11月13日、滋賀県東近江市の臨済宗永源寺派大本山 永源寺に家族で行ってきました。
永源寺は南北朝時代の興安元年(1361年)に、時の近江守護職、佐々木六角氏頼公が入唐求法の高僧、寂室元光禅師(正燈国師)に帰依し、領内の土地を寄進して伽藍を創建したことを始まりとする古刹で、秋は紅葉の名所として県内外から多くの人が訪れます。
ウェザーニュースの紅葉情報はずっと「色付きはじめ」になっていたけど、この日の朝に「見頃」に変わったていたので出掛けてみました(笑) 永源寺の近くはよく車で通るけど、紅葉の時期の永源寺を訪れるのは2, 3年ぶりです。
参道の階段周辺の木々はまだそんなに紅葉してませんね。。週の前半は寒かったけど、後半は穏やかな陽気だったから、紅葉の進み具合も遅くなっちゃったのかな。。
この日も午前中から上着がいらないほどの穏やかな日でした。参道脇の岩場にある十六羅漢も暖かい陽の光に照らされて、どことなく嬉しそうです。
永源寺総門
山を登っていくほど、赤や黄色に色づいた木々が増えていきます。明るい光に照らされて、緑とのコントラストも綺麗ですね~。
山門(重要文化財)
山門前のモミジもまだ完全には赤く染まってませんね。管理人的には葉の色にグラデーションのある方が好きだから、この景観でも十分癒されました。
この門は寛政七年(1795年)、井伊家の援助等により7年の歳月を費やし享和二年(1802年)完工し、楼上に釈迦牟尼佛・文殊菩薩・普賢菩薩と十六羅漢を奉安しているそうです。
そして、いよいよ永源寺境内に入るといくつもの赤く染まったモミジが目を惹きます。おっ、これは綺麗な写真が撮れるかも・・・。
因みに左の建物は本堂で、50年に一度の秘仏「本尊世継観音菩薩」の御開帳も見ることができました!今年は永源寺の「開山正燈国師650年遠諱」なんだそうです。
つづく
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