和歌山県那智勝浦町の那智山。
世界遺産 熊野那智大社から少し山を下ったところにある大鳥居は・・・
熊野那智大社別宮の飛瀧(ひろう)神社です。
過去記事<紀伊半島1周 熊野那智大社>
鬱蒼とした木々が茂る那智原始林の西に位置している飛瀧神社。
長い石段を下ると境内が見えてきました。
この光と影のコントラストが神聖で荘厳な雰囲気を醸し出してますね
NHKの「ブラタモリ」で那智大社が舞台だった放送回で、タモリさんがこの石段を下りながら昔は熊野詣でが大変だったことを例えて、飛瀧神社のことを『疲労神社』と言ったのが面白かったですね
那智の滝
この飛瀧神社は大己貴神を御祭神としていますが、那智御滝自体が御神体になっているので本殿や拝殿はありません。
直接滝の姿を拝み、滝の飛沫に触れることで延命長寿の霊験があると云われてます。
八咫烏(やたがらす)をデザインした勝ち守り。
八咫烏はサッカー日本代表のエンブレムにも使われてることから、サッカーファンの参拝も絶えない那智大社と飛瀧神社です。
このお守りのデザインも微妙にエンブレムに似てますね(笑)
御神体 那智の滝をバックに記念撮影
熊野信仰はもともと自然信仰に始まり、神社神道へと形を変えていったもの・・・。
千数百年前、原始の森の空から流れ落ちるこの滝に人々が畏敬の念を抱き、神の姿を重ね合わせたのもよく分かりますね。
もっと滝に近いお滝拝所舞台に上がると、延命長寿の滝の飛沫を浴びることができます。
もちろんここも世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)』の一部になってます。
那智山の麓にある御菓子御食事処の那智ねぼけ堂にやって来ました。
創業1848年のお店で、那智名物の黒飴だけじゃなく黒飴スイーツや食事が頂けました。
確かここで古代米を使ったお煎餅をお土産に買いました。
那智勝浦を後にして、次はくじらの町 太地町へと向かいます。
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