オーストラリア、シドニー出身。
むくつけき野郎どもによる、汗臭い直球のタテノリ・ロックンロールは、ハード・ロックが苦戦を強いられた70年代後半においても、ジャンルを超えた幅広い支持を受け、世界的なバンドへと飛躍していきました。
レコード売り上げが確か、マイケル・ジャクソンに次いで世界第3位だったかな。とにかく全世界的に途轍もない人気を誇るバンドなのですよ。
ところがこの日本では、長いこと人気が振るわなかった。70年代後半といえば、日本ではキッス、エアロスミス、クイーンが「三大バンド」としてもてはやされておりましたが、このAC/DCに目を向けた人たちは、ごく一部を除いてほとんどおりませんでした。
パッと見、とてもロック・スターには見えないルックスが、日本ではかなりのネックとなっていたのでしょうかね。やっぱり、ルックスは大事です、かね?
ここ10年くらいでしょう。ようやくAC/DCが評価されはじめたのは。まあ、世界的に人気があるからといって、日本でも人気がでなきゃいけないってことはないですがね。
日本人は日本人の感性で選べば良いのですから。
映像は77年、故ボン・スコットがヴォーカルをとっています。ギターのアンガス・ヤングの半ズボンにカバンを背負った「小学生スタイル」は、いまだに健在。
これもまた、日本では受け入れられなかった原因の一つかな(笑)
最近では、2代目ヴォーカリストのブライアン・ジョンソンが心臓疾患のため歌うことができなくなり、代わりになんと!ガンズ・アンド・ローゼスのW.アクセル・ローズがヴォーカルを務めてライヴを行うとか。
なにかと話題の昨今です。
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