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お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

紀伊半島1周 那智御滝

2020年08月15日 14時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

和歌山県那智勝浦町の那智山。

世界遺産 熊野那智大社から少し山を下ったところにある大鳥居は・・・

熊野那智大社別宮の飛瀧(ひろう)神社です。

過去記事<紀伊半島1周 熊野那智大社

鬱蒼とした木々が茂る那智原始林の西に位置している飛瀧神社。

長い石段を下ると境内が見えてきました。

この光と影のコントラストが神聖で荘厳な雰囲気を醸し出してますね

NHKの「ブラタモリ」で那智大社が舞台だった放送回で、タモリさんがこの石段を下りながら昔は熊野詣でが大変だったことを例えて、飛瀧神社のことを『疲労神社』と言ったのが面白かったですね

那智の滝

この飛瀧神社は大己貴神を御祭神としていますが、那智御滝自体が御神体になっているので本殿や拝殿はありません。

直接滝の姿を拝み、滝の飛沫に触れることで延命長寿の霊験があると云われてます。

八咫烏(やたがらす)をデザインした勝ち守り。

八咫烏はサッカー日本代表のエンブレムにも使われてることから、サッカーファンの参拝も絶えない那智大社と飛瀧神社です。

このお守りのデザインも微妙にエンブレムに似てますね(笑)

御神体 那智の滝をバックに記念撮影

熊野信仰はもともと自然信仰に始まり、神社神道へと形を変えていったもの・・・。

千数百年前、原始の森の空から流れ落ちるこの滝に人々が畏敬の念を抱き、神の姿を重ね合わせたのもよく分かりますね。

もっと滝に近いお滝拝所舞台に上がると、延命長寿の滝の飛沫を浴びることができます。

もちろんここも世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)』の一部になってます。

那智山の麓にある御菓子御食事処の那智ねぼけ堂にやって来ました。

創業1848年のお店で、那智名物の黒飴だけじゃなく黒飴スイーツや食事が頂けました。

確かここで古代米を使ったお煎餅をお土産に買いました。

那智勝浦を後にして、次はくじらの町 太地町へと向かいます。

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紀伊半島1周  熊野那智大社

2020年08月15日 04時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

熊野三山のひとつ、那智熊野大社へ向かう参道。

長い階段をえっちらおっちら登っていきます。

香川のこんぴらさん(金刀比羅宮)に比べれば467段程度の石段は楽勝っすね

場所は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智の山中です。

過去記事<紀伊半島1周  南紀 那智勝浦

那智黒石を使った工芸品のお店などを見つつ長い階段をさらに上がっていきます。

那智大社に向かう有名な熊野古道『大門坂』はまだ歩いたことはありません。。。

いつも大門坂入口の前を素通りして、車で上がってきちゃいますから(爆)

参道途中にある実方院跡。

その昔、上皇や法皇の熊野行幸のおり、その御宿所となった実方院の跡で、熊野信仰を知る上で貴重な史蹟になってます。

いよいよこの鳥居をくぐれば世界遺産 那智熊野大社の境内に入ります。

やっぱ、しんどい・・・あとちょっとだぁ~

お~っ、天気もよくて絶景 

この景色を見ると達成感がありますね~。周囲の山々や熊野灘の海も見渡せます!

『那智山熊野大権現』・・・大権現とは神が仏の姿を借りて現れるという意味で神仏習合の名残りなんだと思います。

ところが、この時は御創建1700年記念境内施設整備事業で拝殿は改修工事中(今はもう終わってます)。

実は来るまで知らなかったから、これはかなり残念でしたね~

那智大社の御祭神は熊野夫須美大神(伊邪那美神)ですが、創成時期は不明で、那智滝を神聖化する原始信仰がその起こりとも云われています。

社殿が創建されたのは熊野三山の中では一番後になり、仁徳天皇5年(317年)と伝えられています。

御縣彦社(みあがたひこしゃ)。

その前に八咫烏(やたがらす)の像がありました。

日本神話における神武東征(じんむとうせい)の際、高皇産霊尊によって高天原から神武天皇のもとに遣わされ、熊野から大和への道案内をしたとされる3本脚のカラスで、サッカー日本代表のエンブレムにも使われてますね。

日本一でっかいおみくじを引く息子(笑)

樟霊社(しょうれいしゃ)。

樹齢約850年の樟(くす)を御神木として祀っていて、空洞化した幹をくぐる胎内くぐりで有名です。

この樟は平重盛の御手植えと云われています。

那智大社の隣りにある西国三十三所 第一番札所 那智山青岸渡寺(せいがんとじ)。

明治時代の神仏分離令により熊野本宮大社や熊野速玉大社では仏殿が廃されて今はありませんが、この那智では神仏習合の形態を今も見ることができます。

西国三十三所めぐりの一番札所であったことから破却をまぬがれ、後に那智山青岸渡寺として再興しました。

那智の定番スポット、インスタ映え間違いない那智山青岸渡寺三重塔と那智の滝。

お昼時だったから、この時は飛瀧神社参道入り口前のお店で和歌山らしく『梅冷やしうどん』を頂きました。

この後は那智大社のご神体、那智御滝に向かいます。

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紀伊半島1周 南紀 那智勝浦

2020年08月14日 14時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

南紀の中でも屈指の良港を有する和歌山県東牟婁郡那智勝浦町。

世界遺産 熊野那智大社を有し、歴史、自然、温泉などの観光資源が豊富で多くの人が訪れる町です。

過去記事<紀伊半島1周 熊野速玉大社

那智勝浦漁港。

日本有数のマグロ延縄漁の漁業基地で、水揚げは焼津、三崎に次ぐ第3位。

生マグロの水揚げ量に限っては日本一を誇ります。

遊覧船オルカ号

観光桟橋からは景勝地の紀の松島めぐりの遊覧船に乗ることもできます。

管理人たちは桟橋から船に乗って・・・

那智勝浦で一番の人気を誇る老舗ホテルの『ホテル浦島』へ。

半島ひとつが丸々ホテルの敷地で、本館の他に3つの別館がある巨大ホテルです。

本館から高低差77mの山上館へ向かうホテル浦島名物のエスカレーター『スペースウォーカー』。

3つのエスカレーターを合わせると154mもあるエスカレーターで、昇るのに6分弱もかかります。。。

途中、熊野の海も眺望することができましたが、高所恐怖症の管理人にとってはかなり怖いエスカレーターでした

ホテルからの眺めはチョー最高

遠くに見える船は海上保安庁の巡視船ですね~。

ホテルに入ってしまうと夕食や温泉の時間まで暇なんで、ホテル前の船付き場で息子と釣りに挑戦

でも、風が強くてコンディションも悪く、小さいメジナ(グレ)しか釣れませんでした~。

夕食のバイキングではマグロの刺身や漬け、名物のサンマの押し寿司が旨かったなぁ

20年くらい前に那智本宮大社に行った時に初めてサンマの押し寿司を食べて以来、すっかりその虜になっちゃてます(笑)

ホテルには5つの温泉があって、中でも有名なのがこの洞窟の中にある忘帰洞温泉。

※写真はホテルのHPから拝借しました。

泥岩層の破砕帯が熊野灘の荒い風波に浸食された天然洞窟を利用した温泉で、ホテルが大正時代に営業を始めた時、旧紀州藩の徳川頼綸公が訪れ、「帰るのを忘れるくらい心地良い」と言われたことが名前の由来なんだそうです。

洞窟の間口に露天風呂もあって、そこからの景色も絶景でした~

遠くの山に大きな卍がハッキリと見えますね。

黄泉(よみ)の国への入り口とも言われ信仰を集める真言宗妙法山阿弥陀寺がここにあります。

この時の行程には入ってませんでしたが、一度は行ってみたいお寺さんです。

道の駅 なち

地元産の野菜やお土産物を売ってる小さな道の駅でした。

熊野那智大社へ向かう道と国道42号線の分岐点にあるJR紀勢本線 那智駅。

那智大社の社殿を模したような駅舎が目を惹きますね。

駅自体は無人駅なんだそうですが、その前に世界遺産情報センターや町営温泉「丹敷の湯」がありました。

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紀伊半島1周 熊野速玉大社

2020年08月14日 04時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

過去の旅行・行楽記から『紀伊半島1周の旅』と題して、再編・再録して紹介しています

三重県紀宝町から熊野川を渡り、いよいよ和歌山県新宮市に入りました。

熊野川がかつて交通の大動脈だった頃、その河原は多くの熊野詣での客で賑わい、ご覧のような川原家という形態の建物が軒を連ねてお店を開いていたそうです。

和歌山県新宮市は熊野川の西側に位置し、熊野三山のひとつの熊野速玉大社の鳥居前町として栄えてきました。

過去記事<紀伊半島1周 ウミガメの町

熊野川は年に数回大水が発生する暴れ川で、川原家は釘を使わず解体・組み立てできることから、大水の都度 店を畳んで高いところに引き上げ、水が引けばまた河原に建て直して開店していたそうです。

熊野三山のひとつ、全国の熊野神社の総本宮、熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)にやって来ました。

熊野速玉大社は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ;イザナギノミコト)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ;イザナミノミコト)を主祭神としています。

平日の午前中だったから参詣客もほとんど居らず、綺麗な写真が撮れました 

青空、緑の木々、朱い社殿のコントラストがめっちゃ素敵でした

自然信仰が根付く熊野の神倉山ゴトビキ岩に神々が降臨し、景行天皇58年、現在の地に真新しい宮(新宮)を造営して神々をお迎えしたことが熊野速玉大社の起こりと云われてます。

熊野信仰は自然を御神体とする原始信仰から神社神道へと型を変えて現在に至ります。

摂社の神倉神社のゴトビキ岩も見てみたかったけど、時間の関係でこの時は断念しました。また次の機会ですね。

熊野三山、高野山、吉野大峯の霊場とそこへ向かう参詣道が2004年にユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)』に登録され、この熊野速玉大社ももちろんその世界遺産の構成資産のひとつなってます。

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紀伊半島1周 ウミガメの町

2020年08月13日 17時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

三重県紀宝町、国道42号線沿いにある『道の駅 紀宝町ウミガメ公園』。

管理人の好きな道の駅のひとつで、これまでに4~5回は来てると思います。

和歌山新宮と三重熊野の間にあって、休憩がてら短時間楽しむにはちょうど良い場所なんです。

紀宝町は和歌山県新宮市と接する三重県では最も南にある町で、今は新宮市のベッドタウンにもなってるみたいですね。

温暖な気候でマイヤーレモンの出荷量は隣の御浜町と合わせて日本一だそうです。

紀宝町ウミガメ公園には土産物・特産品売り場やレストランの他にその名の通り、ウミガメがいる道の駅です。

ピンポン球のようなウミガメの卵。

紀宝町の海岸はウミガメが産卵しにくる場所で、このウミガメ公園がウミガメの保護活動の拠点になってます。

ショップで売られているお土産やグッズの売り上げはウミガメの研究や保護活動の資金に使われてます。

ウミガメが飼育されてるウミガメプールでは餌(有料)をあげたりもできますよ。

亀の甲羅を背負って記念撮影

昔来た時、息子が甲羅を背負った姿に、「亀仙人みたい」と家族で言っていたら、この時は亀仙人のフィギュアも置いてありました(爆)

ウミガメ公園、なかなかいいセンスしてるぜww

これは産卵用の砂地かな

さぁ、三重県の紹介は今回でお終い。

いよいよ次回は熊野川を渡って和歌山県に入りまーす

過去記事<紀伊半島1周 みかんと熊野灘

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紀伊半島1周 みかんと熊野灘

2020年08月12日 17時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

南北に長い三重県・・・海岸線の長さは本州では山口に次いで第2位です。

島が少ししか無いのにこの海岸線の長さは凄いですね。

過去記事<紀伊半島1周  鬼の棲み家

さて、今日紹介するのは三重県南牟婁郡御浜町。

温暖な気候を活かしての柑橘栽培が盛んな町で、「年中みかんのとれる町」として1年中みかんが出荷されてます。

『道の駅 みかんパーク七里御浜』にやってきました。

みかんの町にふさわしく色んな種類のみかんジュースがいっぱい

お土産に数本100%みかんジュースを買い求めました。

道の駅の目の前に広がるのは熊野灘の海。

俗に七里御浜と呼ばれるこのなだらかな海岸線は日本の自然百選、日本の渚百選、白砂青松百選にも選ばれている絶景ポイントでした。

砂礫質の緩やかな海岸線が続く総延長22kmの海岸線で、海沿いの参詣道として世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)』の構成資産のひとつにもなっています。

これまで七里御浜に平行して走る国道42号線は何度かドライブしたことはあるけど、波打ち際まで降りてみたのはこの時が初めての経験でした。

平日だったから観光客もおらず、綺麗な海岸を独り占めできました(笑)

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紀伊半島1周 鬼の棲み家

2020年08月11日 18時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

三重県 紀勢自動車道の終点、大泊ICを降りてすぐのところにある世界遺産鬼ヶ城センター。

過去記事<紀伊半島1周  海の恵みに感謝!

場所は三重県熊野市。

志摩半島から続いた複雑なリアス式海岸線も今日紹介する鬼ヶ城でお終い。

ここから先はなだらかな海岸線が続く熊野灘になっていきます。

鬼ヶ城センターは世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)』の観光情報コーナーのほかに地元の土産物販売やカフェ、レストランのある施設でした。

土産物の販売スペースがすごく大きくて、見てるだけで結構楽しめますよ

熊野漁協水産物直売所。

窓に貼られたマグロ丼や海鮮丼の写真がいつ来ても美味しそうなんですよね~。

漁協の直売店だから新鮮な魚介類がリーズナブルな価格で買えるそうで、丼物のテイクアウトもできるそうです。

さて、鬼ヶ城(おにがじょう)は熊野の海岸景勝地で、国の名勝(熊野の鬼ケ城 附 獅子巖)の一部になってます。

ここから眺める熊野の海が綺麗で、管理人のお気に入りの場所のひとつなんです。

1935年に国の天然記念物に指定され、2004年にはユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)』の構成資産にも登録され、日本百景にも選定されてます。

 

海岸に沿って存在する奇岩群の中におよそ1kmに渡って遊歩道が整備されてます。

熊野灘の荒波に削られた大小無数の海食洞が地震による隆起で階段上に並んだ異様な岩たちはまさに鬼の棲みかのようですね

ここで坂上田村麻呂が鬼退治をしたという伝説が伝わってます。

征夷大将軍の坂上田村麻呂ってホントあっちこっちで怪物退治してますね(笑) 

管理人の地元でも坂上田村麻呂の蟹の化け物退治の伝説があって、彼を祀る田村神社も鎮座しています。

これ多分、岩の表面は何かで塗り固めてあるんだろうけど、下を歩くと今にも崩れてきそうでちょっと怖いもんがありました

近くには同じく世界遺産の構成資産になってる花窟神社(はなのいわやじんじゃ)もあります。

まだ行ったことはありませんが、熊野の自然信仰ひとつである巨岩信仰の形を今に残す場所で、和歌山県新宮の神倉神社と対をなす神聖な場所と云われてます。

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紀伊半島1周 海の恵みに感謝!

2020年08月10日 02時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

紀伊半島1周の旅 11回目は三重県尾鷲市です。

過去記事<紀伊半島1周  紀北から尾鷲へ

ひのきと魚のまち、尾鷲市。

面積の9割は山林が占め、黒潮の流れる熊野灘に面した海岸はリアス式海岸です。

日本の中でも雨が非常に多い地域で年間降水量は4,000mm近くに達します。

漁業、林業が盛んで、スギやヒノキなどの薄板を曲げて作られる円筒形の木製の箱(尾鷲わっぱ)が有名ですね

尾鷲の魅力は何と言っても沖合に黒潮が流れる暖かくて綺麗な海。

海を覗けば、暖かい海の沿岸の岩礁や珊瑚礁域に生息する鮮やかなブルーのソラスズメダイが群れをなしてます

そんな尾鷲は釣りをするのにもってこいの場所

アカハタ

オオモンハタ

いずれもハタ科に属するお魚で高級魚なんですよ~

上からオオモンハタ、アカハタ、イトフエフキの煮付け・・・海の恵みに感謝です

サビキで釣ったトウゴロウイワシ。

イワシの名前が付いてますが、ボラに近い仲間で、ウロコが硬いことから下ごしらえが面倒くさいため流通する魚ではありませんが・・・

ウロコを丁寧に取って、唐揚げ粉をつけて揚げると、めちゃウマ

みえ尾鷲海洋深層水アクアステーション

尾鷲海洋深層水利用協議会と尾鷲市商工課が運営する事業のひとつで、深層水を有効に活用し、様々な分野への利用研究や事業化促進、地域活性化への寄与を目的としているそうです。

海洋深層水は太陽光が届かず、水深200メートルより深く、表層の海水と混ざらない深さにある海水のことだそうで、必須微量元素や各種ミネラルがバランス良く含まれているため、さまざまな有効利用の研究が進められてます。

実際、お酒や醤油の醸造に使われたり、温泉や魚の飼育・養殖にも利用されてるそうです。

通常は三重県内の企業や研究施設向けの大口の分水(有料)のみですが、年に1度ある『深層水フェスタ』の日に行ったら、10Lまで無料で分けてもらえました

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紀伊半島1周 紀北から尾鷲へ

2020年08月08日 18時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

紀伊半島1周の旅、志摩半島を離れてさらに南へと向かいます。

過去記事<紀伊半島1周 英虞湾は魅力がいっぱい

三重県紀北町、紀勢自動車道にあるキホクニヤ。

紀北町は2005年に紀伊長島町と海山町が合併して誕生した町で、総面積の9割近くを森林が占めてます。

民話「種まき権兵衛」の舞台でもあり、種まき権兵衛の里という庭園施設もあるそうです。

さて、このキホクニヤ、てっきり紀北と紀伊国屋を掛けたもんだと思っていたら、紀北を身近に感じて欲しいということで、紀北とNEARでキホクニヤになったそうです

地域の物産やお土産を買うことができるお店でした。

紀北町のマスコットキャラクラーのキーホくん。

マンボウと熊野古道と清流銚子川をイメージしてます。

カフェやレストランのある始神(はじかみ)テラス。

紀北町紀伊長島区と海山区の境に位置する始神峠は熊野古道のひとつで、峠の展望台からは紀伊の松島と呼ばれる島々を一望することができるそうです。

さぁ、ここからいよいよ世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道(熊野古道)』の世界に入っていきますよ~。

さらに南に下るとそこは尾鷲(おわせ)。

この海の透明度凄いでしょう

尾鷲は最近ハマってる場所です。

三木浦マリンパークにて。

夏のレジャーもひと段落した秋だったから、綺麗な砂浜一人占め

なぜか、砂浜で○×オセロしてる息子と妻です(爆)

尾鷲のラーメン店「きくや」さんのチャーシュー麺。

尾鷲に行く度に行っていたお気に入りのお店です。

ちょっと前に海沿いの店舗から尾鷲市内に移転したのは知ってましたが、最近ネットでみるとGoogle Mapには閉鎖と出てきます。

まだお店があるのか閉店してしまったのがヒジョーに気になります

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紀伊半島1周 英虞湾は魅力がいっぱい

2020年08月07日 15時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

三重県の志摩半島南部、リアス式海岸で囲まれた英虞湾(あごわん)の風景です。

伊勢志摩国立公園の中心で、御木本幸吉が真珠養殖に国内で初めて成功したのもこの英虞湾でした。

紀伊半島1周の旅、第9回目はその英虞湾に面した賢島(かしこじま)です。

2016年に賢島の志摩観光ホテルで開催された第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)で賢島の名前も一躍有名になりました。

過去記事<紀伊半島1周 エスパーニャカーニバル

近鉄賢島駅から歩いて15分ほどのところにある桟橋から定期運航している英虞湾クルーズ船のエスペランサ号。

スペイン大航海時代のカラック船と呼ばれる船をモチーフにしてます。

クルーズの途中、ミキモト真珠養殖場がありました。

真珠の核入れを見学した出口真珠さんで。

志摩スペイン村と同じく近鉄グループの志摩マリンランド。

1970年、大阪万博の年に大阪なんば~賢島間の近鉄直通運転が始まったのにあたり、観光客誘致のために建設された水族館です。

マンボウが泳ぐ水族館を標榜し、日本の水族館の中ではマンボウ飼育の草分け的存在で、1981年から飼育を始めました。

因みに三重の紀伊長島ではマンボウが郷土料理になっていて、国道42号線沿いにある『道の駅 紀伊長島マンボウ』ではマンボウの唐揚げや干物も売られていて、レストランではマンボウのフライ定食も提供されてます。

20年くらい前に行きましたが、写真はありません。。。

大きな回遊水槽では1日に数回、海女さんの餌付けショーがあります。

ケヅメリクガメ。

2006年に公開された特撮怪獣映画『小さき勇者たち~ガメラ』で ガメラの赤ちゃんとして出演した俳優さんです(笑)

きっと今はもっと大きくなってるんでしょうね~

志摩市浜島町にある志摩地中海村。

元々、会員制リゾートとして1993年にオープンし、会員以外の立ち入りは禁止されてましたが、2010年頃に一般宿泊施設となり、一般観光客の敷地内への立ち入りもOKになりました。

それにしてもこの辺りの観光施設は何でこんなにスペインや地中海が好きなんやろね(笑)

地中海村ではスペインのアンダルシア地方やカスティーリャ地方を模した街並みが再現されてます。

宿泊の他、レストランやカフェ、土産物店もあって、プールや体験工房、フィッシング、英虞湾クルーズなどのアクティビティがありました。

この時はクルーズ船の桟橋で息子と釣りをして、アジを釣りました

それまで秘密のベールに包まれていたこの場所も、2015年頃からSNSで写真がアップされるようになると、映える場所として一躍人気の観光スポットになっちゃいました。。。

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紀伊半島1周 エスパーニャカーニバル

2020年08月05日 15時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

紀伊半島1周の旅 第8回目は前回に引き続いて、三重県志摩市磯部の志摩スペイン村の紹介でーす

過去記事<紀伊半島1周の旅 パルケ・エスパーニャ

人気イベントのパルケ・エスパーニャパレード『エスパーニャカーニバル"アデランテ"』

毎日、お昼過ぎに1回だけ行われるパレードで、複数台のフロートがシベレス広場からフィエスタ広場を巡ります。

写真は先頭フロートの"ロゴフロート”。

スペインの太陽、ドンキホーテとサンチョパンサ像などのスペインのイメージをコラージュしたフロートですね。

フラメンコダンサーが主役のフェリアクイーンフロート。

他にも闘牛をイメージしたフロートやアンダルシアの馬祭り?をモチーフにしたものもありました

スペイン村のマスコットキャラクターのドンキー(左)とサンチョ(右)。

もちろん、ドンキホーテと従者のサンチョパンサがモチーフになってます。

サンタクルス通り。

スペイン村の中で管理人が一番好きな景観がココ。 

本当のスペインみたいですね~、知らんけど(爆)

この通りの建物の中にはヨーロッパのワインやビールの展示室や謎解きアトラクションがあったりして楽しめました

名作『くるみ割り人形』の世界を体験できるライド型アトラクション。

ユル~いアトラクだけど、小さなお子さんは喜ぶこと請け合いです

コロシアムで行われるキャラクターショー『パティオ デル カント~ダルシネアの秘密の花園~』。

大きな風車が回るこの建物の中には『ドンキホーテ冒険の旅』と題したライド型アトラクションがありました。

コロンブス広場にて。

ボート型アトラクションの『フェリスクルーズ』。

今はのんびりしたライドアトラクションになってしまいましたが、2012年までは上の写真のローマの遺跡から船型ライドですべり落ちるウォーターライドアトラクション『アドベンチャーラグーン』でした。

一番好きだったアトラクションだったから、終了してしまった時はとても残念に思ったものです

息子を初めて連れて行った時の懐かしい写真。

8月23日まではこのシベレス広場でプロジェクションマッピングを使った『ナイトスペクタクル エスティバル フェスティバル』が開催中だそうです。

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2020年夏 志摩スペイン村CM

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紀伊半島1周 パルケ・エスパーニャ

2020年08月03日 18時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

三重県志摩市、的矢(まとや)湾に架かる的矢大橋。

その先に見えるのは近鉄伊勢志摩リゾート 志摩スペイン村です。

場所は三重県志摩市磯部、ちょうど鳥羽と賢島の中間点くらいですね。

過去記事<紀伊半島1周 超水族館だけじゃない

エスパーニャ通り

志摩スペイン村は近鉄の総合リゾート施設で1988年に開園。

テーマパークのパルケ・エスパーニャを中心にホテル志摩スペイン村、天然温泉ひまわりの湯で構成されてます。

マイヨール広場

手頃な広さと20以上の様々なアトラクション、美しい景観が魅力的で、これまでに家族で3回訪れてます。

ストレスにならないほどの混み具合もイイ感じです(笑)

フィエスタ広場は遊園地ゾーン。

吊り下げ式インバーテッドコースターのピレネー。

これは、ちょっと無理・・・

スプラッシュモンセラー。

急流すべりは家族みんなが好きなアトラクションでーす

ガウディカルーセル。

スペインを代表する建築家ガウディの幻想的な世界をモチーフにしたカルーセル・・・だそうです。

シベレス広場で突然始まったキャストさんによるフラメンコ。

見物してたら、お姉さんに連れていかれて、一緒にフラメンコを踊らされました

めっちゃ恥ずかしかったけど、嫁さんには大ウケでした その時の写真は自主規制でお見せできません(爆)

奥の煉瓦造りの建物はバビエル城博物館。

中には旧石器時代のアルタミラ洞窟の壁画の実物大レプリカ(世界で3つあるレプリカのひとつ)やコロンブスと大航海時代の展示物、スペインの生活と風習に関する展示などを見ることができます。

次回もパルケ・エスパーニャの様子を紹介しまーす。

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紀伊半島1周 超水族館だけじゃない

2020年08月01日 18時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

紀伊半島1周の旅、第6回目は前回に続いて三重県鳥羽市です。

過去記事<紀伊半島1周の旅 鳥羽で遊ぶ

鳥羽の観光スポットと言えば、超水族館をキャッチフレーズとする管理人が大好きな『鳥羽水族館』。

飼育展示魚種は1,200種と日本最大を誇ります。

館内は他の水族館のような順路はなく、完全にフリーで好きなエリアを思い思いの順番で巡ることができます。

鳥羽水のアイドルは国内の水族館で唯一飼育されているジュゴンのセレナ。

1987年に日比友好の印として当時のフィリピン アキノ大統領から贈られ、この鳥羽水族館にやって来ました。

セイウチふれあいタイム。

大きなセイウチが腹筋したりとなかなかの芸達者

最近はセイウチショーを見せる水族館が増えてますね。

アマゾンや東南アジア・アフリカの河川・湖沼に棲む生き物たちが展示されているエリアにカピバラがいました。

運が良ければ後ろの水槽に浸かってる姿を見ることもできます。

因みにカピバラは「草原の主」という意味があるそうです。

南米チリのマゼラン海峡に生息する冷たい海を好む小型のイルカであるイロワケイルカ(通称 パンダイルカ)。

本当にパンダの配色に似てるのが何とも不思議ですね~

日本国内では1987年にこの鳥羽水族館で初めて公開されました。

2015年にリニューアルされた奇跡の森エリアで中米から南米に棲むハリスホーク(和名 モモアカノスリ)と記念写真

過去に鳥羽水族館では6年間餌を食べなかったダイオウグソクムシNo.1(愛称 1号たん)が話題になり、ニコニコ動画で生配信されるなどして人気を博しました。

その「1号たん」が死んでしまった時は追悼番組も配信され、一時 鳥羽水族館のサーバーがダウンするほどアクセスが集中したんだとか・・・

2014年にはニコニコ動画を運営するドワンゴからこのダイオウグソクムシの像が寄贈されました(笑)

鳥羽ではミキモト真珠島そばの桟橋と鳥羽マリンターミナルから鳥羽湾・イルカ島めぐりの遊覧船が定期運航されてます。

写真は12年前と古いですが、この竜宮城みたいな船 凄いでしょう 

舳先には浦島太郎が乗ってます(笑)

鳥羽湾を遊覧し、イルカ島(日向島)海洋遊園地に着きました。

海辺ではご覧のようなイルカショーのほかイルカタッチプール、お土産物店、レストラン(フリッパーズキッチン)での食事が楽しめます。

そして、アシカショーを観るにはリフトに乗って山の中腹あたりまで登って行かないといけないというブッ飛んだ観光スポットです

さて、鳥羽から南の志摩方面へ向かうパールロードの途中にある鳥羽展望台から臨む太平洋。

ここにあるレストラン VistaMare(ヴィスタ・マーレ)さんは日本の絶景レストランBEST30にも選ばれてるそうですね。

展望台には鳥羽出身の演歌歌手、鳥羽一郎さんの兄弟酒の歌碑もありました

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紀伊半島1周 鳥羽で遊ぶ

2020年07月31日 18時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

紀伊半島1周の旅、第5回目は三重県鳥羽市の紹介です。

鳥羽は温暖な気候で、ちょうど伊勢湾と太平洋を分ける場所に位置し、愛知県の渥美半島とを繋ぐフェリーも就航してます。

過去記事<紀伊半島1周  二見は改名が流行り?

近鉄鳥羽駅前が新市街の中心で、旧市街は少し南西側にあります。

佐田浜港の公営駐車場に車を止めておくと、周辺の観光地へのアクセスも楽々ですよ。

駅前にある鳥羽一番街では周辺のお土産物が揃うのでめっちゃ便利なお店です

道路と近鉄の線路を挟んで鳥羽水族館の向かいにあるのが鳥羽城跡。

九鬼の家紋である『左三つ巴』が掲げられてますね。

ここから丘を上がっていくと本丸・天守跡があります。

中世はこの地を治めた橘氏の居館で、文禄3年(1594年)に豊臣秀吉の家臣で九鬼水軍を率いた九鬼嘉隆がその跡地に築城しました。

ミキモト真珠島

鳥羽湾は英虞湾(あごわん)と並んで日本の真珠養殖発祥の地。

このミキモト真珠島は(株)御木本真珠島が経営するレジャー施設になっていて、真珠博物館や真珠販売店、レストラン、海女さんの実演を楽しめます

市営の公共ビーチやホテルのプライベートビーチも何か所かあるので海水浴客にも人気の鳥羽です。

写真は鳥羽グランドホテルのプライベートビーチだったかな。。

次回の記事も鳥羽の続きでーす

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紀伊半島1周 二見は改名が流行り?

2020年07月30日 18時00分00秒 | 紀伊半島1周の旅

紀伊半島1周の旅 第4回目は伊勢市二見です。

元々は三重県度会郡二見町で今は伊勢市と合併しました。

過去記事<紀伊半島1周 お伊勢まいり

まずは伊勢安土桃山文化村(現 ともいきの国 伊勢忍者キングダム)から。

1993年に日光江戸村グループとして『伊勢戦国時代村』の名でオープンし、2008年には『伊勢安土桃山文化村』に改名。

オープン当初は年間200万人の来場者だったのに2015年頃には8万人までに落ち込んでしまいました。

戦国時代村の当時は確かに賑わってましたが、この時は3,000台収容の駐車場に50台も止まっていないというかなり悲惨な状態でしたね・・・

マスコットキャラクターのにゃんまげも暇そうで、ほぼ独占状態(笑)

かなりの数の写真を一緒に撮ってくれました

70億かけて復元した安土城天守閣・・・今は使われてるんだろうか

2016年には不動産ファンドに買収され、100億かけて温泉施設なども完備し、2017年に『伊勢安土桃山城下町』としてリニューアルオープンしました。

そして、2019年に『ともいきの国 伊勢忍者キングダム』に改名された何とも忙しい観光施設です。

今はどんな感じになってるのか分かりませんが、飲食店も時代劇のセットみたいで面白い場所でした。

妖怪屋敷や忍者からくり迷路。

今の忍者キングダムでは忍者アトラクションや温泉、美食街をウリにしてるようですね。

伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス。

ここも二見シーパラダイスから改名しました(爆)

セイウチ

トド

水族館部分は小規模ながら、距離感ゼロの水族館を標榜してるだけに海獣たちとの距離の近いこと近いこと・・・。

こういったふれあいの方法は他の水族館にも大きな影響を与えた今年で開館54年目の老舗水族館です。

いろんな動物に触れたりできるので、ファミリーに人気があります

そのお隣にあるのが、二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)。

縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益があるとされる神社で、お社の目の前の二見浦は本来伊勢神宮に参拝する前の禊の地でした。

夫婦岩

夫婦岩は日の大神(天照大神)と沖700mのところに沈む猿田彦に所縁の興玉神石を拝むための鳥居の役目を果たしてます。

二見興玉神社は伊勢神宮に次いで、三重県で2番目に参拝者の多い神社です。

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