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大塔某所 蛍石

2015年01月19日 | 鉱物採集 和歌山
大塔某所 蛍石


色んな人に尻を叩かれ、久々に重い腰を上げなければ と考えてはいた。

「石、楽しみにしてますよ」と背中を押してもらい気力が満ちてきていたら、rさんから「本宮行きましょ」とお誘いを頂きご一緒する運びに。






am4時集合、出発。

阪和道 田辺で降り本宮へ向けてR311を走ると、道中の南側斜面に残雪が見えた。

まぁ何とかなるでしょ。と現着すると雪は無く一安心。増水も無さげ。

GPSに火を入れ、0800時、状況開始。


久々の山歩きに足の鈍りを痛感するが、冬晴れの中 火照る体に風が心地よく流れてゆく。




「ほんま気持ち良いですね。」
「なまけてたらダメですよ?」


機嫌良く話しつつ、汗もかきつつ目的地に到着。

荷物を下ろし、ヤッケ上下に着替えて戦闘モード。 前日に槍も研いできた。





ブドウの様にモコモコと可愛いアップルグリーンの結晶がお出迎え。

シルト母岩の空隙に粘土を伴い、網状の結晶する蛍石。





UV




厚みの有る脈状の蛍石は母岩の間に並行して生成されるパターン。 そちらは手付けず。



風化した母岩に角礫状に混じる蛍石と黄鉄鉱。 脆いが美しい。




久々に泥まみれでハンマーを振る、夢中で数時間楽しんだ。


お互いに満足してリュックを背負い下山。

川湯温泉に浸かり、「次は何処行きます?」と帰路へ。

気の合う人とは最後まで楽チンだ。 お疲れ様でした!




ガマ粘土を掻き出し、ゴボっと外したクラスター。




とりあえず水洗い。 綺麗になるかな。 空隙の結晶が綺麗。

もう一層はがして掘り込めば、風化・錆はマシだろうけど、それはまたのお楽しみ。




黄鉄鉱と蛍石。



赤色と水色の蛍石・黄鉄鉱のバランスが面白い。

久々に気持ち良い石掘りが出来た。