大橋巨泉さんに永六輔さん。戦後日本の大衆文化を、善くも悪くもけん引したお二人が、相次いで亡くなられました。
「一つの時代が終わった」とはよく言いますが、本当に本当に、時代が終わったという感を強く思います。
時代が終わり、時代が変わる。
価値観も変わり、人もまた、変わっていく。
よりよく、変わっていきたいですねえ。
作詞、永六輔『上を向いて歩こう』
ぁぃぁぃこと廣田あいか、スターダスト・プロモーション所属のアイドル・グループ、「私立恵比寿中学」のメンバーで、ももクロの妹分にあたります。
「鉄オタアイドル」と云われるほどの鉄道好きで、あのタモリさんを唸らせたほどの、筋金入りの鉄道オタク。
まあ、しっかりした子です。自分の考えをちゃんと持っているし、それを論理的にしっかりと話す。実に賢く、頭の回転が速い。
いまの子供たちは「二極化」が進んでいると言われますが、この子などを見ていると本当にそうだな、と思います。
我々の時代にはなかなかいなかったような、優れた子たちが確実に多くなっている。そんな感を強く持ちますねえ。
その代わり、ロクでもない奴は、ますますロクでもなくなっているようですが……。
これからある意味、ますます「面白い時代」になっていくかもね。
『ぁぃぁぃと行く日本全国鉄道の旅』
日本のエンタテインメントは、巨泉さんたちの時代と比べて確実に「深化」している、と私は思う。
若い子たちは、我々なんかよりもずっと深い部分で、それをとらえているように思う。
エンタメが深化しているように、日本人そのものもまた、
深化(進化)出来ていたなら、
良いですねえ。
大橋巨泉さん、永六輔さんの、ご冥福を。