風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

浅利陽介

2016-09-04 10:28:15 | 名バイプレーヤー








10年以上前ですかね、当時放送していたお昼のドラマ、『キッズ・ウォー』で髪の毛を真っ赤に染めて、不良少年を演じてましたね。

どこか気の弱そうな、人の好さそうな少年だなあと思いながら観ておりました。もっと朴訥な役をやらせたら似合うかなあとか、そんな風に思っていた記憶があります。

あるいは逆に、思いっきり性格がねじ曲がっている役とか、ハマりますよね~。












今年の大河では、関ケ原合戦のある意味キーパーソン、小早川秀秋を演じております。実はこれ、二度目なんですね。


『軍師官兵衛』でも同じ小早川秀秋を演じていたそうなんですけど、私、覚えてないんですよね、これ(笑)『…官兵衛』は途中で飽きちゃって、見たり見なかったりだったものですから、ほとんど内容も出演者も憶えていない。


なんとも不覚をとってしまった~。こんなことなら、『…官兵衛』もちゃんと見ておくんだった~(笑)




やっぱりあの、おどおどした感じとか、秀秋のイメージにピッタリなのでしょうね、私も秀秋役がこの方だと聞いたとき、思わず「やった~!」と思いましたもん。これ以上の適役はないと、喜びました。

まさか二度目だったとは……(笑)。



『真田丸』、関ケ原合戦が迫ってまいりました。

三谷脚本がいかに関ケ原を描くのか、小早川秀秋をどのように描くのか、楽しみですね~。








ところで、その小早川秀秋が攻め込んだ相手が、石田三成の盟友、大谷吉継の軍勢だったわけですが、大谷吉継は普通、顔を頭巾で隠した姿で登場します。



『天地人』にて、津田寛治演じる大谷吉継。



これは、大谷吉継がハンセン病に罹っていたから、ということなのですが、実はこの頭巾姿の大谷吉継というのは、江戸時代中期ごろから描かれるようになったもので、関ケ原合戦に近い時代の文献にはこのような描写は見られないらしい。

それに、吉継はハンセン病ではなく梅毒だったっという説もあり、この頭巾姿というのは作り話かもしれないんですね。


三谷さんはそのあたりも考慮しつつ、大谷吉継に人気者の片岡LOVE之助さんを配役して、素顔のままで登場させるというサービス(?)を行ったわけですね。









そのLOVE之助吉継と浅利秀秋と、どんな対決を見せてくれるでしょうか。色々な意味で楽しみな、関ケ原合戦であります。



三谷マジック、魅せてくれ!

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