人々の昇華力について考察してみる。静観。

防災カレンダー
太陽電子束が乱れています。地震注視日。



24日01時04分、与那国島近海でM6.3の地震発生、最大震度3。震源は地下約20km

斜め上から横にかけて連なる太い雲（写真無し）
福岡県北九州市


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人々の昇華力について考察してみる。静観。
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　本日で１５回目という思ったより長いシリーズとなった本考察ですが、いよいよ最終的なまとめとなるようです。現時点での整理がついた部分のまとめメモ。

　私の会社は何度も倒産の危機がありました。小さい会社でありますので。本当に資金繰りに苦しんで。この困難から抜け出せるならどんな存在とも契約したって構わない。当時は本当にそのように追い詰められておりました。

　しかし幸いにも何とも契約することなく会社の危機を抜け出せることが出来ました。それは
・出来る努力は精一杯やれるだけやろう。
・そして資金繰りくるし〜という心の悲鳴はもうやめよう。
　この二つを実践した実験の結果であったかもしれません。今の私の仮説の元となった重要な体験の一つであります。

　私達は実は自分の意思で人生をコントロールすることが出来たのです。それはまず「観察」であります。「観察」というパワーが現実に干渉して現実を創る。量子力学のさまざまな実験がそれを証明しています。




１　観察することで現実が変わる。

　現実は複数の可能性が同時に存在していますが、人が観察することによって一つに固定化されます。そしてその固定化は本来はその人の心が描く方向に固定化されるのです。



２　表面自我が創り出す現実は無自覚のまま。

　しかし「表面自我のおしゃべり」がその方向性をコロコロ変えます。それは分子のブラウン運動と同じです。その時目に入った情報。耳に入った情報。などなどいろいろな情報に対して脊髄反射。興味が刻一刻と変わります。



　あるいは表面自我が創り出した思い込みの世界。過去の悔恨と未来の心配。同じ所をぐるぐる回り続ける。住む場所も働く場所も変わっても同じ場所をぐるぐる。私の人生は自分で縛っている。自分の思い込みが自分を縛る。私はこうして同じ悩みを抱える人生を自分で創り続けています。


　特に表面自我とは人生をスリリングにするために進化の途中で人類に与えられたリンゴ（あべこべ装置）でありますから、自分が欲しているものとは逆方向にハンドルを切るのです。それは
「避けたい逃げたいものを引き寄せる。」
「欲しい欲しいと執着するものを遠ざける。」


　表面自我の性質は斯くの如し（かくのごとし）
・ころころ変わる興味対象
・思い込みの錯覚世界
・あべこべ装置

　これら３つの表面自我の性質により、私達は「自分の人生は自分が創っている」とは思えないのです。何か他の力によって自分の人生が翻弄されている。そのように思ってしまうのです。表面自我はあべこべ装置だから。

　見えない世界に願掛け祈願をする人の気持ちでもありますね。どんな存在とでも契約して良いから、自分を幸せにして。と願う。しかし本来自分の人生は自分でコントロール出来るものなのでありました。



３　陰陽の仮説の視点で表面自我のおしゃべりを観察する。

　さて自分の人生をコントロールするには表面自我のおしゃべりを鎮めることが必要となります。
　しかし表面自我のおしゃべりは「おしゃべりをやめましょう」という気持ちだけでは、鎮めることはできません。黙らせる片っ端からしゃべり続けます。なぜか。それは表面自我が抱え込んで手放さない「核」が昇華出来ていないからです。

　ではこの「表面自我の核」を観察することとなるのですが、ここで陰陽の仮説という理解が役に立ちます。陰と陽の事象は同時に発生します。一つは表面の事象として。もう一つは潜在の因子として。必ず真逆の陰と陽でバランスがとれるのです。

　ですから自分が今貧乏くじをひいているという人生でも、それは必ず同時に見えない幸運の因子を貯金として蓄積しています。恨んだり嘆くという行動で貯金を浪費しない限り。良い因子の貯金は良い御顔となって誰にでもわかります。

　また逆に自分の誠意を踏みにじる人間。弱い者に理不尽にあたる人間。その人は大いなるマイナスの借金を絶賛蓄積中です。これらの人は必ず自分の人生でその借金の帳尻を合わせなければなりません。もしこの人生で返しきれない場合は、次の人生のスタートラインで相応したハンデを持たざるを得ない。というように。
　このように天が裁いてくれるのに、何でしつこく表面自我は拘り（こだわり）続けるの？　私は天を信用していないということ？　あんな非道い仕打ちをしたあいつ。天が裁くなんて待ってられない。私はずっと不平を言い続けたいんだ。天ではなく私が復讐するんだ。私は自分自身で自分をずっと不幸のまま縛っていたいんだ。（表面自我の本音）あらら。

　観察することで表面自我の本音が観えてきます。でありますから表面自我のおしゃべりを無理にやめさせることはありません。私達が出来ることはそのおしゃべりの内容を観察すること。表面自我は幸せになりたいなりたいって口では言いながら、私自身が不幸なままでいる。不幸なままに縛り付けていることを願っていたのでした。なんせあべこべ装置ですから。
　だから私達は、あ〜あ。またあべこべ装置があべこべしゃべっているよ。と知りながら観察すれば良いのであります。



４　静かに観察することの意味。

　私達が「因果におまかせ」の境地で世の中を観察する時、それは静かな観察となります。

　因果にお任せとは、相手に報いが返るかもしれませんが、自分に返る報いも逃げずに受け切るという覚悟です。

　もし私が自分の良心に背いていることがあればそれを私は逃げずに受けます。
　もし私が人の誠意を踏みにじったり裏切ったり、弱い人を傷つけていたのであれば、その報いは私は受けます。
　もし私がやるべき努力を怠っていたのであれば、その努力不足、行動不足、配慮不足の報いもまた私は受けます。

　出来る努力は全てやった。人に対しても社会に対しても、私は自分の良心に恥じることはしていない。もし自分で気づかない至らない点がある場合（おそらくあるでしょうが）その報いは甘んじて受けきりましょう。

　これが「因果におまかせ」の境地であります。


　この「因果にお任せ（＝表面自我のおしゃべりが止んだ）境地」で社会を観察する時。その時、観察者には不安な心持ちはありません。どんなことが起きてもそれを受け入れるという覚悟での観察。それを「静かな観察」と呼びます。

　人が自分の人生を「静かに観察」する時、その人は自分の人生をコントロールすることになります。自分の真我が想う絵を自分の人生という時間空間に自分の意志で描き置く。ということであります。


　このシリーズ終わり。お読み頂いてありがとうございました。

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おまけ（読者の方から教えて頂いたこと）
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例:嫌なお客さんに苦しめられた）【悪い過去】
しかし後年、「あの経験があったから多少の事ではヘコタレない自分がいる。あの人に感謝」【良い過去】に変わる。

→　もちろん上記の現象もあると思います。ただ現在の状態に応じて、本当に遺跡や文献などの発見で「過去の歴史」そのものが修正され上書きされる。ということがあると考えております。

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どう考えても売Ｏ法案にしかおもえません。　とっとと進めてしまって、、今の現状も把握しているのか、単に労働力の問題なのか。　これがアＯノミクスの正体ですか。　とってもがっかりしてます。

→　外国人労働者の受け入れの盲点は、その方たちも数十年後には高齢者になるということです。今外国から若い労働者を入れて永住させるということは、数十年後その方たちが膨大な数の高齢者層になるということです。日本という国はどれだけ責任をもってその膨大な高齢者層を介護する予定なのか。ということです。
今外国人受け入れを賛同している人は、労働力として受け入れた外国人はみな永遠の若者のままだと勘違いしているように思えます。

それを別にしても治安と安全保障（スパイ防止法など）の対策も必要であると思います。

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仕事に関係のないことで、噂話や悪口が言われても、またそれを皆が信じていても因果にお任せですね。やっと、身体を起こせそうな気がします。やらなくちゃいけないことを一つ一つやります。本当は消えてしまいたいな。

→　理不尽な職場環境の中で試行錯誤することが「一番美味しい」体験なのです。逆です。

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「自分でやれる事は出来る限りやる」は良い因果への努力と相手への愛情と思いやりを思っていることかな、ということが今のところの感想です。そうすると何故か、四方八方ずずずいーと、「上手くいく」「何もかも上手くいく」のでした。

→　ありがとうございます。真理ですありますね。

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何故なら、多くの見る者の背後に居るのは、ただ一人の見る者だからです、と。
なるほど！

→　なるほど。

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要するにはですが、分かりやすくまとめるとですね、んー、一般的に表現するところのマイナスと言われる部分を意識することで（注視、ドンとこいと構える）プラスの現実しか起こらない。。

→　「マイナスと言われる部分を意識すること」・・・意識だけではなく実際の行動が重要なのです。対策にお金をかけるとか手をかけるとか足を運ぶとか人に知らせるとか。

物理学では　仕事量＝力 ✕ 移動距離　と表せます。つまり力をかけても動く距離がゼロならば仕事量がゼロです。因子の昇華も意識だけじゃなく実際の行動との掛け算となります。

我々が生きているこの次元は「行動」によって「刻まれる」次元であるからです。

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想定することでリピートが減るといいなあ。

→　有益な実験ですね。結果が楽しみです。試行錯誤が重要であります。
「正解」に価値があるのではなく「正解に至る試行錯誤」に価値があるのですから。

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あがけばあがくほど、うまくいかないってわかります。それって何ででしょうね？(・・?

→　あがく＝表面自我（あべこべ装置）が逆向きにハンドルを切る。であるからです。でありますから表面自我が行きたい方向とは逆方向に進むと出られます。
表面自我「逃げたい」　→　ならば逃げないで積極的に入り込む。
表面自我「助けて欲しい」　→　ならば自分が人を助けてあげる。
表面自我「あいつが原因だ」→　ならば自分が原因だ。

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違う場所にいるＡさんとＢさんが、同じ時刻に、同じ場所を観察すれば、もし山頂に初雪が降っていれば、どちらも初雪を観測するのではと思ってしまいます。
ＡさんとＢさんの属性により、変わることはないと。

→　そうです。誰かが観察した時点で現実が固定化されます。Aさんが観察することで現実が固定化されたならば、それはBさん、Cさん、Dさん・・・誰が観ても同じ現実となります。
しかし誰も（AさんもBさんも）観察しない場合、初雪が降っている現実と降っていない現実が重なっていて同時に存在しているということです。

それと、人によって現実の解釈が違う＝それぞれの表面自我の思い込みで生きている。ということは全く別の話です。思い込みは表面自我の錯覚です。
これに対して観察することにより重なっていて揺らいでいた複数の現実が一つに固定化されるというのは、誰でも最実験検証可能な物理現象です。

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許せないという気持ちを持ち続ける事は、一番不幸な事かもしれませんね。

→　その通りです。自分を不幸に縛っているのは実は自分自身であったのです。それを他人のせいだとずっとあべこべ認識でありました。
私の表面自我は、自分の不幸は他人のせい。と言ってそのことを嘆いたり愚痴ったり批判することを続けたかったのです。自分を不幸に縛る時表面自我は自分の存在意義を感じてる。

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善行を重ねると、上書きできる。今が変わると、過去も上書きできる。という、お話を思い出しました。結局、今が起点で基点となって、全て連動するのでしょうか。

→　その通りでございます。過去と現在と未来は同時に存在しておりますです。

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他にはないということなので、君の名はを読んでみます。ありがとうございました。

→　量子力学の勉強というよりは面白い物語として。ですね。

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本当はどんな事が起きたのか、どんな状態だったのか、タイムスリップ出来たらなぁといつも思います。
国として、明らかに出来ないことも多いのでしょう。
まるぞうさんは、明治維新をどのように捉えていらっしゃいますか。

→　私の空想小説の明治維新ではこんなストーリーかもと思います。
・未曾有の国難に対処するため、皇室が北朝から南朝に戻す動きがあった。
・南朝の新天皇は都を新しく東の京都に移し、三種の神器のうち勾玉と神剣もここに置いた。
・この新天皇は国を護るため、それまでの自然崇拝であった神道を、国家神道にした。この時、御神名の「太神」を点をはずした「大神」と表記されるようにした。

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1つの事柄にも解釈はいろいろあるが、一つに絞らなくていい。人の印象だって人によって違うのは多重人格ではなく、自然な事柄なのかもしれません。私はそう考えて楽になろう。

→　人の人格も他重層であると思います。どの波長に合わせるかによってそれぞれの面が出てくるのではないでしょうか。

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・目撃された場所（県名や地名など）
・目撃された方向（可能なら）
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