風の向くまま薫るまま

その日その時、感じたままに。

麒麟がこない (何故か大江戸捜査網のテーマ)

2020-01-05 23:55:40 | 時代劇

 

 

 

 

 

通常ならば、今日あたりから今年の大河ドラマ『麒麟がくる』が放送されるはず、でしたが

 

皆さまよくご存じの通りの事情により、2週間ほど放送が遅れておりますね。

 

 

そういうわけで、麒麟はまだ、こない。

 

 

主人公は明智光秀。興味深い人物ではありますが、あまり世間のイメージはよろしくない。

 

思えば、NHK大河ドラマというのは、割とイメージのよろしくない人物を主人公に据えることが多いですな。

古くは『花の生涯』の井伊直弼。『樅の木は残った』の原田甲斐。

『元禄太平記』の柳沢吉保。『風と雲と虹と』では平将門。『草燃える』では源頼朝。

 

『徳川家康』なんかもそうかもしれませんね。近年では『平清盛』などがその典型例でしょうか。あとは『太平記』の足利尊氏。『花の乱』の日野富子。

 

結構色々あります。

 

 

結構ね、大河ドラマって視点が面白かったりする。この伝統は大事にして欲しいなあ。

 

 

 

 

大河ドラマということで、今まで観てきた大河ドラマのなかで、一番印象に残っているのはなんだろう?と考えてみた。

 

やはり、昭和55年(1980)に放送された『獅子の時代』でしょうね。

 

二人の架空の人物が主人公なんです。一人は菅原文太演じる会津藩士。もう一人は加藤剛演じる薩摩藩士。二人は幕末の動乱を経て明治に至り、加藤剛の方は政府内で出世していくが、理想の政治と現実とのギャップに悩み続け、菅原文太の方は常に社会の底辺にあって、持ち前の反骨精神で、世の矛盾に立ち向かっていく。

立場を越えた熱い友情。激動の時代を両極の視点から描いていく。脚本は山田太一。非常に面白く、印象的なドラマでした。

大河ドラマでなにか一本おススメするとしたら、私は迷わずこの『獅子の時代』を選びます。

 

あとは『八重の桜』かな。『炎(ほむら)立つ』は、ドラマとしてはいまいちだったなあ。

 

 

 

そんなこんなで、『麒麟がくる』はたしていかに。

 

 

 

 

大江戸捜査網のテーマ

 

 

CS時代劇専門チャンネルにて杉良太郎バージョンの『大江戸捜査網』の放送が始まりました。

内容自体はどこにでもある、勧善懲悪痛快時代劇ですが、音楽がいいですよね。このテーマ曲が好きだって人、多いんじゃないかな。

 

【隠密同心 心得の条】

『我が命我が物と思わず

武門の儀 あくまで陰にて

己の器量伏し 御下命如何にても果たすべし

死して屍拾う者無し

死して屍拾う者無し』

 

 

 

かっちょええ~!


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2 コメント

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Unknown (チャメゴン)
2020-01-15 23:38:17
かおちゃん兄様お勧めの大河『獅子の時代』、私も見ていたのかな〜。でもドラマのタイトルといい菅原文太さんのあの感じ、何処かに記憶にあるような…。
麒麟はまだ来ない!ほんとですね〜f^_^;
Unknown (薫風亭奥大道)
2020-01-16 13:04:02
チャメさん、獅子の時代の第1話は、パリの万国博覧会から始まるんですよね。実際にパリでロケも行っていて、文太さんがパリの街中を侍姿で闊歩してました。機会があれば是非。
そろそろ麒麟もくるかな~(笑)

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