保存用メモ帳扱い

鉱物採集 山菜 キノコ 釣り 生物 温泉

請川谷 3戦目

2012年12月31日 | 鉱物採集 和歌山


前々回・前回と2度辛酸を舐めた大塔・請川谷鉱床。

どうしても、どうにもこうにも落としたかった。


今回、不退転の決意である。
最悪、車中泊の決意である。




AM 3:00 東大阪発。 阪和道田辺経由で、AM6:00時 本宮町着。

1時間ウトウトして、AM 7:00 ミッションスタート




気温7度と暖かい。 

前夜の雨で足元は悪いが、距離歩きそうなのでトレッキングシューズで出動。

今回詰めるべく候補の谷は3本。

前回、前々回と合わせると請川谷の大体の脇谷を塗りつぶす事になる。


今回は、不退転の決意なのである。
最悪は、車中泊の決意なのである。


先ず1番奥の谷から。 

見落としの無い様に、丁寧に谷の転石を見ながら、左右の斜面も登り降りしつつ詰めてゆく。




けはいがない。 ただのしかばねもない。






次。 2番目の谷。




詰めてくと炭焼窯跡やら期待させるも、蛍石の気配無し。

嫌やで車中泊!  お家帰りたいで? と再び本流まで戻りながら泣きが入る。

常に気を張った状態で登り降りするので疲れるし。





「頼む!」 と予定ラストの3本目の谷。









で、



でた。




でたよ蛍石。




念の為照らしてウヒョー!







よっしゃ! と気を良くして前進するも、谷筋に蛍石の転石が続かない。皆無。

理由は最後まで谷詰めりゃ解るやろ!と進む。 行けばわかるさ。

とにかく請川谷の本・支流で、初めて蛍の転石に出会えたのだ。 もうココしかないわ。 





源頭部近くまで詰め、急斜面を上がると坑口!! 今日だけでも5時間かかった。 布団で寝れる。







では いただきます~と坑道へ。

UVライトで照らしながら、付きあたりまでチェックし進むも脈が見当たらない。

今回は坑道が見つかって良しとして、足元に転がる蛍石を採集して脱出。





ズリは斜面の崩土に呑まれてるようだ。だから転石少ないんかな?



トコトコと山を降り、250円の川湯温泉で手足を伸ばす。心身ともに充足。





次回、腰据えて叩こう。 満足するまで場所は内緒!