おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

傍熱整流管をパワーオンディレイとして使う

2018年03月10日 | 真空管アンプ
整流管を使った真空管アンプは当たり前なのだけど、整流自体には
半導体ダイオードを用い、傍熱整流管で+Bの立ち上がりを意図的に遅くする
のはありだと思う。
例えば直結回路で出力管のヒートアップ時に過大電流が流れてしまうとか、
カソードチョークドライブで電圧増幅段より出力段が先に立ち上がる際に
ジーノイズが出るのを防ぐためには良いのではないか。
整流管は整流を目的としたデータしか示されていないので、上で示したこと
を行う場合の降圧が何Vだとか、当然電流により変化するわけだけどどれ程
なのかは実際に試してみないとわからない。
ディレイタイマーを使う方法もあるが、スイッチ動作だからゆっくり立ち上
げてやるには回路を工夫する必要がある。その点傍熱整流管はヒートアップ
自体がそういう動作となるので問題にはならないはず。
コメント
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