風にたなびくあの旗に
古(いにしえ)よりはためく旗に
意味もなく懐かしくなり
こみあげるこの気持ちはなに
胸に手をあて見上げれば
高鳴る血潮、誇り高く
この体に流れゆくは
気高きこの御国の御霊
さぁいざゆかん
日出る国の御名の下に
どれだけ強き風吹けど
遥か高き波がくれど
僕らの燃ゆる御霊は
挫けなどしない
胸に優しき母の声
背中に強き父の教え
受け継がれし歴史を手に
恐れるものがあるだろうか
ひと時とて忘れやしない
帰るべきあなたのことを
たとえこの身が滅ぶとて
幾々千代にさあ咲き誇れ
さぁいざゆかん
守るべきものが今はある
どれだけ強き風吹けど
遥か高き波がくれど
僕らの滾る決意は
揺らぎなどしない
どれだけ強き風吹けど
遥か高き波がくれど
僕らの燃ゆる御霊は
挫けなどしない
僕らの滾る決意は
揺らぎなどしない
『HINOМARU』
作詞、作曲。野田洋次郎
歌。RADWINPS
非常によく練られた、綺麗な歌詞ですね。言葉、というより言霊を大事にされる方のようです。それとよく勉強されているのがわかる歌詞です。
良い歌詞です。
良い歌です。
色々と騒がしいことになっているようですが、そんなことはどうでもよろしい。これほど心のこもった、美しく、言霊が躍動する歌詞を書ける方です。少々の騒ぎなど大したことはない。どうかめげずに、歌い続けて欲しいですね。
負けんな。
北島三郎「男松」
声量も声の張りも往年のものではなく、立っているのもやっとという趣で、それでも歌を届けたいという想い。
なんだか見ていて、とても切ない。批判するつもりはないんです。ただただ切ないだけ。
それにこれ、明らかな口パクですよね。
北島さんの場合、紅白などでは数年前から口パク疑惑のいうのが囁かれていましたが、お客様にみっともない歌は聴かせられない。やむにやまれぬ事情、という奴だったのかもしれないが、そうまでしてでも、自分の歌を届けたかったのだろうか。
これが、歌手の「業」という奴か。
やっぱり、切ない。
北島さんは死するその日まで、歌手であり続けようとなされるのでしょう。それもまた、人生か。
歌の魔力に一度憑りつかれると、生涯離れがたいものがあるらしい。
ならば、あの子も……。
四年ほど前、地元に北島さんが来られて、親孝行のつもりで歌を聴きに行ったのですが、当時辛い時期だったわたしに、北島さんが、激励の言葉をくださって(個人的にではないですよ)随分慰められたので、この度また地元に北島さんがこられるというので、ささやかなご恩返しのつもりで観に行けたら…とまた母と聴きに行ってきます。
そうなんだ、本当はもう歌えないのかもしれませんね……。歌いたくても歌えない人がいるのに、、、と思うのはお兄様だけではありませんよ。とても複雑ですね。
応援の意味でCD買おうと思ってます!!!!!
頑張れRAD!!!
北島さんは多分、自分を待ってくれているファンのために、という想いが強いのだと思う。だから、往年の声は出ないことを承知の上で、敢えて新曲をレコーディングして、「俺は頑張ってるぞ!」というところを見せたいのかもしれない。
でも私は見ていて、とても辛いものを感じる。北島さんほどの実績を残した方なら、もういいんじゃないか、と思ってしまう。引き際とか勇退とかいう言葉が頭に浮かんでしまう。
でもこればかりは、ご本人の想いですから。
北島さんは、それこそぶっ倒れるまで歌い続けるんだろうなあ。やっぱり、切ない。
RADの皆さんには、この曲を歌い続けることを願います。ミュージシャンは演奏し続けることでしか、歌い続けることでしか、想いを伝えることは出来ない。あなた方には故郷日本について、余程強い、歌いたい、表現したい思いがあったのでしょう?ならば、何があろうと歌い続けて下さい。
それがあなた方の、本当の「責任」です。
変な圧力になんか負けんな!
頑張れ!
今朝の地震はとても怖かったです…。やっぱり地震が来る来るって思っていても実際に来ると本当に怖かった…。亡くなられた人々のご冥福をお祈りいたします。