お気楽忍者のブログ 弐の巻

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松尾芭蕉ゆかりの萬壽寺へ

2023年01月22日 17時00分00秒 | 行楽・旅行記5

1月21日

三重県伊賀市柘植(つげ)にある曹洞宗徳雲山 萬壽寺を訪れました。

元々、西大寺の末寺の徳雲山長福寺で、宝暦10年(1760年)に萬壽寺と改称されました。昭和7年(1932年)に火災で焼失、昭和9年(1934年)に新しく建て直されています。

本堂

本尊の延命地蔵菩薩(木造地蔵菩薩坐像)は国の重要文化財。

青色金剛なる石仏がありました。

セサミストリートのキャラ、オスカーみたいなカエル(笑)

本堂内にはこの地に生まれた松尾芭蕉の木造を安置した桃青殿があって、毎年11月には芭蕉を偲ぶ「しぐれ忌」の法要が営まれ、全国から寄せられた献句の特選句が奉納されるそうです。

桃青は芭蕉が俳人になって最初の号ですね。

また、芭蕉の生家である松尾家の菩提寺でもありました。

芭蕉の生家はこの辺りから伊賀上野城下の赤坂町に移り、生家の移転と芭蕉の誕生の順序が不明なこともあり、芭蕉の誕生地はこの柘植説と上野城下説があります。

観音堂は鎌倉時代に創建され、伊賀管区では最古の建築物となってます。

中には聖観音菩薩像が祀られています。脇を固める不動明王像は昭和7年の火災で一部損傷しましたが、修復され、これが平安時代末期の作と分かり、県の重要文化財に指定されました。

松尾芭蕉の墓碑

現伊賀市の山出区に松尾家一族の墓や芭蕉の墓碑があったそうですが、明治末期にこの地に移されました。

もう刻まれた文字がよく分かりませんが、芭蕉の墓碑には「芭蕉翁桃青庵主」と刻まれています。

※松尾芭蕉は元禄7年(1694年)に大坂で亡くなり、遺言により現 滋賀県大津市の義仲寺(ぎちゅうじ)で木曽義仲の墓の隣に埋葬されています。

過去記事<神君伊賀越ゆかりの徳永寺へ

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