保存用メモ帳扱い

鉱物採集 山菜 キノコ 釣り 生物 温泉

往古川  須賀利  水晶採集  2

2011年11月29日 | 鉱物採集 三重
約束の時間に集合場所に着き、
初対面のような、そうでないような気さくな お二人、親分の三人さんにご挨拶。

ニコニコしながら須賀利に向かう。
ちょっと前まで陸続きだが道が無く孤島だったそうな。




露頭入り口までは未舗装路でちょい悪路も。普通車ならば、腹擦る箇所も多々あった。

入り口で下車し全員装備を整える。  バール片手に勇ましい親分。


ドラクエのカンダタのようだ。


悪そうなパーティーが出来上がった。


入り口からは登りが続く。

事前情報によると粘土の中からソレは出るそうで、針道の黄鉄鉱をイメージしてた。

10リッターポリタンを満水にし、現地でパンニングしようと持ち運ぶも重い。
斤量+10kg ヒーヒー

実際にパンニングすると、あっという間に水が濁り粘り、ブツも粘土膜コーティング化され、

水晶か小石か解らん状態になった。 10Lじゃぁ、濁石に水。





露頭に着き全員で粘土を捏ねてキラっと輝くハーキマー水晶を探す。


「 出た~!」 とか、「 おっ!」 とか、「 デカイ!」とか 歓声が上がる。

和やかで楽しい。



「ヘタレー!」とか、「 潜れ!」とか、「 寄越せ! 」 とか 檄も罵声も親分から飛ぶ。

賑やかで非常に楽しい。




少し拾ってから、辺りをウロウロしてみたが、石英が転がってなかった。
ハーキマー水晶全てに母岩は付いておらず、???が頭の上でクルクル回る。

パンニングすると軽石状の小石が多々混じる。水には沈む。
本家ハーキマー水晶も高温で出来るとあり、軽石とか火山とかを連想するも、
ココの出方の法則は勿論解らーん。

地質図見てみたい。



透明度、結晶の美しさ、ピカイチ。ほんま美しい。

残念なのはサイズだけ。



サイズは、大体5mmほど 粘土抜けきってナイけど。



2時間程の採集で、トップは相方の20個。

粘土を埋め戻して、カンダタ親分を先頭に下山。

全員笑顔で、往古川の草入り水晶産地へ移動開始。

2ndステージ終了~