入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’20年「冬」(55)

2021年01月11日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 そろそろ上に行かないと、ここに載せる写真がなくなってしまいそうだ。今週は格別な用事、予定はないから10日ぶりになるか、それ以上になるか、とにかく週内には行くつもりでいる。
 天気予報によれば、火曜日はここら辺りも雪のようだから、どうせなら雪の降った後の方がいいと思っている。積雪量によっては途中から車では行けない可能性もあるが、まだスキーはシールを外さずに車に積んだままにしておいたから、そうなったら車は捨てて歩いてもいい。



 昨日は種平小屋夫妻が、HALの墓参りに来てくれた。前々から言われていたが、ようやく来て貰えて良かった、有難かった。HALの好物である唐揚げとカステラを持ってきてくれ、HALばかりか、そのおこぼれに預かれた小太郎(2007年死亡)も、喜んでいたと思う。
 4年だか5年前、5日ほど旅に出て家を留守にしたことがあった。すると、そのことは後になって知ったのだが、二人はわざわざ荊口から来てくれ、それも3日連続でHALの散歩の相手をしてくれたという。留守の間のことは他の人に頼んであったが、散歩までは望めなかった。
 そんなわけで当然、HALもこの二人には懐いていた。ある冬、主人の高橋さんと法華道を入笠牧場へ行ったことがあった。途中から牧場を見回りながら行くため、御所平峠に向かう高橋さんと別れてスキーを滑らせようととすると、驚いたことにHALは後に従わず、なんと高橋さんの後を追った。小屋の前で合流した時、HALはさすがにきまり悪そうなふうを見せたが、あんなことは初めてのことだった。川上犬は飼い主には忠実な犬種なだけに、呆れた。
 昨日そんな思い出話をしていたら、なんとHAL奴は夫妻にくっ付いて入笠の山頂にも登っていたことを知った。これは初耳だった。しかしそれだけ、夫妻のことを信頼していたわけだ。小屋に立ち寄ってくれた帰り、自由にしてやったら、HALはどこまでも付いて行きそうで、連れ帰ってくれたことが何度かあったことも知っていた。
 去年の今ごろは、痩せ細ったとはいえまだHALがいたということが、今では思いの外遠い記憶になってしまったような気がする。

 O里さん、今回の1都2県の緊急事態宣言の発出については8割近く(79パーセント:共同)の人が遅いと言いながら、そういう人たちがしかし、外出の自粛を守ろうとしてないという皮肉な事実もあるのです。「芝平誌」は高遠図書館でも禁帯出になっていて、確か5000円也で入手しました。一段落したら身延の件も何卒よろしくお願いします。
 本日はこの辺で。
コメント
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