おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

差動プッシュプルアンプは有利

2016年12月24日 | 真空管アンプ
差動プッシュプルは基本的に信号が電源を経由しないのでクロストーク対策がラク。
普通のDEPPでは信号が電源を経由するので電源が低インピーダンスのほうが
良い。差動プッシュプルでは電源のインピーダンスが高くても構わないし、
GND配線も電位を与えるだけで済む。
シングルアンプではGNDを信号が流れるので、戻り道を示してあげること
が必要。だから単にGND配線をつなぐだけではダメ。
プッシュプルアンプはもともと電源のリプルに対して強いので、リプルを
減らさなくても残留ノイズを低くできる。
シングルアンプは電源のリプルの影響を受けやすいため、減らしておかない
とハムノイズに悩まされることが多い。
プッシュプルアンプは回路が複雑になるため配線も多くなるが、シングル
アンプは配線本数が少ないものの配線に気を使ってあげないとノイズなど
の問題が起きやすい。
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