があるからだと、思うのですが。。。

だって、私が言ったら、「何えらそうなこといってるのよ!」
なんて言われるに決まってますもん。

そして、雑談の中にこんなことが書かれていました。
小説の朗読を聴くのが好きらしく、
中でも、天才作家の作品は耳で聞いても心地よく感動的だと。。。
宮沢賢治の作品は、すばらしい詩的世界を開いてくれる。。。とありました。

ちょうど、宮沢賢治の本も借りてきたので、読むのが楽しみです。

コメント (5)
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