長篠落武者日記

長篠の落武者となった城オタクによるブログです。

月夜の散歩

2014年06月12日 | 日記
年初にダイエットに成功したのですが、新年度に入り多忙になった途端に太りだし元の木阿弥。

少しくらい整えておかないと健康診断が怖い。
ので、今週から少し時間を見つけて歩いております。

今日は子どもが早く寝てくれたので、本でも読もうと起きて窓の外を見ると、満月。
名古屋では満月のありがたみを感じることも少ないのですが、昨日雨が降ったせいか、めずらしく空気が澄んでおり、夜景が綺麗だったので久々に夜の散歩をすることとしました。

『月のでない夜には気をつけろ。』

と、よく時代劇の悪役がいいます。
あちこちに電気のあかりがある現在では月夜の明るさを認識できませんが、新城にいたときは実感したものです。

久々に月明かりでも楽しもうと散歩してみますが、やはり都会は明るい。
電気なのか月明かりなのかよくわからない状況で歩いておりました。

建物の明かりなどをみると、人が住んでいるんだねぇ、そこに生活があるんだねぇ、などと思うのですが、なんとなく気が休まらない。建物が立ち並び、そこに人の気配を感じてしまうんでしょうか。人込みが基本的に嫌いな人間としては落ち着かないのです。

新城の場合、猪とかにあったらどうしよう、とか、狐にばかされて肥溜めで体洗ってたらどうしよう、とか別の心配はありましたが、夜、月明かりに照らされながらあるいていると、腹の底から息を吐きながら「ああ、いいなぁー。」などと独り言を言っておったものです。名古屋だと独り言を言おうものなら、人がいないと思っていたところにいたりして変人扱いされてしまう。

そりゃ、血圧も上がるわなぁ、と、妙に納得。

新城にいた3年間だけ、不思議と正常血圧だったのです。これは会社の健康診断の結果が証明してくれています。
確かに最近気が抜けないな、と、思う。

早くリタイアして田舎暮らしがしたいと思った月夜でした。

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