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ピグマンのお絵描きブログ

漫画家・八木教広先生の作品のファンサイトです。
先生が連載をしていない現在では、何をするかは未定です。
不定期更新。

2020年6月7日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~9巻第82話』

2020年06月07日 09時05分36秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容9巻
6月7日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『あまねく星空の幾つもの光』。
 p1~p3:ノイシュ・ルルロラ・カリギュラサイド
アークネミーの街までの迷路攻略に苦戦する3人。
※カリギュラの真の姿が8巻の時点ではよく分からなかったが、
ここのノイシュのセリフから、少なくとも幼いver.ではないことが判明する。
かといってセクシーver.が真の姿かというと、まだ疑わしいところがある。

☆雑誌掲載時との違い:p1セリフ「ないなら無理(改行)すんな、ルルロラ。」→「ないなら無理すんな、(改行)ルルロラ。」
p2セリフ「有難いけど、」→「有り難いけど、」,「一緒に来て(改行)くれたんだ?」→「一緒に(改行)来てくれたんだ?」

 p4~p6:ポポル・レーヴ・ハザンサイド
何気に一緒にいるハザン。
とりあえずは両腕等の治療をするまで連れて行くみたい。
☆雑誌掲載時との違い:p5セリフ「そのままそこで」→「そのまま(スペース)そこで」
p6セリフ「我々の命を奪うで(改行)しょうが、」→「我々の命を奪う(改行)でしょうが、」

 p7:両サイド合流~街へ
お互い一人ずつメンバーが増えている&7剣から無事逃げ延びたことから、その方法が増えたその一人に関係することを推察するノイシュ。
なので、お互い紹介無し。
第62話のp6あたりでもあったけど、基本、みんなあまり同行している仲間を詮索しないよね(興味がない)。
あと、p7のポポルの「迷路の攻略法」というのが興味深かった。
「端から端に抜ける迷路であれば、左手か右手のどちらかを決め、壁に手をついたまま進めば確実に出ることができる。」
検証の為、ぷりんときっず様(http://print-kids.net/)から迷路を借りて試してみました。
〈右手〉


〈左手〉


結果は、どちらの手にするかで攻略にかかる時間にだいぶ差ができましたが、どちらもゴールできました。
注目すべき点は、どちらも最大で2回しか同じ道を通ることはなく、マッピング等せずとも同じ道を何回も通ったりの迷いが無くなります。
無駄なようで無駄のない攻略法かと思います。
でも最近の遊園地にある迷路は縦方向もある3D迷路が多いのでこの攻略法は使えないのかな?
 p8~p11:壁画2
“壁に映るのは意識下の意識。本人すら気がつかない現在の深層心理”
・ノイシュ,ポポル,レーヴ()・・・未知なる物への警戒心の象徴。前情報に惑わされず、驕らず、恐れず、知らぬ事に対し、真っ当な感情。
・カリギュラ(かわいい子猫2匹)・・・(カリギュラ談)傍について、命がけで守ってあげなくちゃって気になる。
・ルルロラ(パンダ)・・・(ルルロラ談)なんか知らんが泣けてきた・・・
ノイシュ,ポポル,レーヴはラシルと同じく蛇が見えた模様。これは何という面白味ない結果・・・^^
ルルロラの「パンダ」は、p14~p15でも出てくる通り、精霊の「ミギウデ」の形態・スピードスターの姿と思われる。その想いから見えたのかな。
そして、カリギュラの「かわいい子猫2匹」はほぼ間違いなく「ノイシュとルルロラ」のことと思われる。
p2のノイシュのカリギュラに対する質問で、「どうしてこんなとこにまで一緒に来てくれたんだ?」という質問に対して、
p3でカリギュラは、「ただの暇潰しかしら。あんなとこで隠れてると、とにかく暇で暇で仕方ないのよね。(後略)」と答えているが、
本音は、前述の(カリギュラ談)となるのだろう。*^v^*

☆雑誌掲載時との違い:p8セリフ「たどっても、」→「辿っても、」
p9セリフ「守ってあげなくちゃ(改行)って気になるかしら。」→「守ってあげなくちゃって(改行)気になるかしら。」

 p12~p15:家族
ここの流れがすごい好き。
カリギュラが次に壁画を見た時は子猫が3匹に増えているんだろうなぁ。
又、第11話のp11で、レーヴとディヴァのことを本当の兄や姉のようだったと言っていたレアナを思い出した。
 p16~p17:負傷のマクギャリック帰還
ハザンの「破山」を喰らっても生きていたマクギャリック。
でも右半身がえらいことになっているっぽい。
影演出で分からなくなっているが、次に再会するときにはどんな姿になっているのやら・・・

2020年6月6日(土) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~9巻第81話』

2020年06月06日 19時20分56秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容9巻
6月6日(土)


↑雑誌扉絵風に。

※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『イメージの中』。
 p1~p5:いつものラシル
ブーツやグローブなどの媒介する道具なしで光子エネルギーを使用できるようになったラシル。
※p5でアークネミーがラシルがエネルギーを使えるようになった原因としていくつか述べているが、
「神に気に入られた」とかという曖昧な理由よりかは、
第80話のp2で出てきた一文「内に秘める~」でも触れられていたように、
単純に「大きなエネルギーをその身に蓄えている」という理由が一番納得できた。

 p6~p7:ヴィーフェ族の考え方
『一は全。全は一。』
何か聞いたことあるなと思って検索したところ、『鋼の錬金術師』がヒットしました。
何かそういうセリフがあるみたいです。
でも、おそらくもっと前からこういう考え方(?)はあったと思う。
「ヘンカイパン」と検索するとそれっぽいことが出ててくる。
でも、ちょっと調べてみたけど、「わかるのですか?」と聞かれれば、「いや全然。」と私も答えます。
☆雑誌掲載時との違い:p6セリフ「極端に低いのです。」→「極端に薄いのです。」
 p8~p10:相棒と再会
相棒再び。
変わったのは服装。服までラシルと同じに。
鏡映しの髪型とは違い、服装は鏡映しになっていない。
 p11~p12:ディヴァとラシル
ディヴァ、寝間着を初披露!
でもどう考えても、あの上にいつものを着ると、下の方、隙間から見えると思うんですよ。
一旦脱いでもう一度別の布面積の小さいものを穿いていると考えられます。・・・考えられるっ!!
そしてp12のディヴァの「・・・・・・」に込められた想いは、

と思われます///
☆雑誌掲載時との違い:p12セリフ「街にきて」→「街に来て」,「音信はなし・・・か。」→「音信は無し・・・か。」
 p13~p17:新たな技
ラシルの凄まじい威力の新技がディヴァを襲う!
巨大な化け物が爪で引っ掻いたような被弾跡が残る。
p13でラシルが指先一本一本から光子エネルギーを出している描写があるが、
それがこの技と関係しているよう。
※ネタバレすると第92話で出てきます。
☆雑誌掲載時との違い:p13セリフ「微調整もきくから、」→「微調整も利くから、」,「いいけど。」→「いいけど、」,「いうな・・・」→「言うな・・・」,「遠慮せずこい。」→「遠慮せず来い。」
p17セリフ「ちがうって!」→「違うって!」,「到着(改行)しそうですね。」→「到着しそう(改行)ですね。」

2020年5月31日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~9巻第80話』

2020年05月31日 13時26分21秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容9巻
5月31日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『倒せる力』。
 p1~p6:7剣を倒せる力
今回の副題はここからとったと思われるが、自分はずっと副題は「相棒」だと勝手に思い込んでいた。
やはり今回の話の主題は「(ラシルの)力」なのだろう。
「楽天的な男」も「やな(考え方をする)奴」も同じラシル。
ラシルは精神的にもどんどん成長しているんだということが分かる。
 p7~p14:自分の思い描く自分
ラシル自身が生み出したイメージの自分は、光子エネルギーを使用した攻撃をしてくる。
ラシル本人は「アークネミーの街の謎の力により無効化され使用できない」。
※ここではいつだって闘いは不平等だということの表現だとも思うが、
自分のイメージしている自分が可能なことは自分でも可能なはずだとラシルは思ったのではないだろうか。
というかイメージしている時点で、どこかでそう感じていたのでは。
どこかでというので、今回は大帝のおっさんのエピソードが出てきた。

☆雑誌掲載時との違い:p14セリフ「ようは、」→「要は、」
 p15~p16:俺もきっとやれる
まさに自分を破り成長した瞬間。
 p17~p18:相棒
ちょっとしんみりしたかなと思ったが、しれっと次話に再登場する相棒^^

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※上のイラストは某有名ドラマから。

2020年5月28日(木) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~9巻第79話』

2020年05月28日 10時49分13秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容9巻
5月28日(木)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『審判の天秤』。
 p1~p3:ヴィーフェ族
ヴェーフェ族が文字通りベールを脱いでその姿を現わした。
元ネタ(?)が蛇なだけに、なんかひんやりしてそうな肌表現。
ちゃんと髪の毛っぽいのもあり、足も二足歩行。
イルルヤンカシュ等と同様、セリフの文字の書体(フォント)が特殊なので、アニメになったらどんな発声か気になるところ。
☆雑誌掲載時との違い:p1セリフ「辿りついた者の」→「辿り着いた者の」,
p3セリフ「いうのは(改行)てっきり、」→「いうのは(スペース)てっきり、」,「その地を統べる(改行)者の名を」→「その地を(改行)統べる者の名を」

 p4~p15:願いと神の台座
ここまで来た者は大体「神の台座」を使用すると予想する(わざわざ迷路をくぐって来るうえに望みのものが現れるとあっちゃぁ・・・)。
そしてそのほとんどが死んでいるという事実が妙に怖い。
温厚かもしれないが、優しく(?)はない。
そして、アークネミーさん、すごいレアナ姫を挑発してくるんですけど・・・
※p12~p13の見開き、何かのフラグのような気がする。
あとでアークネミーさんが「何も見えない」ことについて解説(?)してくれるけど、
「原初の光」を望む者は「まばゆい光」を見るらしいので、レアナは何を望んだのだろうか?
「レアナの真の目的」、それにちょっとだけ触れたようなお話だったように思えます。

☆雑誌掲載時との違い:p5セリフ「~高める(改行)事が責務であると。」→「~高める事が(改行)責務であると。」,
p6セリフ「なによりの喜びで」→「何よりの喜びで」,
p8セリフ「いる物が」→「いるものが」,
p9セリフ「姫さま」→「姫様」,「あなたが捜し求めるものの」→「あなたが探し求めるものの」,
p10セリフ「姫さま!」→「姫様!」,
p11セリフ「姫さま!」→「姫様!」,
p15セリフ「やはりただの」→「やはり、ただの」

 p16~p17:どちらのラシル?
闘っていた二人がダブって見える。
決着はついたようだがはたして・・・!(次話へつづく^^)

2020年5月24日(日) 『蒼穹のアリアドネコミックス片手に~9巻第78話』

2020年05月24日 22時57分30秒 | 『蒼穹のアリアドネ』コミックス内容9巻
5月24日(日)



※ノンブルの無いページもあり分かりにくいので、各話、ノド側にあるノンブルを参考。
細かい絵の修正には触れていません。


 副題は『闘いの神台』。
 p1~p5:捕らわれた2人
レアナたちの重しの件などを知っていたのは、(後に分かることだが)この覆面の人物がラシルがつくったラシル自身だから。
ラシルの知っていることを知っているのは当然。
しかし、その特性を封じることが出来たのは、(第81話p5のアークネミーのセリフから)この地の神の力によるものと思われる。
そこに辿り着いた者の願いを叶える「神の台座」の力も同じものによるものだろうと推測。
☆雑誌掲載時との違い:p2セリフ「生きることと死ぬことは同義。」→「生きる事と死ぬ事は同義。」,
p5セリフ「なにが」→「何が」,「力をおさえろと」→「力を抑えろと」

 p6~p11:神台の闘い
相手は強い・・・が、何か違和感を感じるラシル。
☆雑誌掲載時との違い:p9セリフ「自分のいる(改行)場所、」→「自分の(改行)いる場所、」,
p11セリフ「いや違う・・・」→「いや(スペース)違う・・・」,「ずっとおかしな事(改行)ばかりで惑わされては」→「ずっとおかしな事ばかりで(改行)惑わされては」

 p12~p17:生き残るのは、ただ一人。
何かに気づいたラシル。大事なことなので繰り返されたフレーズ。読者も気づいた?
☆雑誌掲載時との違い:p13セリフ「やっぱ光子エネルギー」→「やっぱ(スペース)光子エネルギー」,「だけどその」→「だけど(スペース)その」
※p17にて覆面の人物の正体が発覚→もう一人のラシル(但し、髪の分け目や傷跡の位置がすべて鏡映しになっている)。

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補足:上の絵は鏡写しのラシルと、それを真似て分け目を変えてみたレアナです。