8月23日、ももクロのピンク担当、あーりんこと佐々木彩夏のソロ・デビュー・シングルが発売されます。
ソロ・シングルを発表するのは、あーりんが初めてですね。同じももクロの有安杏果はミニ・アルバムは発表しているけれども、シングルCDはまだ未発表。なんでしょう?「アーティスト」杏果はアルバム先行で、「アイドル」あーりんはシングル先行ということでしょうか。
なんてことを書くと、またまた「アイドルかアーテイストか!?」論争に火を付けそうですが(笑)、まあ、両者のソロ・ライヴ成立過程から考えても、この流れは順当かなと思いつつ、
図らずも杏果とあーりんの違いが明確に出ていて、面白いですねえ。
作品としても、杏果はできるだけ「等身大」の杏果を見せようとしているのに対し、あーりんはキャラ作りを前面に出している。どちらも「らしい」作りになってるところがまた、
いいですねえ。
それにしても、ロカビリーでくるとはちょっと意外でしたが、ブリブリなあーりんはいままで散々やってきましたからね。今回はそのブリブリさを残しつつも、いつもととはちょっと違った角度からのアプローチで、「アイドル」あーりんを描いている、といった感じ。
好みはそれぞれでしょうが、私はなかなか面白いと思いましたねえ。
このMVは明らかに、映画『ウエスト・サイド物語』を意識してますね。
『ウエスト・サイド物語』のようなミュージカルは、虚構性の最たるものです。あんな風に歌ったり踊ったりしながら、人間は生活していませんものね、当たり前ですけど(笑)。
しかしエンタテインメントというのは、虚構を楽しむという側面が大いにあるのは間違いなく、ミュージカルというのは云ってみればアメリカの「歌舞伎」のようなもの。虚構を楽しむ、エンタテインメント中のエンタテインメントなわけです。
あーりんという存在もまた、ももクロのメンバーの中では「メタ・アイドル」としての虚構性を強調した存在であり、なるほど、そういう意味では、『ウエスト・サイド……』の世界にもつながり易いエンタテインメント性を有していると云えるのでしょう。
映画『ウエスト・サイド物語』より、「トゥナイト」(アンサンブル)
ね、明らかに意識してるのがわかるでしょ?
ついでに
映画『ウエスト・サイド物語』オープニング・シークエンス
この文句のつけようがない見事な群舞。これぞエンタテインメント。アメリカの歌舞伎だ!
ブリブリだけがあーりんじゃない。あーりんの新たな可能性を感じさせる、面白い曲に仕上がってるんじゃないかな。
私はあくまで、杏果推しですけどね(笑)
あーりんもやってくれますね〜〜‼︎
ブリブリぶりがハンパ無い!!!
でも私もやっぱり、杏果ちゃんの方がいいかなぁ〜〜って知らんのに言うな!(笑)
あ、早くアルバム聴かなきゃ(≧∀≦)
あーりん、ミュージカルの舞台とかでも活躍しそうですよね^0^
なんか、スピードがソロCDを出した時の事が思い出されるー。https://www.youtube.com/watch?v=e-KhciWSYlc
ひとえちゃんが一番売れないと思われていたのにスピードのソロCDで一番印象に残ってるのはひとえちゃんのソロだったていう。
ももクロはソロ活動どうなっていくんだろ~。
余裕のある時でいいですから、じっくり聴いてね~。