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東北 某鉱山 冬景色

2013年11月15日 | 鉱物採集 遠いとこ

北陸道をひた走り、友人と合流後、福島を目指して出撃。

例年に無い寒気団と運悪くバッティング。

「要らんの連れてきてもうた~」と、ワイワイ進む先には青空!




イケる! もろたな!!





しかし現地に着くと全面的に積雪・降雪・どんより暗い。

冬でござんす。 ひゅるるるるる~





雪掻きをしてるお爺を見つけ声をかけると、

「鉱山? とてもやないが無理無理!! こんな雪で辿り着けんぞ!

道も埋まって解らんし、骨折り損のくたびれ儲けじゃ。」



そうは言われても諦めきれぬ。

「駄目元でホネ折ってきて良いですかねー?」と問うと、

お爺は笑いながら 「あの一軒家が谷の入り口じゃ~  気をつけてな!」

礼を言い、装備を整えて出発。




杣道、右岸かな?左岸かな?

つもってて全くワカラン。

とりあえず進むと、先行者の往復した足跡が有った。

ありがたや~ とトレースするが、30分程で消えた。

WEB情報を元に推測すると、鉱山はまだ先。
所々ヒザまでの雪を掻き分けズボズボ進む。






「左手にズリ・坑口が現れる」とあるが、ズリは埋まってるはず。

沢筋の転石追って詰めてると、友人さんが蛍石発見。
徐々に針水晶等の気配が濃くなり、目を凝らして見上げると坑口が。

やったぜカーチャン!

わっせわっせと斜面を上がり試掘坑?へ着くと、足元に先客が叩いた石が転がってる。




一部八面体やら結晶した蛍石も有った。綺麗や。。

が、透明・脈状で針水晶を伴う物が多い。蛍光も弱目。

えぇのは残ってなさげやね。

採集禁止の噂もあるし、叩かず眺める。

針水晶は繊細に細く脆い。 針という比喩よりも細い。  これまた綺麗。




あちこち眺めてると15:30時。




「春まで出たくないですね~」と温かい坑内を出て、雪の降る蛍鉱山を後にした。

憧れの産地のひとつ。  辿り着けてホンマに良かった。

1人では断念してたはず。同行してくれた友人に感謝!