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ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2020年1月28日(火) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~7巻第62話』

2020年01月28日 06時13分07秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容7巻
1月28日(火)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『燃える山脈』。
 p1~p3:温泉回(女湯編)
前回の話を読んだ方は期待せずにはおれなかった、今回の「温泉回」。
扉絵はその中でもかなり気合が入っております。
温泉で飛び蹴りをするルルロラも凄いですが、
実はレアナはこの時、身体が浮かないように、左手で必死に岩をつかんでいるのかと思うと面白いです。
それはそうと、「例の力」はやはりレアナがしている翼の形をしたブローチ(?)に宿っていたみたいです。
 p4~p9:温泉回(男湯編)
 どちらかというとこちらの方が衝撃的だった、ポポルの服を脱いだ姿。
自分は途中から察してましたが、ここでポポルが女性ではなく男性だと初めて気づいた方もいるようです。
ポポルの濡れ感が、本当に雨の日に散歩に出た犬のよう(毛の中身はこんなにシュッとしているのかという感じ)。
温泉に入る前ならもっともふもふなのかな。
長い髪が湯に浸からないように後頭部の上のほうでポニーテールにしているのもポイント高いです。
 又、ポポルがレアナの「例の力」に言及する。
「時間の逆行」,「瞬間移動」,「生命復活」いうチート技を可能とするその力が、まるで「原初の光」だと言う。
改めて「原初の光」ってすごいんだと思わせられた。そりゃ戦争も起こるな。
そんな「力」を持っていたレアナ、まだまだ明かされていない秘密はあるようです。
☆雑誌掲載時との違い:p5セリフ「やれとかずっと」→「やれとかずっと」,
p7セリフ「馬鹿いえ!」→「馬鹿言え!」,「本当にある(改行)わけないだろ!」→「本当にあるわけ(改行)ないだろ!」,
p8セリフ「多分俺も」→「多分(スペース)俺も」

 p10~p13:出会った頃より成長
 p10の3コマ目(が分かりやすい)のレアナの左耳に注目。いつも付いている宝石のようなものがありません。
p12の着替えて出てきたところでは付いています。
温泉に入るならぶらぶらするイヤリングをはずすのはおかしくないので、耳たぶについている方は常につけておくもののようです。
耳たぶの傷、癒えているけど傷跡が見える(完全に裂けてたもんな・・・)ので隠しているのかもしれません。
 レアナの胸の大きさに言及(( ゚д゚)ガタッ!?)。
翼のブローチに秘められた「力」を使い果たしたことによって、レアナの抑えられていた成長のあらわれなのだと。
成長が抑えられていたのは「力」を持つ代償?謎です・・・
そんなレアナの成長にラシルが何か感じとったのか・・・自分でも自分の気持ちに戸惑うラシル、これでご飯3杯はイケます!(*´艸`)〃
☆雑誌掲載時との違い:p10セリフ「胸ちょっと」→「胸(スペース)ちょっと」,
p11セリフ「な・・・なにを」→「な・・・何を」,「できればもう少し・・・」→「できれば(スペース)もう少し・・・」,

 p14~p17:星5つでも足りない
ここの演出はほんと素敵ですね。
見開きのレアナの表情がとても綺麗です。
八木先生ってこういう絵も描けるんだという驚きもありました。まだまだこれからが更に楽しみになりました^^
☆雑誌掲載時との違い:p14セリフ「おとずれる人の」→「訪れる人の」

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 『燃える山脈』、実写で見たなら、別府の大平山で行われる「扇山火まつり」みたいな感じでしょうか?
ラシルにとってはもっともっと綺麗に感じたでしょうね。
今までの話の中でも特に好きな62話でした。

2020年1月27日(月) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~7巻第61話』

2020年01月27日 09時32分10秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容7巻
1月27日(月)

☆デオドラ

↑※Picrew|つくってあそべる画像メーカーの『あの子がこっちを見ている』を使用させてもらい作りました。
ノイシュを見送るシーンのイメージです。
規約で画像加工できないので、左目の虎縞とかないですが、わりとよくできたと思います。


※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『新たなる旅立ち』。
 p1~p3:久々のダット博士
ダット博士が天空の飛行都市を見るのは10年ぶり。
10年前といえば、天変地異が起きる前兆とも言われるポポルたち「角を持つ兎(アルミラージ)」が生まれた年。
地上に起きている異常現象と飛行都市は何か関係があるのかも。
ダット博士が飛行都市を見て「そもそもあれは本当に、空に浮かんでおるのか・・・?」という疑問を抱いているが、
このつぶやきはおそらく何か重要な意味を持つのだろう。
☆雑誌掲載時との違い:p1セリフ「時からわしは、」→「時から(スペース)わしは、」
 p4~p6:ラトの町の復興
ラト族とツタ族の間にあった長い長い因縁は、お互い顔を見てしっかり話し合うことで、どうやら良い関係に向かっているようです。
一方レアナは二日酔いの様子。記憶もあいまいなよう。
自分は今まで記憶を無くすほどお酒を飲んだことはありませんが、覚えてないって想像するだけで怖いですね・・・
☆雑誌掲載時との違い:p4セリフ「手をかしてくれる」→「手を貸してくれる」,
p5セリフ「昨日のこと」→「昨日の事」,「喋ったこと、」→「喋った事、」,
p6セリフ「昨日何か、」→「昨日(スペース)何か、」,「私は一体何を」→「私は一体(スペース)何を」

 p7~p11:ノイシュとデオドラ
ノイシュとデオドラの別れのシーンです。
「ノイシュ」と「デオドラ」という名前の組み合わせ、実は元ネタがあります。
アイルランド神話のアルスター伝説群(アルスターサイクル)。
書籍でいうと、そのひとつに『悲しみのデァドラ』いうものがあります。

 これはデァドラ精選シリーズ全10巻の内の1冊で、日本語訳もされ、劇の台本形式で記述されており、わりと読みやすいほうかな(?)と思います。
「デァドラ伝説」は、ケルト民族にとどまらず全世界文学の中でも、もっとも有名な愛の物語のひとつだそうで、是非読んでみようと思い、この1冊を購入してみました。
デオドラ→デァドラ,ノイシュ→ニーシャと作品によって名前が少し違うことがありますが、2人のやりとりのシーンなど、『蒼穹のアリアドネ』の2人で想像してしまいます。
本の内容は紹介しませんが、デオドラとノイシュの運命はそれとは関係なく、自ら道を切り開いていくことでしょう。
☆雑誌掲載時との違い:p7セリフ「なんか落ちつくんだよ。」→「なんか落ち着くんだよ。」
 p12~p15:旅立ち
p12の5コマ目のイルルヤンカシュの目つきが可愛い (`´)
この表情を見た初印象で、自分は「ボスラッシュシリーズ」の顔を思い出しました。分かる人、共感してください・・・
☆雑誌掲載時との違い:p12セリフ「そんな(改行)顔すんなよ。」→「そんな顔(改行)すんなよ。」,
p13セリフ「もまれて一回り」→「もまれて一回り」

 p16~p17:皇女を狙う者
ぼろぼろになった木々の上に立つ2つの影。
どうやら皇女を狙っているみたいなので、飛行都市からの刺客だろうか。
ポポルの見た光はこの2人が地上に落ちたときの衝撃時の光?
レーヴたちもそうだけどいったいどうやって降りてくるのだろう?

2020年1月21日(火) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~7巻第60話』

2020年01月21日 22時53分38秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容7巻
1月21日(火)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『もう二度と』。
 p1~p2:大変な事とは・・・
カラーページのイラストはいばらに囚われた姫(レアナ)と姫を守ろうとしている騎士(ラシル)。
どこかの国の叙述詩に出てくる一場面のような絵ですね。
☆雑誌掲載時との違い:p2セリフ「こんなことには・・・」→「こんな事には・・・」
 p3~p4:おにーちゃーん!
普段は、そんな素振りをひとつも見せないが、実はかなりのブラコン(お兄ちゃんが大好き)のレアナ。
酒にも弱いことが判明(ジョッキ一杯で記憶を無くし、翌朝は二日酔いになるほど)。
 p5~p7:とんでもない事実が発覚
※コミックス1巻の第4話を読み返してみましょう。
p6の1コマ目~4コマ目は第4話からのコピペです。
ラシルが変なおっさんに倒された後、一旦雨が降ったようですが、第4話の時、ラシルが目を覚ましたときはすでに晴れています。
ラシルが寝てる間、レアナが一人で昼食をもぐもぐ食べていたのも実は関係があったようです。
4話と58話の共通する部分から考えると、どうやら、レアナがその“奇跡の力”を使用するとすごいお腹が空くようです。
☆雑誌掲載時との違い:p5セリフ「死んだこと」→「死んだ事」,
p7セリフ「ひょっとして俺・・・」→「ひょっとして(スペース)俺・・・」

 p8~p12:最大虎技
竜化するとその心臓は結晶化するらしい。見た目は水晶。
※天撃(スサノオ)→日本神話に登場する神。ヤマタノオロチ(竜)を退治する。
 p13~p18:女王のおつき
ラストのガイの表情が好きです。
☆雑誌掲載時との違い:p16セリフ「ここまでくれば」→「ここまで来れば」


2020年1月20日(月) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~7巻第59話』

2020年01月20日 17時46分12秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容7巻
1月20日(月)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『眺望』。
 p1~6:広い世界
ラシルがくそ重いというこの“女王の椅子”、爪や骨らしきもので作られているようだが、何なんだろう・・・
 p7~11:山を降りてきた理由
↓可愛い呼び方だと思ってましたが「ととさま」って敬語だったんですね。
※ととさま(父様)・・・父を敬っていう語。おとうさま。父上。 ⇔ 母様(かかさま)
☆雑誌掲載時との違い:p8セリフ「金にかえるため、」→「金に変えるため、」,「軀はそれは」→「軀は(スペース)それは」,
p10セリフ「なにかしら」→「何かしら」

 p12~p15:ツタ族とラト族の話し合い
みんな無事でよかったね^^(ガイは寝ています)
☆雑誌掲載時との違い:p14セリフ「なに?」→「何?」
 p16~p17:レアナが大変な事に!
そして無慈悲にも次回へとなり、あれこれ想像しながら一週間過ごすことに・・・
☆雑誌掲載時との違い:p16セリフ「一体なにが」→「一体(スペース)何が」,「なにがなんだか」→「何がなんだか」



2020年1月19日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~7巻第58話』

2020年01月19日 15時56分54秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容7巻
1月19日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『光に包まれた人々』。
 p1~3:謎の光
光の中にいたのは今や粉々になってしまったラトの町の人々。
 p4~7:レアナの奇妙な行動
肉を貪る少女を取り囲む大勢の人々。みんなどういう気持ちなのだろう・・・
※このレアナの行動の理由は60話で発覚します!
☆雑誌掲載時との違い:p6セリフ「落ちついて」→「落ち着いて」
 p8~16:決着
実はこの58話は6巻の57話と一部時系列が並行していて、
6巻の最後のコマとp8の2コマ目はセリフが一緒になっている。
☆雑誌掲載時との違い:p9セリフ「防御がザルなんだよお前」→「防御がザルなんだよ(スペース)お前」,
p11セリフ「やっちゃいけない事はそういうし、」→「やっちゃいけない事はそう言うし、」,「何者だというんだ!」→「何者だと言うんだ!」
p15セリフ「なに・・・?」→「何・・・?」,「あの光はなに?」→「あの光は何?」,「壊してなお、」→「壊して尚、」,「一体何を」→「一体(スペース)何を」,
p16セリフ「なに?」→「何?」

 p17:ごめんなさいをしに行こう
最初登場した時から思ってましたが、
このpの1コマ目のアングルは特に“姫の椅子”が、リドリー・スコット監督の『エイリアン』を彷彿とさせる。