三重県 紀勢自動車道の終点、大泊ICを降りてすぐのところにある世界遺産鬼ヶ城センター。
過去記事<紀伊半島1周 海の恵みに感謝!>
場所は三重県熊野市。
志摩半島から続いた複雑なリアス式海岸線も今日紹介する鬼ヶ城でお終い。
ここから先はなだらかな海岸線が続く熊野灘になっていきます。
鬼ヶ城センターは世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)』の観光情報コーナーのほかに地元の土産物販売やカフェ、レストランのある施設でした。
土産物の販売スペースがすごく大きくて、見てるだけで結構楽しめますよ
熊野漁協水産物直売所。
窓に貼られたマグロ丼や海鮮丼の写真がいつ来ても美味しそうなんですよね~。
漁協の直売店だから新鮮な魚介類がリーズナブルな価格で買えるそうで、丼物のテイクアウトもできるそうです。
さて、鬼ヶ城(おにがじょう)は熊野の海岸景勝地で、国の名勝(熊野の鬼ケ城 附 獅子巖)の一部になってます。
ここから眺める熊野の海が綺麗で、管理人のお気に入りの場所のひとつなんです。
1935年に国の天然記念物に指定され、2004年にはユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)』の構成資産にも登録され、日本百景にも選定されてます。
海岸に沿って存在する奇岩群の中におよそ1kmに渡って遊歩道が整備されてます。
熊野灘の荒波に削られた大小無数の海食洞が地震による隆起で階段上に並んだ異様な岩たちはまさに鬼の棲みかのようですね
ここで坂上田村麻呂が鬼退治をしたという伝説が伝わってます。
征夷大将軍の坂上田村麻呂ってホントあっちこっちで怪物退治してますね(笑)
管理人の地元でも坂上田村麻呂の蟹の化け物退治の伝説があって、彼を祀る田村神社も鎮座しています。
これ多分、岩の表面は何かで塗り固めてあるんだろうけど、下を歩くと今にも崩れてきそうでちょっと怖いもんがありました
近くには同じく世界遺産の構成資産になってる花窟神社(はなのいわやじんじゃ)もあります。
まだ行ったことはありませんが、熊野の自然信仰ひとつである巨岩信仰の形を今に残す場所で、和歌山県新宮の神倉神社と対をなす神聖な場所と云われてます。
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